ぼくの父達による溺愛生活~おはよう編~
ぼくが父達に合って一年たった。
ぼくが眠って何万年もたって起きた時に側に居た三人とこの国の王様がぼくの父親だ。
本来ぼくは世界、、、神と一緒に起きるはずだったのだが、ぼくの居る洞窟に冒険者が入って中を荒らしてぼくが眠ってた箱に傷を付けたのがいけなかったらしい。
箱に傷が付いた時に神がかけた魔法が解けてぼくは目を覚ましてしまったみたいだ。
なので、世界(神)はまだ目を覚ましてない。
ぼくとの旅も当然、出来ない。
ぼくはこの世界の事を何も知らない。
体は一応人間なので人間と同じ暮らしの方が良い。
なので、父親達が聖霊王達にお願いされてぼくを育てる事になったのだ。
「ヒメ、起きた?ご飯出来たよ」
≪起きた。今、行くね≫
“ガチャ”
「おはよう、ヒメ」
≪おはよう、シーナ≫
「起きて直ぐに階段を降りるのは危ないから、私が下まで連れて行くね?」
≪うん≫
別に一人でも降りられるけど、初めてこの階段を降りた時に寝惚けて足を滑らせて風の力を使って飛ぶのを忘れて怪我をしたのだ。
それ以来、朝はみんなぼくを抱き抱えて階段を降りる。
ぼくは自分が少しドジな事は自覚している。
ぼくが普通の人間だった時に普通に歩いていて何故か自分の足に引っ掻けて転んだりする事が多々合ったからだ。
だけど、三千年くらい地面も何も無い所で暮らしていたら感覚が少し鈍っているのも仕方ないとぼくは思うけど、他のみんなは危ないから駄目だって言うのだ。
「あ、ヒメ。おはよう」
≪おはよう、エース≫
「ほら、今日はオレの番だぞ!こっちに来い、ヒメ」
≪ん、分かった。おはよう、ラス≫
「おう。はよ、ヒメ」
ぼくはシーナから離れてラスの膝の上に乗る。
これからみんなで朝食だ。
これから朝食なのに何故ラスの膝の上に座ってラスに抱っこされてるかって?
これは父親達のお願いでそうしてるんだ。
ご飯の時はほとんど父親の誰かの膝の上で食べるんだけど、最初は一人で食べて居たんだ。
ただ父親達はぼくを構いたくて仕方ないらしく、少ない時間でも構ってあげられるご飯の時間に交代で抱っこすれば良いという結論になったらしい。
ぼくは特に抵抗もなかったので分かったと言って了承したのでご飯の時間は父親達に抱っこされながら食べる事になっている。
「今日はヒメの好きなオムライスをお昼に作るからね?」
≪オムライス、、、好き。ありがとう、エース≫
「おら、昼飯の前に朝めしだ。今日はサンドイッチだ」
≪ラスの作ったサンドイッチも好き≫
「知ってるっての。エースが作ったココアもあるからな?」
「もうそんなに熱くないと思うから大丈夫だと思うけど気をつけてねヒメ?」
≪ありがとうシーナ≫
シーナはぼくが火傷したら大変だと言って毎朝温かい飲み物の時は猫舌のぼくの為にぬるめになるまでぼくの前に出さないでぬるくなるまで混ぜてくれる。
ここまで見てくれたなら分かると思うけど父親達はぼくを溺愛している上に過保護だ。
ぼくの事をヒメと呼んでいる通り父親達はぼくをお姫様扱いしているのだ。
しかも意識してお姫様扱いしているのではなく無意識でしてくるので何とも言えない。
ちなみに、ぼくの事はほとんどの人がヒメと呼んでヒコと呼ぶ人はほんの少しだけだ。
≪今日は依頼は無いの?≫
「今日の依頼は午後からだからお昼ご飯を食べてからヒメも一緒に行こうね?」
「ヒメを一人この家に置いて行く事は出来ないからな」
「少し遠い所だけど依頼は難しく無いから直ぐ終わるよ」
≪、、、分かった≫
父親達は普通に強い人から見ても化け物級のチートなので依頼のほとんどは難しく無いだろう。
しかもみんな頭もかなり良いのでこの人達が難しい依頼っていう依頼がくるのが難しいだろう。
(むしろこの人達が難しいって感じる依頼って何なんだろう?)




