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神威(カムイ)の流転と聖なる詩片  作者: カムイ ピリマ(神はひそかに教える)
第弐部 『時空を超えし幻の軍勢』ラーマーヤナ(一書)編――秘幻乃神謡 其之壱 昔日英雄乃詩――
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第13倭 神城の二柱、顕現せん真なる軍勢

其之壱 「神城にて想い交わさん 幻者と羅刹王」



「……へっ、遣られちまったのか、アイツ……。

 まぁいい。

 それならよ、本来の『幻の軍勢』……出陣、だな。

 雷霆超越乃神(インドラ・ジット)、後は頼んだぜ!」


 城中に響き渡るブラフマー・マーヤーの怒声(ピリマ)。

 彼の一言一句は「神威之啓示」となりて兵士を呪縛してゆく。


「わが父の朋友、梵天王幻者(ブラフマー・マーヤー)よ。

 任せておくが良い。

 たかだか数柱の神威など、我がすべて屠ってみせよう!」


 インドラ・ジットが掌を翳す。

 すると虚空が揺らめき顕れる夥しい兵士達。

 その姿は、先の昏餓鬼よりも更に屈強である。


「我が精鋭闇闘鬼(ニトネィ)達よ!

 まずは其の方等の強さ……。

 我等が聖地に無断で踏み入りし愚か者共に、とくと見せ付けてやるが良い!

 征くぞ!」


 インドラ・ジットの掛け声と共に、闇闘鬼の軍勢は、彼と共に幻の様に虚空に消え去りゆく。

 ブラフマー・マーヤーと共に静かに「幻の軍勢」を見送る影。

 魔王ラーヴァナ。

 

「そういや羅刹王(ラーヴァナ)さんよ、アンタは本当にあんな程度の兵で良かったのか?

 それじゃぁ殆ど自分で闘う羽目になると思うぜ?」


 彼が率いるは……「昏餓鬼」と化してやっと闘いに赴けるオロチ族。


「命ぜられし目的を違えている故、問題なきなり。

 奴等の『飢渇の想念(ウェンイレンカ)』こそが必要なり。

 そして、それも彼の刻の進撃にて、『主なる神』の命、既に果たししなり」


 オロチ族は、飽くなき飢えの想いを利用された様である。


「そして、彼の刻に於いて、彼奴等はまさに『幻の軍勢』として働けしなり」


 ブラフマー・マーヤーも想い出したように深々と頷く。


「そうだったな……!

 あの『民の希望の聖乙女(ピリカ・メノコ)』……。

 確かこう呼ばれていたよな?

 あの刻……だろ?」


 そう言って彼は暫し前の刻を想い還してゆく。


「……あの刻、俺様達は周りの國からあの『乙女』に助けが入らねえように、陽動を受け持ったんだったよな。

 俺様が足止めした上伽耶(ウガヤ)を護っていた武人、アイツは強かったな!

 多分、アイツも緋徒《フィト》だったんじゃねえか?」


 ラーヴァナの片繭が上がり、彼の刻に二度と征けぬ無念を露わにする。


「後よ、あの刻、『こちら側』として、神託啓示ノ國(イトムコカヌ=ナ)?

 なんか、あの聖乙女の兄貴のいる國か?

 其処を受け持って暴れていた……『ミカヅチ』だっけか?

 アイツも、おもしれえ技遣っていたな」


 彼の話では、乙女の身に無理筋徹し、雷光を統べる神威と成るらしい。


「あの後によ、『向こうの刻』の奴等は、『俺様達の刻』へは、『刻を超えて来れねえ』と聞いたから、残念だったよな」



 刻を超え戻りしブラフマー・マーヤーも知らぬ、その後の出来事……。


 王を倒し、半壊させた「神託啓示ノ國」より、颯爽と「城」へ凱旋するミカヅチに響く神威之啓示(カムイピリマ)。


「ヒヒッ!

 キミは『コチラの刻』に連れて行けないから、ここでオサラバさ!

 しかし、ご両親の領土を護ってくれていた國に対して、とても良い働きをしてくれたねぇ!

 褒美に『正気』を還してあげよう!

 この後キミが授けた権能をどう遣うかは、後でのお楽しみにしておくからねぇ!

