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無題/日記  作者: 岸 星煌
二章『絶対的な権力と、逆らう事の出来ない愛について』
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『平和』とは何だ。

それは、争いが存在しない世界だ。

戦争も対立も何も無い。真に何も存在しない事こそが、平和であるのだ。



そうだ。

そうに決まっている。戦争を終わらせた勇者こそが、絶対的な『正義』なのだから。



安心しろ!

貧困で悩んでいても、力を持ちえなくとも!


もうじきこの国は救われる。あと少し、持ちこたえてくれれば良い。


そうすれば争いは生まれることなく、国民は『確立された幸せ』を手に入れられる!



そうだろう?


だから、今ある不都合からは目を背けるんだ。

私が見るべきものは、そんな醜い物では無い。

もっと輝かしい、『星』である。

頂点に立ったのなら、そこから地面を見下ろす?

はは! なんと阿呆なことだ!

更に上を見上げるんだ。空を通り抜け、銀河をも掌握し、その上の天国さえも!



だから、お前らも"上に立つ"私を見るんだ。

私がお前らの、愛すべき人になってやるから。


『私を見ろ。見ろ。ただひたすらに』


『視線を外すことは許さない。全てを私に捧げ、その一生を私に費やすんだ』



……え? どうするかって?


決まっているだろう。この手には『チャーム』が握られているのだから。





はは。



『私』が全て、救ってやる。



全(・)て(・)の(・)意(・)思(・)が(・)同(・)じ(・)であるのなら、それは『平和』以外の何物でもない!





二章 キーワード


『平和』『幸せ』『差異』『指導者』


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