トイレで排泄、なかなか成功しない原因とは
発達持ちのお子さん、なかなかトイレで苦戦することが多いです。どうしてトイレで苦戦してしまうのか、経験をもとに振り返ります。
こんにちは、みほしです。見に来てくれて、ありがとうございます!おかえりなさい、お茶どうぞ。発達持ちのお子さん、なにかとトイレ関連で躓きがちです。私もトイレに慣れるまで時間がかかり、違和感なく使えるようになったのは小学校高学年になってからでした。
おむつ外しって、今どれくらいから始めるんだろうか。私が子どもの頃は、幼稚園に入る前におむつは取ってきてほしいと、園側から通達があったと母親が話していました。
これね、教育関連で働いてたからわかるんですが、お母さんたち結構プレッシャー大きくないかと思うんです。幼稚園の場合、4月生まれでもうすぐ4歳と、3月生まれで3歳なりたての子がおんなじクラスに入ってる状態です。おおよそ1歳違います。
大人になってからの1歳なんか、なんやそれってくらいなんの影響もありません。77歳と78歳、なんが違うんやって話です。変わらない。老人である事実のみ、周囲と本人が把握します。ただそれだけです。
では子どもの1歳ってどうなのか。就学前のお子さんにとっては、相当な差になります。
考えてみてほしい。
3月生まれてくにゃくにゃの新生児(いい匂い・寝てるか飲んでるか泣いてるか)と、4月生まれでもうすぐ1歳(かわいい・立って歩いてなんか喋って、自分で食べてる)が、同じクラスに入って同じ内容をこなせるかってことになる。無理があるやろと思わざるを得ない。体の発達は個人差があれど、それでもねぇってなります。
現在の保育現場でのおむつ外しは、いったいどうなってるのか。そこは把握できてません。でも昔みたいに、絶対おむつは外して入園して来いって事にはなってないと思う。ずいぶん前の話しですが、7月のプール開始を目標におむつを取るっていう話は小耳にはさんだことがあります。
こんな感じで、健常児でもトイレは一筋縄ではいきにくいものです。発達持ちの場合、クリアのハードルが言わずもがな高い。
私の場合、おむつが取れるのは早かったです。でも、トイレは大嫌いな場所だった。限界まで我慢して、イヤイヤトイレに行ってました。特に幼稚園と小学校のトイレ! 本当にとにかく嫌い。その理由は、以下の通りです。
・トイレを流すときの音が大きすぎる…聴覚過敏で音が耳に刺さる
・トイレの雰囲気が嫌い…暗い、狭い、閉じ込められるなど
・我慢してる感じがよくわかってない…感覚が鈍い
・こだわりがあって、正しい使い方が守れない…腰かけるんじゃなくて、便座に抱き着く感じで座るなど
一番下のものは、私は当てはまりませんでした。そのほか3つはがっつり当てはまってます。
元々相当人見知りで、それにとどまらず場所見知りもしてました。初めての場所が大嫌い。家以外の場所は、母ちゃんがいないので誰も守ってくれません。わらわら自分と同い年の子どもがいる年少のときと、先生への信頼ゼロだったときの年長は、特にトイレを嫌いました。
トイレって無防備じゃないですか。動物的な危機感があったのか、信頼できる人がいないとトイレでやられるんじゃないかと思ってた節もあります。先生への信頼ゼロだったときは、トイレに行ってる間に園バスが行ってしまって自分だけ幼稚園に幽閉されると本気で思ってた。
トイレそのものも苦手でしたが、トイレに行っている間になにかが起きてしまうんじゃないかという危機感もあって、ギリギリまでトイレに行けなかった面もあります。
大人になって考えると、こんな厄介でやかましいクソガキを幼稚園に幽閉するわけがねぇんですが、子どもってそうはならんってことを真面目に考える生き物です。
また、発達性協調運動症(DCD)関連の可能性も考えられます。トイレまで行きつくけど、失敗があまりに多い場合は、DCDかもしれません。
・ズボン下ろす前に漏らす
・トイレットペーパー使うのが下手すぎて、拭き残しがある
・踏ん張るって感覚がよく分かってない
間に合わないっていうのは、多分どんな子でも見られます。健常児でも珍しくない。注視すべきは、恐らくどれくらい長い期間「間に合わなかった」を引きずるか。
私は元教職の発達持ちである以外、特に専門知識は持っていません。当事者であるということ以外の専門知識を持っておらず、ここに書いていることは経験をベースにしています。そのため、具体的に何歳までっていうのは書けません。
私見になりますが、多分小学校進学後も間に合わないっていうのが頻繁にある場合は、DCDを疑った方がいいかもしれないなと思っています。
というのも、小学生になってもトイレ失敗を繰り返していると、子ども自身辛いからです。みんなできてるのに、自分はできない。粗相をするって、相当な屈辱だと思います。精神的ダメージは大きく、子どもだからこそ残酷ないじめの原因にもなり得る。
そのため、幼稚園や保育園、こども園卒園前でもトイレに間に合わない場合は、進学も見据えて一度児童精神科などの専門機関に相談してみるのがいいのかもしれません。
発達持ちのお子さんのトイレ関連で、なかなか頭が痛い思いをされている方。園と連携し、少しずつおむつ外しやトイレ成功の確率を上げていってください。トイレ関連に関しては、私の場合ある日突然習得したわけではないので、時間はかかると思います。
トイレの使い方が独特すぎたり、卒園と進学目前でもトイレに間に合わない場合は、園の担任や専門機関に相談してどう対処すべきかを早めに決めておくと安心かもしれません。
今回は、この辺で。
猛者の皆さんに、1つでも多くいいことがありますように。
明日も朗らかに晴れますように。
みほし ゆうせい
幼稚園年長になってもなかなかトイレ失敗を繰り返してしまうという場合は、はやり早めに専門機関に相談した方がいいのかなと思います。そのときに、他の気になることも一緒に相談すれば、心の突っかかりやもやもや解消につながるかな。
一人で抱え込んでしまうと、親御さんもしんどくなる案件です。子どもの同級生の保護者にはできない相談って、おそらく存在してます。その時に頼るべきなのが、園の担任や専門機関です。




