↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/14

体育祭当日


時は流れ体育祭。


りん「やるぞおおおおおおおお!!!!!!!!!!」


クラスメイト「おー!!!!!!!!!!!!!!!」


耳が痛い。180db族って僕以外にいたんだ。


と、少し感心していると、隣に浅木が座ってくる。


浅木「いよいよ本番だな。」


ゆか「うん、あんなに練習したんだもん。大丈夫だよ。」


りん「聞いてゆか!!この間家庭科部が採寸してきたじゃん??」


浅木と話していると、いつの間にか反対隣にりんがいて、目をキラキラ輝かせて言う。


りん「ねぇゆか!!この間家庭科部が採寸してきたじゃん??」


ゆか「あぁ、あの謎のね、?」


りん「それって体育祭で踊るダンスの衣装の採寸だったんだって!!!


さっき初めて聞いた!!!」


、、は?


いと「あ、俺達もされた。俺達にも衣装あるんじゃね??」


浅木の方を見ると、露骨に嫌そうな顔をしていた。


りん「うわすっげえ嫌そうな顔するじゃん。」


いと「まぁ無理もないよな。いま家庭科部で誰が着付けするか戦争起こってるもん。」


浅木争奪戦ってわけか、、(?


ゆか「と、とりあえず、体育祭、たのしも、、??」


僕は数カ月ぶりにしたポニーテールに金木犀の髪飾りをつけ、やる気を出した。




アナウンス「プログラム1、開会式、校長先生による〜〜〜〜〜〜」


そうして、あっという間に僕達の出番になった。


お昼も食べ終え、盛り上がっていく時間帯になったところで、アナウンスが流れ始める。


アナウンス「プログラム5、2学年による、借り人競争です。」


出るのは浅木といとだ。


りん「いと負けたらスタバ奢りな。あ、うちとゆかに。」


いと「は?」


ゆか「あ、浅木、が、がんばってね、」


そう言うと浅木は振り返って何もいわずに頷いた。


女子「きゃー!!!!!浅木くんよ!!!!!!!」


女子「私を借りて〜〜!!!!!!」


女子がキャーキャーしている瞬間を見ると、気づかれないように


ゴミを見るような視線を送る。


のんびり待っていると、入場し、ピストルが鳴る。


すると、一斉に人がバラけた。


浅木は色んな人の歓声を無視して、お題の紙を引き、顔をしかめる。


何を引いたんだろうか。何を借りるのだろうか。


僕はドキドキしながら見守っていた。


するとこっちに近づいてくる。


浅木「おい。お前ちょっとこっちこい」


息を切らしながら僕に話しかけてきた。


ゆか「ッやだ!!!!!!」


浅木「Huh????」


僕は拒否した。


りん「ええええッ?!??なん?!?なんで??!!」


他の女子の視線が痛いから!!!!嫌だ!!!


ゆか「や、あの、嫌なものはやだ、、」


僕が借りられたらこの学校の女子はどうなると思う?


そう。僕を殺しに来る。


暗殺者を雇ってでも僕を殺しに来るんだ!!!!!


りん「っ、でも、、負けちゃうよ!!」


ゆか「ごめんだけど、、ほかを当たって、、???」


浅木に恐る恐るそういうと、予想もしていなかった返答が返ってくる。


浅木「ッ、、、、お前しかいないんだよっ、」


そう言って浅木は僕の腕をぐいっと引っ張る。


ゆか「うわっ、?!」


バランスを崩しそうになりながらも、浅木に連れて行かれる。


浅木は足が速い。早すぎる。ボクの足はちょっと浮いてる。


女子「きゃー!!!!!????誰あの女?!??!?!」


女子「なんで寄りにもよってあの子?!?」


こうなるって言ったじゃんッッ


僕は本気で抵抗しなかったことを後悔しながらゴールテープを切る。


結果は1位。ここで浅木の負けず嫌いが発揮された。


もっと別のところで発揮してほしかった。と思いながら僕は浅木に抵抗をしない。


ゆか「はぁ、、、はぁ、、、、」


僕は息を切らしながらしゃがみ込む。


実況「浅木さんのお題はーーーー!!!???


「園芸部」でした〜〜!!!!」


、、、は?


浅木「ほら。お前しかいなかったろ?」


そう言って浅木は口角を上げる。


ふざけんなまじで次の種目フォークダンスじゃねぇか無駄に体力使わせやがって


園芸部なんてそこら辺腐る程いるじゃねぇか、、、、、


、、あれ?


