表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛を捨てし軍神の娘は、魔王に堕つ ―十一歳、上杉兼継 覚醒―  作者: 竜太郎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
163/288

第163話 氏康三十七歳、気付く

小田原。


夜。


北条氏康。


三十七歳。


静かな部屋。


灯が揺れる。


紙が置かれる。


越後。


橋周辺。


市形成。


井戸建設開始。


氏康は報を読む。


そして。


しばらく黙った。


家臣が聞く。


「何か」


氏康は紙を置く。


乾いた音。


「町を作っている」


短い声。


家臣は首を傾げる。


橋。


市。


井戸。


どれも小さい。


どれも地味だ。


だが。


氏康には見えていた。


橋だけではない。


町を作っている。


人を残そうとしている。


それが厄介だった。


戦場なら。


勝てば終わる。


だが。


町は違う。


十年。


二十年。


積み重なる。


氏康は窓を見る。


遠い北。


越後。


最近。


報を読むたびに大きくなっている気がした。


(次話へ)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