【病院嫌い】発達民が病院を嫌う理由
発達当事者、病院嫌いであることが多いです。なんで病院嫌いになってしまうのか、発達特有の理由が隠れているかもしれません。当事者目線で病院嫌いになる理由をまとめました。
こんにちは、みほしです。見に来てくれて、ありがとうございます!おかえりなさい、お茶どうぞ。発達持ちの人間って、病院を嫌います。そんなの健常者でも嫌だろと思うかもしれませんが、おそらく拒否の仕方が桁外れです。
病院ね、大嫌いです!もう本当に大嫌い!医療従事者の方が読んでくれてるかわかりませんが、読んでくれてた場合心より謝罪します。大変申し訳ございません。しかし発達民、なんでそんなに病院嫌がるん?って話です。
これにはいくつかの理由があり、大体以下のようなものが該当します。
・音…聴覚過敏の場合、歯医者のドリルや小児科の子どもの泣き叫ぶ声で耳がやられる
・ニオイ…薬品や病棟の独特のにおいが、どうしても苦手
・人の多さ…人間があまり好きではないタイプの発達にとって、ものすごいストレスになる
・待ち時間が長い…いつ呼ばれるかわからず、不安が増すばかり
・嫌な思い出が多い…医師から押さえつけられた、嫌なことはしないといったのに注射を打ったなどのトラウマ
・親の小言…調子が悪いならもっと早く言えなど
こういったものが関わることが多いです。
まず最初に、医療従事者や親御さんへのお願いです。
【そちらから言ったことは守ってほしい】これに尽きます。
・痛いことはしない→注射。痛いです。
・すぐ終わる→歯医者のドリル、全然終わらん。
・終わったらお菓子買ってあげる→買わずに帰る。
そちらからの提示を、発達持ちは丸ッと信じることしかできません。言葉の裏を読む能力が低いためです。
例えば、予防接種を受けに行く場合。
今日注射受けに行くなんて言った日には、そりゃもう家から泣いて暴れて、親御さんは大変なはず。暴れ馬を車に乗せて、腕を引っ張り病院に行って、場合によっては押さえつけて注射を打たせる……なんてこともあるでしょう。
でもこの場合、親御さんは最初から「今日は注射を受けにいく」と言っています。注射を受ける。意味は分かる。だから拒絶する。ひとつ道筋が通っているので、年齢を重ねて経験を積めば、いくら発達持ちでも諦めがつくんです。
できるだけ早くこの"諦め"を習得させるためには、なんで注射を打つのかってのを解説して、本人が納得することが前提となります。……納得してるように見せかけて、全然してなくて泣き叫ぶというのが大前提と思ってください。期待したらダメです。慣れるまで時間がかかります。
しかし、予防接種を受けに行くことを伏せたまま病院に行って、いきなり注射を打った場合。大変な裏切り行為を受けた印象を持ちます。そのため、「今日は注射は打たない」という言葉そのものを信用しなくなるんです。いつ注射を打つかわからない、なにをし始めるかわからないと病院そのものに不信感を持ち、病院を丸ごと拒否。その結果病院嫌いになる発達持ちは、決して少なくありません。
感覚過敏で注射の痛みを過度に感じたり、聴診器の冷たさがどうしても不快という人もいます。嗅覚過敏でニオイが苦手な人も、おそらくいるでしょう。人の多さも、発達持ちには深刻な問題です。
そして一番のネックポイントになるのが、いつまで待つかわからない。おそらくここです!特にお子さんが発達持ちの場合、待ち時間で苦労する親御さんは相当多いと思います。
先の予定が見えていない。これを発達持ちの人はすごく嫌がります。
・自分の予定が狂うのが、どうしてもいや
・いつまでここにいればいいのかわからない…帰れるか不安(帰れるってわかってるけど)
・言っていた時間をオーバーしているのに呼ばれない…約束と違うなど
大人になる過程で、こういうことは何回も経験します。そして慣れていく。経験を積めば、ある程度柔軟な思考を得る人は多いです。そこまでの道のりが長くて長くて、自分の予定が狂うことに対して強いストレスを感じ、見通しがつかないまま待たされというのがどうにも苦痛。
病院側にも都合があります。患者さんが多かったり、急患だってある。大人だったらわかって折れることができるけど、子どもはそれが難しい。そのためひっくり返ったり騒いだりしやすいです。
発達持ちのお子さんを連れて病院に行く親御さん。まず嘘はついちゃだめです。事実を伝えて、約束を守ってください。待ち時間の見通しがつかない場合、ゲームとかを上手に使って時間を潰すのがいいかと思います。ゲームなんて……と思うかもしれませんが、集中できるものや落ち着けるものの対象がゲームなら、使わない手はないです。
発達持ちの既に病院が嫌いな方。同じです~!仲間!!でも、病院は行った方がいい。いいかい、ドラッグストアで薬を買うより、病院に行って処方された薬の方が安いし効く。医師に診てもらうことで、思ってたんと違う何かが見つかることもある。嫌でも頑張って病院に行くぞ!私も行く……!!(血涙)
今回はこの辺で。
猛者の皆さんに、いいことが1つでも多く起きますように。
明日も朗らかに晴れますように。
みほし ゆうせい
発達持ちのお子さんを育てている場合、病院でやることを素直に伝え、約束を守ることを心がけてください。こういう場面から信頼が構築されていき、むやみに病院を嫌いにくくなるかもしれません。




