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あとがき
異世界ものでは、翻訳魔法のおかげで現地の人と何の問題もなく会話できる作品が多くあります。そこから、「異世界人とは話せるのに、同じ地球から来た人間同士では翻訳魔法が働かなかったらどうなるだろう」と考えたのが、この話の始まりでした。
日本人の勇者とフランス人の聖女だけでなく、賢者や剣聖もまったく異なる文化圏から召喚し、肩書と本人の得意分野が少しずれているパーティーにしています。
言葉が通じないことを最初はギャグとして使いながら、最後には「完全に言葉が通じなくても、人は相手を理解しようとすることができる」というところへ着地させました。
魔王討伐よりも英会話に苦労した二人が、最後には結婚して子供まで授かり、相変わらず言葉で失敗しながら幸せに暮らしているところまで楽しんでいただければ嬉しいです。




