「前を向いて歩こう」
事故でひとり残された香は、清水の流れる小川のほとりに降り立った。
わけもわからず混乱の中一夜が明けると、少しだけ前向きになれた気がする。
子供になっちゃった香が一生懸命に歩いてゆく物語。
話はゆっくりめで進みます。
ムーンにて先行掲載しています。
わけもわからず混乱の中一夜が明けると、少しだけ前向きになれた気がする。
子供になっちゃった香が一生懸命に歩いてゆく物語。
話はゆっくりめで進みます。
ムーンにて先行掲載しています。
01 ほうっ、と息を吐きゆっくりと腰を下ろした。
2014/06/09 01:00
02 もう香には何がなんだかわからない。
2014/06/10 01:00
(改)
03 この場所で、生き延びることを、心に決めた!!
2014/06/11 01:00
(改)
04 香は、何か大事なものを失った気がした。
2014/06/12 01:00
(改)
05 香は、人生最大の驚愕というものを、再度味わった。
2014/06/13 01:00
06 自分もそうなるのだろうか?
2014/06/14 01:00
07 しばらくは此処で果実生活を続けよう。
2014/06/15 01:00
08 もしかして、初めて人と遭遇するのだろうか?
2014/06/16 01:00
09 「馬を連れてきて良かったな」
2014/06/16 08:00
(改)
10 そこで二人は銀色の精霊と会う。
2014/06/16 12:00
11 その後、話すべき事と隠すべき事を細かく打ち合わせた。
2014/06/16 17:00
12 だから異世界!!
2014/06/16 22:00
13 止まったはずの涙がまた頬を伝う。
2014/06/17 01:00
14 「はい!!解りました!!」
2014/06/18 01:00
15 トイレはどこだ!!!!
2014/06/19 01:00
16 「どうした、出ないのか?」
2014/06/20 01:00
(改)
17 言葉じゃダメだ、ジェスチャーだ!!ボディランゲージだ!!!
2014/06/21 01:00
18 「香、起きているか?師団長の前だ」
2014/06/22 01:00
19 カップのスープはコンソメ風味。
2014/06/22 13:00
20 ただの、義務感と錯覚だったんだ。
2014/06/23 01:00
21 「医務長をお連れしました」
2014/06/23 13:00
22 自分は言葉が通じないのだから、笑うしかない。
2014/06/24 01:00
23 だが……、一人なら別である!!
2014/06/24 13:00
24 「どうする?香君」
2014/06/25 01:00
番外 受難のフォルハ
2014/06/25 13:00
25 “精霊”を思い出せば舞も脳裏に浮かぶ。
2014/06/26 01:00
26 日々、何事もなく?過ぎて行く。
2014/06/26 13:00
27 「よほど相性が悪かったのだな」
2014/06/27 01:00
28 香は砦の中でなくてはならない存在となっていたらしい。
2014/06/27 13:00
29 人差し指で、ポッ!
2014/06/28 01:00
30 反射的にギルベルとユーリックはその手を取った。
2014/06/28 13:00
31 子供のオカマってどうなんだろう……。
2014/06/29 01:00
32 それではと、今後の課題をあげてみた。
2014/06/29 13:00
33 「じゃ、じゃあ、街に出てもいいですか?」
2014/06/30 01:00
番外 ボーロックにて
2014/06/30 13:00
34 昼食が終われば、いよいよ外出である。
2014/07/01 01:00
35 「おいしいねぇ~」
2014/07/02 01:00
36 「ふぉるはさん、よろしくお願いします」
2014/07/03 01:00
37 「いろんな事、知りたい!!」
2014/07/04 01:00
38 「此処ではあんなことしているの?」
2014/07/05 01:00
39 「名を聞いてもいいか」
2014/07/06 01:00
40 「こ、・は、・こ・・・」
2014/07/07 01:00
41・42 「その子から離れなさい」 ★
2014/07/08 01:00
43 「……少し待て」
2014/07/09 01:00
44 「香はどうなっている?」
2014/07/10 01:00
45 だが所詮、人の口に戸は立てられない。
2014/07/11 01:00
46 「コラッ! 野郎ども! 飯が冷める、さっさと食いやがれ! 」
2014/07/12 01:00
47 師団長の言葉に香と保護者二人は姿勢を正す。
2014/07/13 01:00
48 そんな素敵なお誘いを断るなんて、もったいない事は致しません!
