一度安定したはずなのに。分離不安をぶり返す原因
一度克服できたはずの分離不安がぶり返すタイミングとして、『進級』が挙げられます。進学ではなく、進級です。なんで進級で躓くのか。今回は担任との折り合いの悪さに注目して、体験談を踏まえてまとめました。
こんにちは、みほしです。見に来てくれて、ありがとうございます!おかえりなさい、お茶どうぞ。園に慣れて一旦は分離不安が軽減、もしくはなくなったように見えてたのに、また分離不安で子どもが泣いてしまう。それってなぜなのかを、経験を踏まえてまとめました。
入園や入学で泣いてたけど、夏休み以降集団生活にある程度馴染んで分離不安が軽減する。とてもいいことですね! お子さん自身、安定したメンタルで日々生活を送ることができれば、親御さんの心も穏やかになります。
一度心穏やかな日々を送ったからこそ、分離不安のぶり返しは精神的に非常に堪える。一旦治った、よくなったからこそ、また出口のないトンネルに迷い込むのは、親御さんにとって頭の痛い問題となります。
ではなぜ分離不安がぶり返すのか。タイミングとして多いのが、『進級』です。
どうして進級で分離不安が復活するのか。同じ場所に通うのに、なにがそんなに嫌なのか。多分理由は以下の通りです。
・新しいクラスになじめない…知らない人ばかりで、頼る先がない
・新任の先生で、頼れるか未知数
・いじめっ子が同じクラスにいる
・仲良しの子が居ない
・先生との相性が破滅的に悪い…以前担任だった、関りがあったけど、先生がこちら側に対していい印象を持っておらず発言に棘があったなど
・新しい友達を作る自信がない
・クラスがうるさすぎる…感覚過敏で聴覚が過敏
・新しいクラスの位置がわからず、一人でクラスにたどり着けるか不安など
分離不安の卒業に欠かせないのが、安定した人間関係の構築と、心の安全基地の獲得です。信頼できるお友達の存在や、関りが深い先生が近くにいること、健常児だけを先導し発達障害児を置いてけぼりにしないことなどが条件になります。
また、過度に厳しい先生の場合、健常児でもついて行くのが厳しくなるケースも少なくありません。ごく限られた、一部の優秀で聞き分けの良い子しか相手にしないような先生が担任になった場合、健常児であっても分離不安になる恐れはある。
私自身、分離不安ぶり返し経験ありです。
幼稚園年少は1年泣き通し、年中で一度安定しました。先生が非常に優しく、全くめんどくさそうにしない先生だった。話しかければ「どうしたの?」とこちらに耳を傾けお花の話をして、癇癪を起しても「イヤだったのね(なにが嫌かはわからんけど)」って感じの先生でした。
その先生が私に常々言ってたのが、「あなたの目は美しいものを見るためにあって、あならの耳は美しい音を聞くために神様が授けてくださっている」という言葉。私立の宗教系幼稚園に通っていたので、神様のお話はしこたま聞きました。この言葉もそうなのかもしれませんが、私はこの言葉を未だに大事に心に仕舞ってます。
年中で一気に母ちゃんから離れ、自分で園バスに乗り、園で自分で着替えて、先生に褒められて自信をつける。できないことがあればすぐ先生に言い、手伝ってもらって解決していく。そんな1年でした。すごく穏やかで、とても幼稚園が楽しかった。
年長になって、母子分離不安は見事復活。復活どころか登園拒否までしてました。
なにがそんなに嫌だったのか。先生との相性がめちゃくちゃ悪かったんです。これに尽きます。
年長の先生は、小学校進学を見越して子どもたちにいろいろなことを教え込みます。年長になった私ですが、蝶々結びが出来ず、チャックも自分で上げられず、左右の認識もまだ全然できてない状態。靴も左右間違って履き、口内過敏で食べられるものも少ない。
この状態の私を、当時の先生は許さなかった。
「どうしてみんなできてることができないの!」
「なんでいつも一番遅いの!」
「右と左もわからないのなんか、あんただけよ!」
