叛逆の聖女と契約の王子 ―アナスタシア・ノルヴェールの記録―
王立図書館で、古文書修復のプロジェクトに加わろうとしていた伯爵令嬢アナスタシア・ノルヴェールは、
突然、眩い光に包まれ――気づけば、王子様の前にいた。
「……君が、俺の聖女?」
冗談じゃない。私にそんな神秘的な属性はない。
本が好きで、社交は苦手で、派手な姉の引き立て役人生。
なのに、どうして私が“契約の聖女”に?
第三王子ユリウス・ヴァルトリアは優しげな顔をして、簡単に言う。
「アナって呼んでいいかな?」
……は?断るに決まってるでしょ。
これは、聖女に選ばれてしまった少女と、
選ぶしかなかった王子の、
やがて歴史の闇に消えるはずだった物語。
だが、その記録は――未来へと、静かに手渡された。
※同シリーズの、『刺青の聖女と契約の王子』の姉妹作です。そちらの進捗状況に合わせての更新となります。一応、どっちから読んでも繋がっていると思うんだけど……
突然、眩い光に包まれ――気づけば、王子様の前にいた。
「……君が、俺の聖女?」
冗談じゃない。私にそんな神秘的な属性はない。
本が好きで、社交は苦手で、派手な姉の引き立て役人生。
なのに、どうして私が“契約の聖女”に?
第三王子ユリウス・ヴァルトリアは優しげな顔をして、簡単に言う。
「アナって呼んでいいかな?」
……は?断るに決まってるでしょ。
これは、聖女に選ばれてしまった少女と、
選ぶしかなかった王子の、
やがて歴史の闇に消えるはずだった物語。
だが、その記録は――未来へと、静かに手渡された。
※同シリーズの、『刺青の聖女と契約の王子』の姉妹作です。そちらの進捗状況に合わせての更新となります。一応、どっちから読んでも繋がっていると思うんだけど……
序
序 召喚なんて聞いてません
2025/05/11 14:53
(改)
前編
01 アナスタシアです!
2025/05/11 14:54
(改)
02 召喚されている場合ではない
2025/05/11 14:54
(改)
03 寝室は別でお願いします
2025/05/11 14:54
(改)
04 契約はしても結婚はご遠慮します
2025/05/14 18:18
05 私の嘘
2025/05/15 19:42
06 かっこいいなんて、言ってないし!
2025/05/17 18:39
07 帰宅しました!が……
2025/05/17 21:25
08 かわいいって、言われたから
2025/05/18 01:08
09 私は、まだ何もしていない
2025/05/19 20:33
(改)
10 聖女は学びたいのです
2025/05/21 02:27
11 記されたもの、封じられたもの
2025/05/21 02:27
12 鍵と檻
2025/05/21 11:17
(改)
13 この夜を越えても、好きはまだ言わない
2025/05/23 22:45
14 女神はどこにいる?
2025/05/25 00:40
(改)
15 「好き」は魔法かもしれない
2025/06/03 02:27
(改)
16 暗示解除は愛のはじまり
2025/06/04 11:12
17 慶事は春を待って
2025/06/05 01:23
(改)
後編
18 契約の光に包まれて、誓いと疼き
2025/06/12 00:49
19 術式に抗う夜
2025/06/13 00:54
(改)
20 誰にも強いられずに、あなたと
2025/06/13 16:46
21 贄の玉座
2025/06/15 00:45
(改)
22 禁じられた祭殿
2025/06/18 11:55
(改)
23 深淵の女神
2025/06/18 18:15
(改)
24 封じられた記憶と偽りの葬儀
2025/06/19 00:32
(改)
25 次なる贄と、神の座
2025/06/20 00:29
26 神の座に届かない
2025/06/21 01:55
(改)
27 『女神に染まらなかったあなたたちへ』
2025/06/23 22:07
(改)
28 旅立ちの朝
2025/06/24 23:20
29 深淵を喰らわせる
2025/06/25 20:04
30 ここに、すべてを託して
2025/06/25 22:29
(改)
最終話 二度目の恋のはじまりに
2025/07/02 12:25
(改)