 ヒャハハハハ!」


 彼女は絶望と断罪の想いで、権能を献上し輪を廻る為、再び神託啓示ノ國へ向かう事となる……。



 ブラフマー・マーヤーは、まだ見ぬ強者の可能性を廻らし、励ます様にラーヴァナへ声をかける。


「しっかし、アンタの武への拘りも、其処まで行くと尊敬できるってもんだぜ」


 静かに微笑んで頷くラーヴァナは、「主なる神」の神威之啓示を想い還す。


『彼の娘、根源の氣力持ちし民衆(ウタラ)の乙女……。

 その乙女の『想念(イレンカ)』 完膚なきまでに絶望の淵に追い遣るが良い

 ただし決して輪を廻らせてはならぬ……。

 さすれば其方の望み、因果の帰結にて齎されん』


 見事成し遂げたラーヴァナ。

 彼に齎されしは……「神魔に負けぬ絶対的なる武」。


『……先のこの城の奪取、此度の乙女を絶望の淵に立たせん事……。

 遺る英雄王(ラーマ)屠りしならば、堕天した兄に成り代わり、其方を次代の「多聞天(ヴァイシュラヴァナ)」とせん……』


 主なる神がラーヴァナへ齎した福音(ピリマ)。

 それは、「望まぬ魔王」をさせられしラーヴァナが、魂の奥底より渇望せし栄光。


「――必ずや。

 実に身に余りし有難き恩情。

 必ずやご期待に沿えんと。

 身命を賭して迎え討たんと、此処に誓願献上奉りまする……!」


 深々と長揖し、ラーヴァナは誓う。

 頭の内に黄泉還るは、遥か遡りし刻。



「これが此度生まれし子等であるか、ヴィシュラヴァスよ」


 並ぶは、紺碧と紅蓮に輝く眼を湛えた赤子達。


「ならば、『陰陽』、そして『流転之理』に則り、此方の碧き瞳の子に『多聞天(ヴァイシュラヴァナ)』を、紅き瞳の子に『羅刹王(ラーヴァナ)』を任せん」


 「六天統治王」により定められ、「羅刹王」となるべく彼は育てられてゆく。

 彼と対照的に、兄は「多聞天」となり、四大王天の鎮護の神威として、そして彼の天超飛翔神(カンナ=カムイ)威之城(・チャシ)の守護者を任せられ、華々しく活躍してゆく。


 そんな折に齎される「神威之啓示」。


「ヒヒッ! 『主なる神』がご所望だよ。

 天超飛翔神(カンナ=カムイ)威之城(・チャシ)……。

 奪っちゃぇっ! ヒャハハハハ!」


 従い実行し、兄を失墜させ、「城」と今の地位を掌にする。

 主なる神はこの城を揺籃とし、遥かなるいにしえに受けし傷を癒し直霊す事に専念してゆく。


『後の事は其の方等に任せん。ジェスター、彼等の後押しをせよ』


 主なる神直属、道化師ジェスターを後ろ盾として、ラーヴァナとブラフマー・マーヤーは掌を取り合い、神威之啓示を実践してゆく……。



 共に想い還しながら、ブラフマー・マーヤーが不敵に笑う。


「……『境涯』じゃぁ俺様が圧倒しているのに、勝てねえんだもんな……!

 まぁ、アンタと俺様が掌を取り合えば、すべての事が想うが儘だぜっ!」


 神威、魔王、そしてその眷属に対し、絶対的な勝利を「因果」として齎されしラーヴァナ。


「俺様はっていやぁ、『アンタ以外』の誰にも負けねえ。

 この六道輪廻世界を納める『|六天統治王《イワン=アン=ルーガル》』すら、『境涯』の格差って奴はどうにもなりゃしねえ。

 例外って奴ぁ……」


 彼がブラフマー・マーヤーへと「綴り直霊」された直後に齎された啓示。


『未だ世に顕現せぬ『統治之神威(シュメールカムイ)』……。

 その権能揮いし者は警戒せよ……』


「俺様は……万象を統治する『統治之神威(シュメールカムイ)』とかいう奴。

 アンタはなんてこたぁねえ、緋徒(フィト)や民衆(ウタラ)だろ?

 特に俺様は……この世の『真なる管理者』として産まれ直霊されたからな。

 抗い切る相手、顕れる事を祈ろうぜ……!」


 静かに城より眼下を見据えるラーヴァナ。


「此の魔の島(ランカー)へ入りし者達……。

 気配(けわい)から、民衆(ウタラ)混じりしなり。

 儚きその身で武を極めし者がいれば、僥倖なり」


 ラーヴァナが募らせる無謀なる願望に、ブラフマー・マーヤー思わず失笑する。


「なるほどな……。

 だがよ、ソイツはちいとばかし無理筋過ぎねえか?

 ラーヴァナさん、アンタの魔闘氣《ウェントゥム》の強烈な波動……。

 並みの民じゃぁよ……。

 それ浴びちまっただけで輪を廻るってもんだろ?」


 憂いと憐憫を露わに漏らすラーヴァナの落胆《ピリマ》。


「……『想念《イレンカ》』にてすべてを超克するなど……。

 まさに『夢物語(カムイ・ユカラ)』でありしか……」


 粗野に彼の背中や肩を叩き励ますブラフマー・マーヤー。


「まぁよ、どうやら中々に強烈な神威も交じっているようだぜ?