「年少さんのクラスからやり直しなさい」
「好き嫌いしたと思えば泣くか吐くか。汚い。自分で片付けて」
全否定です。気持ちもわからんでもないけど、5歳の子どもに怒鳴りながら言っていい事じゃないと思うのは私だけなのか……。これで無事登園拒否になったわけですが、時代も時代だったので先生は「お母さんが甘やかすからいけない」と言ってました。
そうじゃねえよって、今だったら言い返せる。でも昔はそうじゃなかった。
給食は本当に食べられなくて、卒園直前に先生が私を年少クラスに引っ張って入って「ここで食べなさい。バイバイ!」って年少にぶち込んだことがあります。年少クラス、大好きです! 喜んで年少さんと給食を食べました。年少くらいの量なら、頑張ったらなんとかなる。年長の見栄とかもあったんでしょう。完食しました。
年長になって初めての完食は、年少クラスに入れるという罰を経由してだった。年少クラスには、私が1年間号泣したときに面倒を見てくれた先生がいました。それもあってのことです。
言わずもがな、立ち話ではあるものの職員同士の話し合いになってました。
年長の先生が主任から呼び出され、ベテランも含めての会議。そこに私も呼ばれて参加。空気読めないので、わくわくしてた。だってベテランの先生も主任も、私の味方だったから。
「なんで給食食べれたの?」と主任に問われ、「少なかったから」と私は即答。
「頑張って食べられる量だったから頑張れた。最初から多いと、食べる前に吐き気が来る」「(年長の)先生にはやめてって何回も言った。でもやめてくれなかったからゲェが出た。汚いから自分で片付けてって雑巾投げられた」主任には言ってなかったであろうことを、ものの見事に担任の目の前で全て暴露。
「怒られるから涙が最初に出る。怒られなければ頑張れる」
「早くしなさいと、なんでできないのしか、年長さんになってから言われてない」
「みー(みほし)みたいにはなっちゃダメって、毎日みんなに先生が言ってる」
そして極めつけに、「先生は母ちゃんいじめるから大っ嫌い。先生が居なければ幼稚園楽しい。先生が怒るから、幼稚園行きたくない。年少さんのままでいい」とまで言いました。空気が読めない子どもって残酷で、本人の目を見て言ったのを覚えてます。
いつも先生が私に「置いていくねバイバイ!」と吐き捨ててました。このとき私は、「年少さんのクラスになるから、先生バイバイ! あっち行っていいよ」って言い返してた。最悪ですね。
分離不安の原因が担任だったときのケースとしては、一番アカンやつだと思います。ちなみにこの先生、この後態度が軟化したわけではありません。結局一貫して私と残り数名のできてない子をクラス内でつるし上げ続けて卒園させてます。恐ろしい人でした。今はこんな先生いないと信じてます。
分離不安が復活している場合、先生との折り合いが悪いことがあります。特に進級後分離不安が強い場合、いろいろな原因が考えられます。前の担任などと相談し、どうすべきかを見極めてみてください。
今回は、この辺で。
長くなってしまいました。申し訳ありません。
猛者の皆さんに、1つでも多くいいことがありますように。
明日も朗らかに晴れますように。
みほし ゆうせい
進級で復活する分離不安は、いろいろな原因があります。私が経験したのは、担任でした。担任との相性が悪くて分離不安がぶり返したのは、幼稚園のこのときだけでした。幼稚園という年齢の低さ、担任の性格などがかかわった、ひとつの例としてとらえて頂けると幸いです。
評価などいただけると嬉しいです。
今はこんな先生いないって信じてますが、私が現役だった頃はまだがっつりいました。いい歳の先生がこうなってることが非常に多いものの、新任から毛が生えたような年齢で経験がなくてもこういった態度を取る先生もいます。いろんな先生がいますね。子どもに圧をかけるような先生は、いちゃ困ると個人的に思う。親と子を追い込むような保育や教育は、あってはならない。




