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過去の地獄2

残酷な描写、過激ないじめシーンが含まれています。



麗華「ほら、ついたわよ」


麗華は教室の窓の手すりに縄をくくりつけた。


浅木「、、、、、」


一応喋ってはいけないという決まりを律儀に守り、ガンを飛ばす。


瑠奈「なんだか反応つまんなーい。もう喋っていいよ。」


浅木「、、どういうつもりだ。」


俺はクラスメイト全員に囲まれていて胃が痛くなりそうだった。


亜由「いやー、今日はね。入学祝いということで、、


浅木くんの好きなものを壊そうの会でーす!!」


みんなが拍手をする。


浅木「は、、??」


瑠奈「じゃーん!!浅木くんの幼なじみがね、浅木くんが生き物が好きって聞いたんだー!!」


そう言って瑠奈は学校で飼っている兎と、雀、蝶々や昆虫をを見せた。


麗華「ただ目の前で殺すだけじゃ物足りないからー、、



あんたの悪口言って殺すわww」


浅木「はぁ、、??」


どうして罪のない生き物を殺す必要があんだよ。


馬鹿じゃねぇの。


、、、言葉が出なかった。


心のなかでは言えるのに。


口に出すことはなかなか難しかった。


亜由「生贄ってわけだね!!それじゃ、スタート!!」


沢山の人が俺にスマホを向ける。


亜由は蝶々の羽をちぎる。


蝶々はもう片方の羽をばたばたさせて、とても苦しそうだった。


亜由「幸薄そうな顔しててうざい。」


もう片方の羽をちぎると、蝶々はパタリと動かなくなる。


手で握りつぶす。


亜由「澄ました顔してんじゃねぇよ、イキんな。」


浅木「ぁ、、、」


蝶々は何も悪くないのに、、俺のせいで、、


クラスメイトが兎の耳を掴む


兎はジタバタと暴れている。


クラスメイト「中学から大人しくなっててうざい。中学デビュー?w」


クラスメイトは兎の前足を曲げてはいけない方向に曲げる。


ゴキッ、、と、鈍い音がした。


兎は「きゅーッ、きゅー」と、耳をふさぎたくなるような痛々しい鳴き声だった。


麗華「おい、耳塞いでんじゃねぇよ」


数人がかりで俺を押さえつける。


すると兎を痛めつけているクラスメイトがハサミを取り出した。


浅木「おいっ、、!」


クラスメイト「正直早く死んでほしい。」


ザクッ、、ザクッ


クラスメイトは兎を滅多刺しにする。


ひどい、、、どうして、、、俺のせいで、、、



しばらく生物虐待は続いた。


かなりショッキングで、俺は呆然としていた。


麗華「いやぁ面白い悪口たくさん聞けた!!じゃ、これからよろーww」


そう言ってクラスメイトたちは帰っていった。





俺は学校に取り残されたままだった。


疲れた。


、、、死にたい










俺はそれを1年間耐え続けた。


中学校生活は2年目に突入し、クラス替えをした。


いじめっ子のリーダーとも離れ、快適な日々が過ごせそうだった。


だけど、、


ある日俺は、急激に痩せた。


人前で笑うこともできなくなり、食事も喉を通らなくなった。


浅木「、、、母さん」


母「どうしたの?」


浅木「、、、学校休みたいんだ。なんだか食欲もないし、、」


俺はなんて言われるのか身構えて言った。


母「、、そんなの甘えよ。」


浅木「ぇ、、」


母「勉強で遅れをとったら死んでも許さないから。」


そう言って母は俺に背を向けた。


あぁ、やっぱり誰も救ってくれやしないんだ。


俺は一時期ずっと遺書を書いていた。


だけど死ぬ勇気はなくて、鞄の中に大量の遺書を入れていた。


俺は今日もどうやって死のうか考えながら学校へ登校した。





靴箱を開けると、1枚の手紙が入っていた。