2014/07/14 01:00
49 「暴れるようなら、押さえ込め」
2014/07/15 01:00
50 ふんっ! と気張れば、ポッ! と光った。
2014/07/16 01:00
51 「……、うん、楽しかった……」
2014/07/17 01:00
52 そんな全部がユーリックの気持ちなのだとしたら?
2014/07/18 01:00
53 「なんだよ、おっさん! はなせ、離しやがれ!」
2014/07/19 01:00
54 「おれ、カイって言います。あの、本当にありがとうございました」
2014/07/20 01:00
55 「そんな……、考えた事ないし、男の子だし……」
2014/07/21 01:00
56 「香、お前もういいのか? さっきは死にそうな顔してたのに」
2014/07/22 01:00
57 嫁!?
2014/07/23 01:00
58 ブチュ~ッ!!
2014/07/24 01:00
59 「……蜂蜜か?」
2014/07/25 01:00
60 大きな手と小さな手。
2014/07/26 01:00
61 「香くん、起きよう、ごはんだよ」
2014/07/27 01:00
62 ひんやりとした清涼感が喉元を過ぎていく。
2014/07/28 01:00
63 「ごねんね、名前しか覚えてなかったの」
2014/07/29 01:00
64 「子どもじゃないのか?」
2014/08/02 22:00
65 香を休ませ、その枕元で二人の密談が始まる。
2014/08/04 22:00
66 「で、ヤツグリはなんて?」
2014/08/06 22:00
67 「香、少し中に入っていろ。目立ちすぎだ」
2014/08/08 22:00
68 澄んだ魔素は人を清め、濁った魔素は人を殺める。
2014/08/10 22:00
69 「心配掛けてごめんね」
2014/08/12 22:00
70 十九歳ならユーリックと同い年。
2014/08/14 22:00
71 「《獅子》ですか?」
2014/08/16 22:00
72 意味は、健やかなる成長
2014/08/18 22:00
73 その雰囲気はどっしりと構えた文字通りの大黒柱だ。
2014/08/20 22:00
74 その意味するところは……、
2014/08/22 22:00
75 穏やかに眠るその表情に力が抜ける。
2014/08/24 22:00
76 何でそこまで警戒するの?
2014/08/26 22:00
77 この目の前にいる、人型を持つものは何だろうか。
2014/08/28 22:00
78 だから子守を頼んだのだ。
2014/08/30 22:00
79 ホロリと何かが頬を伝う。
2014/09/02 22:00
80 クリは庫裏。
2014/09/08 23:00
81 香に何が起こったのか!!
2014/09/13 01:00
82 その背に深紅が散る。
2014/09/20 01:00
83 「オチロ、オチロ、オチロ、オチロ……」
2014/10/03 01:00
84 まさか、という思いと、今回も、という期待。
2014/11/02 01:00
(改)
85 “精霊”は純粋な魔素の塊
2014/11/05 01:00
86 『我か? 我とは、何であろう……』
2015/01/11 01:00
(改)
87 そして、光の粒が凝縮した。
2015/01/14 00:00
88 自分が除かれた要因は何だ!!
2015/01/17 01:00
89 「ほぉ、そこそこ根性はあるのかの」
2015/01/20 01:00
90 そして、二人は動かなかった。
2015/01/23 01:00
91 それが香を思い人のように涙する。
2015/01/26 01:00
92 “精霊”からの祝福。
2015/01/29 01:00
93 「ボクだって無理だ」
2015/02/02 01:00
94 その最たる者が、この男だろうか。
2015/02/05 01:00
95 ほわりと広がったオレンジの光に香が浮かび上がる。
2015/02/08 01:00
96 発光体が人となったのか!!
2015/02/11 01:00
97 香を手に掛けようとした。
2015/07/31 01:00
98 ここへ来る直前の香の姿だ。.
2015/08/02 01:00
99 そして記憶の渦が皆を飲み込んだ。
2015/08/04 01:00