 相手には困らねえから安心すると良いぜ、相棒!」


 ラーヴァナは、僅かに笑みを浮かべ静かに頷く。

 再度城下を見つめ、独り想いを廻らせる。



(願わくば、我が魂(ラマトゥ)揺さぶるる程の強者が顕れん事を……)



其之弐 「真なる幻の軍勢 顕れん」



「この森を抜けし処こそ……彼の城待ち受けし原野でござりまする!」


 街を後に一行は森を抜けてゆく。

 不思議と、進めども一向に敵は襲ってこない。


「おかしいわね?

 軍勢が敗走したのに追撃が来ないわ……?」


 ミチヒメは、行軍の矛盾に気付き訝しむ。


「一旦、負からさってるのに来ねぇのは、それ以上の強敵がいるってことだべさ」


 悠然と歩きながら臆する事もなく、事も無げにオーディンが言う。


「もう、いっつも簡単に言うんだから……!

 でも、良いわ。

 どんな相手だろうと……わたしがこの拳で倒してみせるわ!


 力強く拳を握り締めてミチヒメが笑う。


「勇ましき事天晴なり。

 だが、この軍勢を前にその想念(イレンカ)、貫き通せるか否や……?


「森を抜けた先!

 今の声……。

 羅刹王(ラーヴァナ)でも梵天王幻者(ブラフマー・マーヤー)でも無きしなり。

 一体……?」


 ラーマは、声の主が未知の存在である事を観じ取る。

 横で蒼白となり震えているのは……ハヌマーン。


「ま、まさか!

 よもや彼奴が待ち伏せしているとは……!」


 絶望の面持ちで吐き捨てる様に言う。


「ハヌマーンさま……この声の主、そんなに強いのですか?」


 静かに頷いて語り始めるハヌマーン。


「……雷霆超越乃神(インドラ・ジット)……。

 皆様はこの名前すらお忘れでござりましょう。

 彼奴は、あのラーヴァナ以上に魔術に長け、しかも祝福を受け不死となりし強者でござりまする……!」


 その名を聴いて唯一反応したのがミチヒメ。


「聴いたこと、書物で観た事あるわ……!

 あの、参拾参天(レワン=レ・アン)を治めている神威さまを倒したって」


 その言葉にハヌマーンは険しい表情で頷く。


「その因果の帰結として、彼の神威殿は今はこの大地に住まわれておりまする」


 片繭を上げ不服そうに聴いているのは……オーディン。


「そったら事ある訳ないべさ……!

 『アイツ』さ勝てる奴なんて……。

 それこそ『地上之王(モシリルガル)』になれるべさ!」


「え! オーディンさまこの神威さまご存じなの?」


 オーディンは、不敵に笑い天を指し示す。


「あっこから、きっともって観ているべさ!」


 黒雲が僅かに瞬き鳴り響く雷。

 楽観的なオーディンと裏腹な、沈んだ声のハヌマーン。


「で、ありまするが……。

 『かつて綴られし刻』では、吉祥剛弓者(ラクシュマナ)殿が授かりし生命生氣之善神(アスラ)をも倒せし『矢』こそが、インドラ・ジットを倒せる唯一の存在でありました……。

 不死なる彼奴……一体如何様に致せば……」


「ラ、吉祥剛弓者(ラクシュマナ)……!

 何故なりしか……その名を聴くと、涙が止まらぬ……!」


 理由を知るハヌマーンの眼にも滲む篤い滴。

 しかし今は、喪われし悲しみよりも、立ちはだかる絶望へと想いを直霊する。


「『かつての詩』とはまるで勝手が違いしなり……。

 これを如何として打破すべきでござりまするか……」


 絶望を切り拓かんと悩むハヌマーン。

 すると突如森を抜け開かれる視界。

 遥か彼方まで続く原野。

 その中央程の位置に設置されている台座。

 僅かな近衛以外、目に付く兵力はない……。

 長と思しき存在が、悠々と中央奥の台座に座り叫ぶ。


「良くぞ来た!

