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断頭台の露と消えた元王妃、異世界ではハーブ園で静かに暮らしたい ~パンがないなら薬草を育てればいいじゃない~

作者:ローナ
最新エピソード掲載日:2026/09/02
1793年、パリ。断頭台(ギロチン)の刃が落ち、フランス王妃マリー・アントワネットの波乱に満ちた生涯は幕を閉じた……はずだった。

目が覚めると、そこは見たこともない魔法と緑が溢れる異世界。
しかも彼女は、辺境の村で暮らす貧しい少女の体に転生していた!

「あんな恐ろしい政治も、ギロチンの恐怖も、もうコリゴリですわ……!」

前世の記憶とトラウマを抱えたマリーは誓う。今度こそ、宮廷の陰謀とは無縁の場所で、心静かに暮らすのだと。

彼女が思い出したのは、かつてヴェルサイユの離宮「プチ・トリアノン」で作らせた農園で、牛の乳を搾り、ハーブや野菜を育てていた楽しかった日々。

「パンがないなら薬草(ハーブ)を育てればいいじゃない!」

今度こそ“本物の田舎暮らし”を楽しむため、マリーは廃屋の庭を耕し、ハーブ園づくりを始める。

しかし、彼女が前世で培った「本物の美意識」「ヴェルサイユ直伝の調合術(香水・美容)」、そしてプチ・トリアノンで培った「独自のハーブ栽培法」は、この異世界においてチート級の価値を持ってしまっていた!

彼女の作ったハーブティーは疲れた冒険者の呪いを癒やし、特製ハーブコスメは街の女性たちを虜にし、ハーブの香りは魔物を遠ざける奇跡の万能薬に。

静かに過ごしたいマリーの思いとは裏腹に、彼女のハーブ園「プチ・ルテティア」には、傷ついた騎士、訳ありの魔導師、さらには噂を聞きつけた異世界の貴族たちが押し寄せてしまい——!?

元フランス王妃が、ハーブの力で自分も周囲も癒やしていく、やり直しスローライフ・ファンタジー!
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