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玻璃(ビイドロ)の風が吹く

作者:緋川桐子
青々と茂った万年青(おもと)の梢に、皆から「射干玉彦(ぬばたまひこ)」と呼ばれ恐れられている、一匹の蜘蛛が住んでいた。
油虫の「長っ翅(ぱ)」を時に共犯者にしながら、虫達を狩って暮らしていた彼は、虫を食らわなければ生きていけない己の性を、心の底では嫌悪していた。
そんなある日、彼の見事な巣に一匹の美しい蝶がかかる。そのあまりの美しさから、彼はしばらくその蝶を生かしておこうと考えるが……

命を喰らって命を繋ぐ、罪深き宿業を背負った「射干玉彦」が知った、愛と恩寵とは。
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