 我こそが天空の覇者を屠りし、雷霆超越乃神(インドラ・ジット)なり。

 先の雑兵などではない、真なる『幻の軍勢』、此処に顕現せん!」


 インドラ・ジットの咆哮に、見渡す限りから顕れる軍勢。

 その先頭に居並ぶ、屈強な鬼の集団。


「あれは……闇闘鬼(ニトネィ)でござりまする!」


 先の蛇頭の「昏餓鬼」を遥かに凌ぐ体躯、隆々と発達した筋肉。

 一同掌には鋭利な槍や直剣を携えている。

 一際立派な個体たちは武器を持たず己の爪を輝かせる。

 その奥には弓兵も顕れている。

 人魔一体の混成軍が突如として顕れる。


「なるほどだべさ。

 あいつぁ、魔術は大分やるべさ。

 したから、なるべくそれさ遣われねえようにした方が良いべさ」


 オーディンが言うには、此方も陣形を保ったまま真っすぐ進めと。

 「真理眼」を紅蓮に輝かせて、厳しい表情でオーディンは続ける。


「アイツ等ぁ、元魔の島(ランカー)軍の兵士……だべさ……。

 『輪さ廻らしちゃ』なんねえべさ。

 したから、インドラ・ジットだけ倒しに行くべさ!」


「この数の、しかも人外なる闇闘鬼(ニトネィ)相手に『不殺』の戦をせねばならなき訳であるな?」


 冷たい汗を流し尋ねるラーマに、真剣な面持ちでオーディンが頷く。


「んだべさ。

 まかり間違って、闇闘鬼を輪さ廻らせたら、みぃんな、堕ちてしまうべさ……!」


 齎されるのは……罪なき民の命を奪いし罰。


「ちょっと待って?

 それじゃわたし達は、自分たちが『輪を廻らされる』かもしれない中、相手を倒す事もできないの?」


 あまりの不条理に想わず突っかかるミチヒメ。


「『わしゃ達』が掌を出しちゃなんねえべさ。

 神威、王、王女……これ等は須らく『民衆(ウタラ)を護る者』でないとなんないべさ。

 したから……」


 オーディンは、チュンダを彷彿させる悪戯っぽい笑顔を浮かべる。


「わしゃが助っ人呼んでやるべさ!

 こいつ等は、すでに『輪さ廻らさっている』から、因果の帰結すら関係ないべさ!」


 オーディンは、絶対の自信で拳を突き上げる。


「今こそわしゃ専用の至高武具(ハイヨク=ペ)、『鳴動乃槍(グング・ニール)』よ!

 掌元さ還ってくるといいべさ!

 そしてこの槍を導として、『英霊乃館(ヴァル・ホル)』から来ると良いべさぁっ!

 英霊招還! 『夢幻乃軍勢(エイン=ヘリャル)』!!」


 オーディンは、スレイプ・ニールと共に戦場の真っ只中へ赴く。

 そして呼び寄せた「グング・ニール」の権能を揮う。

 槍が激しく煌いて、彼の絶唱が響き渡ると、インドラ・ジットのお株を奪う夥しい軍勢が、まさに夢幻の如く参上する。


「良くぞ我が召喚に応じ来てくれたべさ夢幻乃軍勢(エイン=ヘリャル)達!

 汝らの成すべき事……そりゃこいつらを、『輪さ廻らさる事』じゃないべさ。

 わしゃ達があの小生意気なインドラ・ジットさぶち倒すまで、『堪えて』欲しいべさ!」


 そして相対する「幻の軍勢」に向け、静かに言い放つ。

 それは、オーディンが齎す絶対なる「神威之啓示」……。


「一つ言っておくべさ……。

 わしゃが『この槍さ向けて進軍させた』刻……。

 その軍勢には『絶対の勝利』が齎さるべさ。

 『参った』言うなら今の内だべ……さ?」


 闇闘鬼達は一瞬たじろぐも、それすら屈辱と怒りに直霊し強烈に襲い掛かろうと激しく咆哮する。


「ラーマさん……。

 おめぇさんが片刻も離さず抱かさっていたその弓……。

 夢幻乃軍勢(アイツら)呼んだから……解ったべさ!

 大事に抱えていた理由は、これだべさ!


 いっくべさぁっ!

 英霊顕現《カムイ=エウン》! 吉祥剛弓者(ラクシュマナ)!!」


 ラーマの弓が突然輝きはじめる。

 そして、呼応する様に天空に顕れた「英霊乃館」より齎される、一筋の真輝銀の瑞光。


「今だべさぁっ!

 ミチヒメちゃん!

 弓さ氣力付与して欲しいべさぁっ!!」


 輝きを観て放つオーディンの咆哮《ピリマ》。


「弓!?

 解ったわ! お兄さま、行きます!

 付与生氣呪(ラムハプル=トゥム)!」


 すぐさま意を決し全力で付与するミチヒメ。

 観る間に弓へと吸い込まれてゆく。

 そして先の瑞光が、弓目掛けて清廉な煌きを放ち降り注がれる。

 放たれる琥珀色の氣力。それはまさに生命の息吹。

 顕れたのは……琥珀に輝く法衣を纏った、見目麗しい中性的な姿。

 その美しさと裏腹に迸る強力な氣力。


「……お待たせいたしました『英雄王(ラーマ)お兄さま』。

この吉祥剛弓者(ラクシュマナ)、この胸に抱きしあなたへの想念(イレンカ)を顕し、ここに馳せ参じました」

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