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東海道五十三次美人OLスキー旅ミケタマ珍道中  作者: いもたると


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沼津

 狩野川かのがわ沿いに下っていくと、沼津に到着。

 近未来に復元された、沼津城にて、昼食を取ることにした。

 ここのレストランは、セルフサービスで、好きなものを取ることができる、カフェテリア方式。


「丼にするでしょ?」

「する、する!」

 沼津は、新鮮な海の幸が豊富。

 丼にご飯をよそったら、好きな海鮮を乗せていく。


「私、生シラス、釜揚げシラスのダブルでいっちゃう」

「私も、それに、生サクラエビに、釜揚げサクラエビ」

「私も、それ追加」

「さらに、アジにサバにイワシにカツオ」

「さらに、ハマチにタチウオ、深海魚!」


「さらにさらに、マグロにタカアシガニ、それと深海魚追加!」

「追い深海魚!」

「同じく追い追い深海魚!」

 丼から溢れそうになるほど、豪勢に盛り付けた。


「いただきま〜す!むふうっ、幸せ……」

「口の中の浅いところから深いところまで、ぜ〜んぶ駿河湾だわ!」

 おいしい海の幸で十分に英気を養ったなら、出発だ。


 この辺りから、しばらく駿河湾沿いを、まっすぐ進む。

 ここは千本松原で有名。

 それにちなんで、近未来では、コースの上に松林が生えている。

「本当に千本あるのかしら?」とミケコ。

「やるとなったら、本当にやるのが弥次喜多グループじゃない?あなた、数えてみたら?」とタマコ。


 松林をポールに見立てて、ジグザグに滑り抜けていく。

「1、2、3、4……」ターンした回数を数えるミケコ。

「こっちにも、あるわよっ」とタマコ。

 松は何列にも渡って植えられている。

 残念ながら、数えるのは難しそうである。

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