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蒼い小鳥亭4

ヴァロンは突然、表情を真面目なものに変えた。

ニヤニヤとした笑みを消し、静かにネータを見つめながら呟いた。

「……例の遺物というと、西大陸のエスカータ王国絡みか?」

ネータは一瞬、目を大きく見開いた。

しかしすぐに表情を整え、いつもの冷静なポーカーフェイスに戻した。守護騎士として長年鍛え上げた自制心が、驚きをすぐに押し隠した。


一方、ジーンは相変わらず穏やかな笑みを浮かべたまま、ヴァロンの言葉をまるで聞いていないかのように無視を決め込んだ。

Gカップの胸を軽く腕で押さえ、ニコニコと微笑んでいるだけだった。

ヴァロンは二人の反応を見て、くすりと笑った。

「流石だな……だがよ、俺に隠し事をするのは無理だぜ。目が笑ってねえ」


その瞬間、ジーンが素早く動いた。

彼女はヴァロンの隣に身を寄せると、まるで甘えるように彼の首に腕を回し、正面から唇を重ねた。

ちゅっ……

最初は軽いキスだったが、すぐにジーンはヴァロンの唇を優しく押し開き、舌を差し入れた。

れろっ……ちゅるる……じゅるっ……

ヴァロンは目を細めて喜んでそれを受け入れ、ジーンの腰に手を回した。Gカップの豊かな胸を自分の胸に押しつけるように抱き寄せながら、積極的に舌を絡め返してきた。

ちゅぱっ……れろれろ……じゅぶっ……


二人のキスはすぐに激しくなり、唾液の混じった水音がテーブル越しに小さく響いた。ヴァロンの太い指がジーンの背中を撫で下ろし、Gカップの横を鷲掴みにするように揉みしだく。ジーンは小さく息を漏らしながらも、ヴァロンの唇から離れようとはしなかった。

んっ……ちゅるるっ……じゅるっ……

ヴァロンはジーンの舌を吸い上げながら、片方の手で彼女の胸を下から持ち上げるように揉み、親指で乳首の辺りを執拗に刺激した。ジーンの身体が小さく震え、甘い吐息がヴァロンの口の中に流れ込む。

ネータはそんな二人の姿を、静かに見つめていた。

(……ジーン、相変わらず柔軟ね……)

彼女は淡々としながらも、わずかに目を細めて二人の濃厚なキスを眺め続けていた。


ヴァロンとジーンはイチャイチャとした雰囲気で席を立ち、2階へと消えていった。

ジーンはヴァロンの腕に自分の腕を絡め、穏やかに微笑みながら一緒に階段を上がっていく。

ネータは二人の後ろ姿を見送りながら、静かに息を吐いた。

(……ありがとう、ジーン)

彼女は心の中でジーンに感謝を述べた。

あの場を上手く切り抜け、情報を引き出そうとしてくれたジーンの機転に、改めて助けられた気持ちだった。


ヴァロンとジーンがいなくなると、店内は再び静かになった。

ネータが一人で席に残っていると、ルイーザがカウンターから近づいてきて、隣の席に腰を下ろした。

「ふふ……一人になっちゃったわね」

ルイーザはFカップの胸を軽く腕で支えるようにして、ネータに話しかけた。

「ヴァロンのことだけど……あんな奴だけど、信頼して大丈夫よ。

遺跡に関してはこのアストリア王国でも指折りのエキスパートだもの。あのセクハラさえなければ、とうにA級になっていてもおかしくないくらいの実力者よ」


ネータは少し驚いたようにルイーザを見たが、意外と強い否定の気持ちは湧いてこなかった。

むしろ、彼女の言葉にどこか納得する部分がある自分に気づいて、わずかに目を細めた。

ルイーザは優しく微笑みながら続けた。

「ガンツとマリーのことも、よろしくね。あの子たちはまだ経験が浅いから……あなたたちと一緒にいれば、きっと良い経験になると思うわ」

彼女はそう言って席を立ち、カウンターに戻っていった。


ネータはしばらくその場に座ったまま、ルイーザの言葉を反芻していた。

やがて彼女は静かに立ち上がり、アンリたちが向かった道具屋の方へ足を向けた。

(……少し様子を見てくるか)

ネータはそう思いながら、道具屋の方向へ歩き始めた。


道具屋に入ると、ネネが笑顔でアンリ一行を迎えていた。

「いらっしゃいませ。討伐依頼の準備ですか? でしたら、消耗品や回復薬を中心に揃えておきますね」

ネネはDカップの穏やかな胸を軽く揺らしながら、親切に商品を説明している。

アンリとマリーは仲良く並んで商品を眺め、時折会話を交わしながら選んでいた。


一方、ガンツは少し不機嫌そうな顔で二人を見ていた。

マリーがアンリと親しげに話している姿に、明らかに嫉妬している様子だった。

「……マリー、こっちも見てみろよ」

ガンツはマリーの気を引こうとして、ネネに甘えるように体を寄せた。

そしてさりげなくネネの腰に手を回し、Dカップの胸の横を軽く撫でるように触れた。

「ネネさん、今日は優しいね……もっと近くで教えてくれよ」

ネネは苦笑いを浮かべながらも、ガンツのセクハラを優しく受け流していた。

「もう、ガンツさんったら……ちゃんとマリーさんのそばにいなさいよ」


しかしマリーはガンツの魂胆を完全に看破していた。

彼女はわざとアンリに体を寄せ、肩をくっつけるようにして商品を指差した。

「ねえ、アンリさん。この薬草の種類、面白いわね……もっと詳しく教えて」

アンリが素直に説明を始めると、マリーはさらに体を密着させるようにした。

ガンツの顔がみるみる赤くなり、明らかに苛立っているのが分かった。


その様子を、ちょうど道具屋に入ってきたネータが見ていた。

ネータはネネと目配せをすると、静かにガンツのもう片方の側に回り込んだ。

そしてネネと一緒に、ガンツの両側から甘くセクハラを始めた。

「ガンツ……そんなに拗ねてちゃダメよ」

ネータはFカップの胸をガンツの腕に押しつけながら、耳元で囁いた。

ネネもDカップの柔らかい胸をガンツのもう片方の腕に当て、優しい声で囁く。

「ふふ、ガンツさんったら可愛い……」

二人の豊満な胸に挟まれるような状態になったガンツは、顔を真っ赤にして体を硬くした。


「う、うわっ……! ネータさん、ネネさん……!」

ガンツは我慢できなくなったのか、突然ネネの方に体を向け、勢いよく唇を重ねた。

ちゅっ……!

ベロチューではないが、かなり情熱的なキスだった。

その瞬間——

ぱちんっ!

マリーの手がガンツの頭を思い切り叩いた。

「ガンツ! もう本当にっ! 何やってるのよ!」

マリーは本気で怒った様子でガンツを睨みつけた。

ガンツは頭を押さえながら、慌てて謝った。

「い、いや……その……!」


ネータとネネは顔を見合わせて、くすくすと笑った。

「ふふ……仲裁しましょうか」

「そうね。ガンツさんも反省したみたいだし……」

二人は笑いながら、怒るマリーと慌てるガンツの間に入り、穏やかに仲裁を始めた。

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