俺は怪しく思って、手紙を開いてみた。





「今日の放課後、体育館裏に来てください。」



豆文字で書かれた可愛らしい手紙だった。


俺はなんのことだろうと考えながら、教室へ向かった。



ガラッ


クラスメイト「浅木おはよー!!」


明るいクラスメイトが俺に挨拶をしてくる。


浅木「、、おう」


昔は人と話すことが大好きだったのに、今ではすっかり億劫になってしまった。


クラスメイト「んだよノリ悪いなー!!w」


クラスメイトが俺の肩を組む


はぁ、、、


クラスメイト「今日さ、みんなで遊びに行くんだけどどう?!クラスのマドンナもいるぜ」


浅木「、、ごめん、興味ない。」


俺は最低限の会話だけで済まそうとした。


クラスメイト「えー!!でも浅木お前顔いいから瑠香ちゃん(マドンナ)とお似合いだぜ?!瑠香ちゃん浅木の事好きって噂聞いたし、!!」


こそこそと耳打ちしてくる。鬱陶しい。


ていうかこいつは俺の何を知ってこんなこと言ってんだ?


好きとかありえないだろ。ゴミで役立たずでブスで空気が読めなくて汚くて愛想のかけらもなくて冷たくて人権のない奴隷で駄犬扱いされる奴のどこが好きなんだよ。


ご機嫌取りしようとしてんじゃねぇよ。


何言われたって行くつもりはねぇんだよ。いい加減気づけよ。


瑠香って誰だよ。興味ねぇよ。どうせ「好き!」「かわいい!!」とか言っときゃ男は全員惚れるってわかってんだろ。汚ぇ女だな。


だめだ。またたくさん考えてしまった。


死なない、、大丈夫、、


俺は深呼吸をして、クラスメイトに伝えた。


浅木「でもごめん。勉強しなきゃだから。」


返答も聞かずに俺は立ち去った。







放課後、体育館裏で待っていた。


??「あっ、来てくれたの、?」


世間一般で見るとかなり可愛らしい女の子が俺に近づいてきた。


浅木「、、何の用?」


俺は冷たく聞いた。


??「あのね、これ、落としてたよ。」


女の子は、俺が大切にしていたビオラの本カバーを見せた。


それは白崎からもらったもの。幼稚園のころに手作りしたせいか、少しバランスは悪いが、そこまで気になるものではなかった。


、、この人、、去年同じクラスの人、、??


浅木「あ、、それ、ありが、」


俺が本カバーを手に取ろうとした瞬間、上に本カバーを上に上げた。


浅木「、、は?」


瑠奈「どーも。瑠香に変装した瑠奈でしたぁ!!!」


そう言って瑠奈は思わずぶん殴りたくなるような笑顔を見せて、ウィッグを取った。


俺は空いた口が塞がらなかった。


浅木「、、は??」


体育館の出入り口からひょっこりと出てくる男子と女子たち。


麗華「はぁ、、クラス替えしたせいであたしらのおもちゃいなくて暇なんだよね。」


そう言って麗華は瑠奈から本カバーを受け取り、軽々と破り捨てた。


浅木「は、、、おい、、」


俺は思わず声を上げる。


麗華「あ?何?」


浅木「それは、、っ、、」


俺は紙くずとなった本カバーをすぐさま拾い集めた。


亜由「何してんの、、??きも、、」


瑠奈「あー!!そんなに大切なものだったの!?うけるーww」


うけねぇよ、、これは、、これはっ、、







ゆか「じゃあ、、日頃のお礼ッ!!」



俺が一番最初にもらった、、プレゼントなのに、、



俺が夢中で拾い上げているうちに、クラスメイトの1人が俺の鞄の中を漁り始める。


クラスメイト「え”っ、、なにこれー!”遺書”??」


あ、


死ぬ勇気だけなくて、鞄の中に封印していた大量の遺書。


クラスメイト「なになにー??」








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