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話をしよう!!!!!


ゆか「、、、返事、少し待っててね、」


浅木「、、おう、またな。」


そう言って俺は背を向けてゆっくりと歩き出す。














それから俺達は、いつも一緒にいた。


女子が白崎を妬んでくだらないことをする事件も多々あったが、


全部俺が守る覚悟で立ち向かった。




あっという間に卒業式になってしまった。


ゆか「、、浅木、スーツだ。」


白崎は金木犀の髪飾りをつけて、白崎に似合うえんじ色の袴を着ていた。


浅木「これ以外に無いんだよ。」


ゆか「うわ、めっちゃいいとこのスーツじゃん、、手触りからしてもう違うんだけど、」


浅木「勝手にさわるなよ、w」


俺は微笑みながら真剣にスーツを触る白崎を見つめる。


ゆか「、、ねぇ、1年くらい、待たせてごめんね、


、、お返事なんだけど、」


俺は息を呑んだ。


白崎は、悲しそうな顔をしてからゆっくりと顔を上げる。


































ゆか「、ご、めんなさ、い、」
























俺は強く拳を握った。


ゆか「、、僕、すごく、浅木のこと、好きみたい、


今まで教わってきた愛じゃなくて、










浅木からもらえる、「愛」を知りたい。」


俺は顔を上げて白崎を見つめる。


白崎は涙ぐんだ顔で俺に微笑む。


浅木「、、それって、」


ゆか「、、これから、よろしくお願いしまs」


俺は白崎の返事を最後まで聞かずに強く抱きしめる。


浅木「っ、、良かった、、」


俺は強い不安と緊張で冷や汗が止まらなかった。


安堵のため息をついて、全身の力が抜け落ちる。


白崎が慌てて俺を支えてくれた。


ゆか「ちょっと、wそんなにうれしい?、w」


白崎は俺に柔らかい笑顔を見せる。


その後すぐに、白崎の表情に不安の顔が浮かんだ。


ゆか「、、でも、家族のご挨拶で、優紀さん、が、、」


浅木「、、今のうちに説得しておいたほうがいいよな、」


俺は手で顎を触りながら考え込む。


すると白崎は手をぽんと叩いて何かをひらめいたような仕草をする。


ゆか「じゃ、じゃあ明日挨拶に行こう、!!!早めのほうが、いいでしょ、??」


俺は白崎の提案に少し戸惑うが、快く受け入れる。


ゆか「、き、決まりね、!!!ちょっと不安だけど、


浅木がいるから、大丈夫だよね、?」


白崎は両手で俺の手を握って微笑む。


俺はあまりの小さい命の尊さに頭を抱えたくなった。












面会(?)当日


白崎はお団子にして金木犀の髪飾りをお団子の不規則な場所につけている。


服装は少し高そうなワンピースにネックレスを付けていた。


浅木「張り切っちゃって。」


ゆか「うるさいな、、!結構緊張してるの、!!」


白崎は頬を膨らませながら怒ったような動作をする。


浅木「ふっ、w変わってねえなw」


ゆか「む!!いいですよ僕は一生子供のままです。」


白崎はすねたような口調のまま俺の家のドアを引っ張った。


ゆか「お邪魔します、、」


さっきの声量をどこへ置いていったのかと思うほど小さく震える声でそういう白崎を


笑顔で駆け寄って迎え入れるのは俺の母だった。


浅木ママ「ゆかちゃんいらっしゃい〜!!久しぶりね!


