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少女型嘘発見器

作者:阿智工事
「そいつは孫娘のリツだ。他人の心を読むことが出来る」

湘南にほど近い神奈川某所、郊外にたたずむ古びた洋館。
館に住むのは富豪の老人・黒川蔵人と、十五歳になる彼の孫娘で他人の心を読むことのできる少女・リツ。

『僕』はその館に、住み込みのお手伝いとして勤めることになる。

他人を信じることなく、館にこもったまま資産を増やし続ける蔵人老人。
感情を見せることなく、ただ老人の『嘘発見器』として傍らに佇む少女リツ。
始めはとまどう『僕』だったが、やがて、心を読まれながらの館の生活にも慣れて行く。

そんな『僕』に、ある日、リツが問いかける。
「……私が怖くないんですか?」
正直に「怖くない」と答える『僕』に、リツは予想外の反応を見せた。
「……あなたみたいな人は、初めてです……辞めないで、下さいね」
そう言って――はにかんだような、愛らしい、笑みを浮かべたのだ。初めて見せる、感情を露わにした彼女の表情。
「……うん。辞めないよ、リツちゃん」
リツに認められたことが嬉しくて、『僕』は笑顔で頷いた。

――後になって知る。
彼女のその一言が、恐ろしい出来事の始まりだったのだということを……

※プロローグ+全三章
※ヤンデレものです
【プロローグ/五分前/『僕』】
(プロローグ)
2017/06/04 07:26
【一幕/六か月前/『少女型嘘発見器』】
(1)僕の日常
2017/06/04 07:58
(2)面接の日のこと
2017/06/04 08:31
(3)少女の能力について
2017/06/04 10:32
(4)少女との約束
2017/06/04 14:16
(5)老人の激昂
2017/06/04 18:28
(7)友人の来訪
2017/06/06 06:27
(8)悪夢の一夜
2017/06/07 07:07
(9)ある夜明け
2017/06/08 07:29
(10)嘘
2017/06/09 00:07
【二幕/二か月前/『少女型嘘発見器の罪』】
(12)彼女のこと
2017/06/10 00:25
(16)また今度
2017/06/13 22:20
(17)彼女との電話
2017/06/15 00:00
【三幕/翌朝/『少女型嘘発見器と罰』】
(20)私の朝
2017/06/17 00:28
(21)おじいさま
2017/06/17 22:20
(22)彼の復讐
2017/06/18 03:27
(23)婚約
2017/06/18 06:05
(24)罰
2017/06/18 12:24
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