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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

青灰の地より

作者:不病真人
最新エピソード掲載日:2026/01/31
神は死んだ。
巨大な骸は灰と化し、大地を覆い、すべてを呑み込むほどに世界を覆った。
 
 その地は何かを拒んで。
 その地は何かを慈しんだ。

龍にして、龍にあらず存在への信仰は未だに潰えぬ地で男が一人。
その匂いは冷たく、記憶すら燃やし尽くす。

 そんな感覚も現実へ移る。
やがては一人の身でなくなる。

灰の大地から旅立ち向かう先にて、選ばれた記憶と再会する。
失われた真実を求め、絶えずやまない恐怖の存在に抗う運命の旅に、残響の成れ果ては、再生の火は灯すのか。

出会う全てにおいて、森と木々、海と波。不可視な存在、常なる敵。
気がつけば足元には、死した森。
葉の代わりに灰を纏う木々は、風に軋みながら過去を語る。
彼方には、光さえ映さぬ暗闇の深淵に等しいか、その海。

波が鈍くうねり、地上にも関わらず深淵からの目が旅人を見上げるように彼を見下ろす。
踏み入る地のすべてに、不可視の敵が息を潜めている。
 
 海が父として、混沌は形を持つか。

恐怖で体が震えている男に神の偉業が降り注がれる。
彼は忘却の海に沈んだ真実に打ちひしがれるか、または己の魂を削る毒に喰われる定め。
形なきそれらは、決して、眠りを許さず、息を潜め、常に脅威になる。

焔で導くのは、過去か、真実か。救済か。

 英雄の叙事詩になるか。

騎士に詩人に、帝国の存在。

打ち滅ぼした数々は終わらぬ破滅を目指す腐敗の存在

これは滅びの物語か、それとも再生の序章か。
絶えぬ疑問にいえることはただ一つ。

———「死んだ世界たちが、もう一度、脈を打とうとしている。」———
第一部 龍と男に焔 第一章 覚醒
第一話 灰を喰う
2025/06/01 23:21
第三話 記憶と記録
2025/06/02 23:31
第四話 招かざる影
2025/06/03 22:56
第五話:灰下の接触点
2025/06/05 01:13
第六話 悪魔の掌 
2025/06/06 00:28
第七話 攻防の果て
2025/06/07 01:11
第八話 一方的な宣戦布告
2025/06/07 18:42
第九話 久方の安寧
2025/06/08 18:59
第十話 月光の其方
2025/06/08 20:55
第十一話 三つ巴の戦い
2025/06/09 20:43
第十二話 水急不流月
2025/06/10 23:53
第十三話 森と炎の歌
2025/06/11 23:37
第一部 龍と男に焔 第二章 迷宮と魔女
第十五話 三角の鷹
2025/06/14 01:06
第十六話 老衰の嘘
2025/06/17 01:28
第十八話 河か海かその水
2025/06/19 21:24
第十九話 深く潜りしもの
2025/06/21 01:24
第二十話 大群
2025/06/22 23:51
第二十一話 空に浮かぶ湖
2025/06/23 19:03
第二十二話 名もなき混沌
2025/06/25 22:00
第二十五話 道の成り方
2025/07/01 14:51
第二十八話 塔
2025/07/07 23:43
第二十九話 悪運の男
2025/07/10 13:34
第三十話 洗礼
2025/07/13 09:35
第三十四話 鷲の団
2025/07/20 11:23
第三十六話 剣と魔法
2025/07/23 08:29
第三十七話 握手
2025/07/24 08:40
第三十八話 回廊
2025/07/28 12:26
第四十話 罠と貝殻
2025/08/10 08:34
第四十八話 殴打
2025/09/01 08:53
第一部 龍と男に焔 第三章 黎明が前の明け星
第六十五話 帝都大備忘録
2025/09/25 23:38
第六十六話 二人の作者
2025/09/29 01:20
第六十九話 心音
2025/10/03 19:08
第七十六話 神と人
2025/11/04 12:46
第八十話 離別
2025/12/01 00:05
第二部 海が父
第八十三話 悪名高き
2025/12/30 20:34
第八十五話 日記
2026/01/31 23:34
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