【教育関係の方へ】こどもの陰口は筒抜け。黒い気持ちも伝わる
むかーし教職だった私。そんなに長く務めたわけじゃないけど、いろんなものを見てきました。いい経験になった。その中で見た、おそらくまだ現場に残っているであろう"消え去ってほしい部分"を書きました。
こんにちは、みほしです。見に来てくれて、ありがとうございます!おかえりなさい、お茶どうぞ。私は元教職です。むかーしは、現場に出てました。もう出ません。私自身の発達障害や精神疾患もあるけど、職場選びが下手だからです。
教職は責任が重いと思います。子どもの未来を預かる仕事です。性格や人格形成に関わる大切な時期に深く関わり、勉強を教える。それだけでなく、子ども一人ひとりと向き合って、その子が抱える問題も一緒に解消し、生きる力も育まなきゃいけない。
善悪、勉学、人間関係を構築する大切さや困難さ。いろんなものが詰まってる。それが教育現場。そして、多くの子どもを育む現場だからこそ、お預かりしているお子さんの発達障害を発見する機関の役割も担っています。
子どもたちが楽しく学び、逞しく育つ。理想であり、どうかそうあってほしいと願う先生は多い。子どもが好きじゃないと教職を目指さないし、続けて行く上で非常に大切な根っこになるはず。
新任のとき、初めて子どもの前に立ったときは、きっと心も体も喜びと緊張で震えたと思います。
どんな仕事にもいえますが、理想と現実には差がある。越えねばならない壁は多く、人間関係も複雑になる。同僚はもちろん、上司や後輩の中には頭のネジが飛んでる人や、いじめで自分のストレスを発散させるような意地汚い人もいます。
そして教職で頭を抱えるのが、保護者とのやり取りです。おかしな保護者、本当に申し訳ないし言いたくないけど、確実にいます。残念ながら、どうやって今まで生きてきたんかなって思ってしまうような人もいる。
そういう人に限って、文句が多いし話も聞かない。子どもは伸びしろがあるけど、保護者はもう出来上がってる大人。子ども程柔軟に物事を考えられない人も多い。分かってほしいと思うほど苦しくなるし、激しく叱責されて自分がおかしいんじゃないかと思うこともあると思う。
先生たちは人間です。そして保護者も人間です。おかしな考えになること自体は、誰にでもある。どうしてこの人は、こんな考えになって、こういう態度を取るのか。言動の先にはなにがあるのか。そして、こちらが無意識に色メガネをかけていないかを、常に考えておくといいかもしれません。
現場には、子どもが好きで良好な人間関係を構築しようとする先生が多いし、よりよく働きやすい職場になるよう協力し合う先生が多くいます。大事なことです。支え合い、情報の共有は、子どもたちにもいい影響を与えます。
しかしこれも残念ながら、必ずといっていいほどいる、驚くほどクソ意地の悪い教員もいます。そして、そういう先生はいい先生を潰します。子どもの個性も削ぐし、長所を短所に変えてしまい、発達障害などの早期対応が重要な案件も見逃す。面倒なので故意に見て見ぬふりをする人も、残酷ですがごくまれにいます。
そういう人って、表面がいい先生だったらバレないと思ってる節がある。同じ教員に自分のやってることがバレてたとしても、保護者と子どもにバレなきゃいい。
その考えや裏で取ってると思ってる行動。全部子どもに筒抜けです。
・先生同士の子どもに対する陰口
・子どもに対する「言うことを聞かない子」という気持ち
・ダメな子を見る視線
・保護者に対するマウント…若い親を子ども扱い、家庭環境をネタにするなど
・職員室や職員の間で共有している、子どもに対する不適切なあだ名など
子どもってね、見てないようで見てる。聞いてないようで聞いてる。今見下してるその子は、感性の塊であり底知れない可能性を持ってる。
それを引き出す努力もせず、キャリアや立場にあぐらをかいて、子どもを知ろうとしない、決めつけて接する態度も。見抜いてます。
経験は考え方の幅と視野を広げるためのものであり、「この子はこうでしょ」「この親はこの程度」ってレッテルを貼るためのものではありません。
経験は財産です。でもそれは自分の財産であって、人に押し付け、若い芽を摘むための武器にしていいものではない。年齢を重ね、自分を叱ってくれる人が居なくなると、人間は態度が大きくなる生き物なのかもしれない。自分を厳しく律することがでなければ、本当に大切なものを失うことが多い人生になるかもしれません。
でも現場に出続けるのって、どうしてもきついときがある。理不尽な目にも合うし、色々釣り合わねぇよと思うこともあると思います。
聖人君主であれとは言わない。先生だって人間です。文句言ったらいかんなんて、そらもう無理な話です。
場をわきまえる。これです。これさえ守れば、大体のことはなんとかなる。自らに厳しく在り続けるだけじゃなくて、場をわきまえてストレスを逃がす。じゃないと先生も潰れます。
文句言いたい。不平不満を垂れたっていい。
私が言いたいのは、「職場でそういうことを言うな」ってことです。家に帰って友達に愚痴れ。それか飲み屋に行け。機嫌を取ってくれる親なり家族なり、恋人や友達を頼れ。そしてそこで終わらせろ。職場に持ち込むな。
みんなが過ごしやすい環境は、みんなで協力しなきゃならない。教育現場に出てるなら、子どもと正面から向き合い、保護者と子どもを育んでいくのが仕事です。仲間を潰し文句を垂れ、デカい態度を取る教師は嫌われます。
大半は、とてもいい先生。みんな一生懸命で、「この子がよりよく人生を歩めるように」と子どもたちに向き合い、保護者と連携を持っています。
職場全体の足を引っ張るような先生は、子ども伝いに保護者にも浸透する。子どもは意地の悪い先生を露骨に嫌って近寄らないし、保護者は大人なので表面だけうまく取り繕う。バレてないんじゃない。自分だけが気付いてないんです。
どうか教職現場の環境が、少しでも良くなりますように。
若い芽が育つ現場になってほしい。鬱になって辞めていく先生が、1人でも減ってほしい。
元教職の、発達障害当事者の切なる願いです。
みほし ゆうせい
若い先生は、若いってだけあって経験がまだ詰めてません。これからなんです。その"これから"を、経験を積んだ先生が育み伸ばしていく。ベテランこそ大変です。子どもを育み、新人も育む。母性父性に溢れた育みの達人になる。その育みの達人からの指導やアドバイスがあるから、新人が育っていく。
指導とマウントは、紙一重な部分があります。ベテランだからこそ気を使う。時代の流れもある。ハラスメント増えすぎてわけわからん。「自分がされたらいやなこと」に加えて、「自分の子ども、もしくは甥や姪がされたら不愉快なこと」はやらない。これも頭の隅にあるといいかもしれません。