もう17歳だっけ??かわいいわねぇ!!」


ゆか「あはは、、浅木ママさんも随分とおきれいで、、」


白崎は愛想笑いをしながら母に部屋を案内される。


白崎は何かを強く決断した顔をし、開けられた部屋の中にゆっくりと入っていく。


そこにはソファに座っている俺の兄、優紀がいた。


優紀「白崎さん、久しぶり。


僕もちょうど、話したいことがあったんだ。」


兄は白崎を見て柔らかい笑顔を見せる。


白崎はつばを飲み込みながらゆっくりと口を開く。


ゆか「ッ、、お久しぶり、です。


私も、ちょうど、、、お話したいことがあって、」


白崎と俺はゆっくりと兄の向かいのソファに座る。(母は離席)


浅木「、、単刀直入に言う、


俺は、白崎と許婚だ。


来年、結婚する予定で、、報告と挨拶をしに来た。」


そう言って俺は白崎の肩を抱き寄せる。


優紀「僕もちょうどその話だったんだよねぇ。





僕は認めないよ。その婚約を破棄してくれないかな?」


さっきまでの優しい視線から180°代わり、鋭く冷たい目つきに豹変する。


俺は一瞬息を止めてから話を続ける。


浅木「でももうこれは俺達がずっと幼いころからの契約なんだ。今更破棄なんて、」


優紀「でも、俺のほうが白崎さんのこと好きだけど?」


笑顔だけど、笑顔じゃない。暗くて、絶対に裏がある表情をみて俺は核心に触れた。


こいつ、ヤバい奴だ。


優紀「で、どうする?白崎さん、今まで俺が注いできた愛情、もう一度体験したくない?


俺にしかできない愛情表現。俺だけが君に渡せる愛情。


どうかな?そこの落ちこぼれよりずっといい生活ができると思うけど。」


すると突然小声で白崎にだけ聞こえるように話し始める。


優紀「今ここで俺を選ばなかったら、結婚式当日にお前の顔面をぐっちゃぐちゃにして


二度と表に出られないようにしてあげるから。」


兄が白崎に何かを囁いた時、すぐに白崎の表情が青ざめた。


俺は首を傾げて白崎を見つめるが白崎は何も言わない。


俺は不思議に思ったが兄に向き直って睨みつける。


すると兄はニコニコと笑って再び言葉を繰り返す、


優紀「白崎さん、どうする?」


白崎の表情は不安でいっぱいだとすぐに理解できた。


俺は深呼吸をして白崎に問いかける。


浅木「、、、お前の、好きなようにすればいい。


俺は、お前が決めたことなら、否定しない。」


そう言うと白崎は少しだけ安心したような表情に変わり、よく息を吸ってこう告げる。


ゆか「、、確かに、優紀さんの立場はとても優位で素晴らしいと思います。


けれど、僕は、もう決めました。



優紀さん、あなたの愛は、世間一般での愛じゃない。」


そう言うと兄は大きく目を見開く。


ゆか「、、僕は知りたいんです、


、、本当の、愛を。」


そう言って白崎は俺の手を強く握る。


すると兄は大きくため息をついて首を振る。


優紀「、、はぁ、だめみたいだね。これじゃあ。


いいよ。認めてあげる。」


兄があっさりと婚約を認めたことを少し不審に思いながら首を傾げ問いかける。


浅木「、、そんなあっさり、なにか裏があるんじゃ、」


優紀「、、別に裏はないけど、結婚式には参加しないよ。


だって、俺が今まで白崎さんにやってきたこと、犯罪でしょ?


何処かに逃げるよ。俺は。」


そう言って兄はゆっくりと立ち上がる。


優紀「じゃあねふたりとも






























































お幸せに。」


そう言って兄は歩き出し、自室に戻ってしまった。


しばらく俺と白崎の間に沈黙が続いたあと、白崎はゆっくりとソファにもたれかかる。


ゆか「あ”ーーーーーーーー、、、緊張した、」


俺は白崎の肩を抱き寄せて呟く。


浅木「、、優紀の方行くのかと思った、」


すると白崎は俺の方を見上げて歯を見せて笑う。


ゆか「浅木以外からもらう愛なんてもういらないもん!僕が決めた!!」


俺は微笑んで金木犀の髪飾りをつけ直してやった。





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