僕はこころの中で文句を垂れ流していると、ある1つの違和感を感じた


僕、園芸部じゃn


浅木「、、何ボーッとしてんだよ。衣装とかいろいろあんだろ。早く行くぞ。」


僕は台パンしたい気持ちを必死に抑えて室内に戻った。




家庭科部の子「ゆかちゃん!!衣装とっても似合ってるよ!!」


露出多すぎだろふざけんな


僕は今、着せ替え人形の気持ちを味わっている。


そうか、、家庭科部の子はこういう癖を持った人が集まる部活なんだ、、、(※違います)


短いトップスに短いプリーツスカート。


秋の季節にあっていないと思われたのか。黒いタイツ。


ふざけんな完全に癖丸出しじゃん


僕は不服そうな顔をしながらヘアメイクやらなんやらされる。


家庭科部の子「できたよ!!ちょーかわいい!!!」


そういって手鏡を見せてくれる。


すると、そこには知らない女性が映っていた。


ゆか「、、誰?」


僕は手鏡を受け取ってまじまじと見る。


あ、これ僕だっ☆


ゆか「えっ、、かわいい、、、」


家庭科部の子「ゆかちゃん元はいいんだからっ!!つい張り切っちゃった!!」


そういった瞬間、隣の部屋からとんでもなく高い歓声が聞こえる。


これはまさか、、


僕は嫌な予感を感じ取りながらも、歓声が聞こえる方向を向く。


、、はい。浅木。


なんかかっこよくなっちゃってんだけど。


なにメイクとかしちゃってんの。は?


僕は少し戸惑いながら浅木に言う。


ゆか「あ、、えと、、か、かっこよくなったね、!!」


これしか思いつかなかった。


他になんて言葉をかければよかったのか出てこなかった。


だってガチでかっこいいんだもん。惚れるわ。


浅木は少し驚いた顔をしてから笑う。


浅木「、、お前もな。」


、、は?


惚れてまうやろ〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!!!!!


僕は頭を抱えた。


こいつは無自覚でこういうことが言えるのか??


初対面ではいけ好かないやつだと思っていたのにッ


正気を保てゆか。こいつと僕じゃあ釣り合わないし、僕が死ぬ。(ファンによって)



僕は深呼吸して浅木に向き直る。


ゆか「、、いこっか。」


浅木「、おう。」



アナウンス「プログラム6、2学年による、男女ペアダンスです。」


すると、ゆっくりと音楽が流れ始める。


もちろん浅木をみてキャーキャーする女子はとてつもなく多い。


僕はその声量に負けないよう必死に練習通り動く。


さっきまで緊張で足がガックガク震えていたが、なぜか自然と動けるようになっている。


練習のおかげだろうか。浅木の顔面パワーのおかげだろうか。


僕はそんな余計なことを考えていた。


ふと浅木の方を見上げると、目が合う。


僕はびっくりしてつい顔が熱くなる。


浅木「、、」


浅木はまだ僕を見つめている。


やめろよぶっ飛ばすぞ(?


そうして曲がゆっくりとフェードアウトする。


最後のポーズで拍手が起こり、2人でゆっくりとお辞儀した。












体育祭、いい終わり方だったなーと思いながら片付けを手伝う。


浅木「おい、こっち持てよ」


ゆか「あ、はい。」


僕は浅木にこき使われながら片付けをしていた。


こいつさっきまでかっこよかったのになんなん


すると、後輩の女子が浅木に近づく。


後輩女子「あの、、浅木先輩、話があるんですけど、、いい、ですか、??」


浅木「手短に終わらせてくれ。こいつを顎で使うのに忙しいんだ。」


ふざけんな


後輩女子「じゃ、じゃあ、、こっち来てください、、」


そう言って後輩女子は浅木が人目につかないようなところへ誘導する。


僕は性格が悪いのでこっそりとそれを見守る。


後輩女子「あ、あの、、!!先輩のダンス、すごくかっこよかったです、!!!


あの、よかったら、、私と付き合ってください!!!」


そう言って深くお辞儀する後輩女子を浅木は、冷たく突き放す。


浅木「ごめん、俺そういうのに興味ないから。」


そう言って浅木は後輩女子に背を向けて、ゆっくりと歩き出した。


後輩女子「っ、あの女のどこがいいんですか!!!」


は?


浅木「え?そういう話じゃ、」


後輩女子「あの女が好きだから、、断ったんですよね、??」


浅木「え、だから違、」


後輩女子「嘘だ!!」


後輩女子の声が震えだす。


後輩女子「っ、、、覚悟していてください、先輩、」


そう言って後輩女子は走り去る。


浅木はクソデカため息を付いてからそのまま歩き出す。


すると曲がり角でぶつかりそうになる。


浅木「うお。なんでいんだよ。」


やべバレた


僕は背を向けて走り出す。


浅木「ちょ、おい待て!!」


そう言って浅木は僕を追いかける。


必死に逃げたけど結局は腕を強く掴まれた。


浅木「はぁ、、くっそ園芸部のくせに、、」


園芸部の体力舐めんじゃないわよ。


てか僕園芸部じゃないわよ。


こいつは誰に言っているんだ、、??病気か??


僕が首を傾げると、浅木は「そうだった」というような顔をする。


浅木「、、覚えてないんだったな。」


お前こそ頭大丈夫か??


浅木「、、また明日。」


浅木は一瞬だけ悲しそうな顔をして、僕に背を向けて


いつの間にか止まっていた高級車に乗り込んだ。


僕は呆然と立ち尽くしながら、今日あったことを振り返っていた。





















後輩女子「、、ってわけです。」


??「は?きも。」


??「うちらの浅木くんに手出すとかマジあり得ない。


どうしちゃう??」


???「そうだね、、









潰すか。」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。