13/14
エピローグ
時は流れ18歳になり、結婚式当日。
ゆか「ねぇみて!!!ウエディングドレス!!超きれいじゃない??」
白崎は初めてウエディングドレスを着てはしゃいでいる。
ヘアメイクさんが微笑みながら俺のヘアセットを続ける。
浅木「お前のほうが綺麗だけど。」
俺がさり気なくそう言うと、白崎は硬直してソファに座り込んでしまった。
浅木「かわってねぇな。」
鼻で笑うと頬を膨らませて怒る白崎。
ヘアセットが終わり、俺はゆっくりと立ち上がって白崎に近づく。
浅木「おい、これ、知ってるか?
金木犀の花言葉は、陶酔。
酔いしれてしまうほどいい香りで、
魅力を引き立てるんだよ。
、、お前にぴったりだよな。」
そう言って俺は白崎に小瓶を手渡す。
これは俺が経営しているブランドの香水だ。
白崎は少し驚いてから俺を見上げる。
「もらえないよ、こんなの、、」
「、、お前のために買ったんだ。
、、出会ってくれて、ありがとう。」
白崎は目を大きく見開いて泣きそうな顔で俺を見つめる。
浅木「おい、まだ結婚式始まってすら無いぞ、w泣くなよ、」
俺はゆっくりと白崎の顔に手を伸ばし、涙を拭き取る。
ゆか「、、ありがとう、
大切に使うね、これ、」
白崎は俺に向かってニコッと微笑んだ。
左右対称につけてある金木犀の髪飾りを揺らして。




