第67話 二階堂家は、将軍を失った夜に家族の数を確かめる
建保七年(1219年)一月二十七日、夜。
鎌倉、二階堂家。
家の門が閉じられても、外の音は消えなかった。
雪を踏んで走る足音。
誰かを呼ぶ声。
遠くで一度、大きく開いた戸が閉まる音。
そのたびに、宗直が顔を上げた。
ふみは夫のそばを離れなかった。顔が上がるたび、同じ方へ目を向けた。
光成は、膝の上で両手を組んでいた。
おりんが拭いてくれた指の間には、まだ少し土が残っている。
三郎は、しづの隣に座っていた。
帰ってきたときより、息はゆっくりになった。
それでも、外で声がすると肩が動く。
ちよは、三人の顔を順に見た。
宗直も、光成も、三郎も、ここにいる。
それを確かめて、ようやく息がつけた。
実朝が殺されたと聞いたとき、ちよは直成の言葉を思い出していた。
いつか、鶴岡八幡宮で命を落とす。
夫は、そう話していた。
何年のことだったかは、覚えていない。
けれど、直成が何とかして救おうとしていたことは、よく覚えていた。
その実朝が、本当に亡くなった。
ちよも悲しかった。
直成が生きていたら、どれほど嘆いただろう。
けれど、今は考え続けている場合ではなかった。
目の前には、帰ってきた息子たちがいる。
そして、帰りを待ち続けた家族がいる。
ちよは、皆に声をかけた。
「今夜は、ここで休んでいったらどうかしら」
宗直が口を開きかける。
「それぞれの家には、人をやって知らせましょう。子どもたちのことも、確かめてもらって」
ふみとおりんがうなずいた。
家人に頼むことを、一つずつ決めていく。
どこへ行くのか。
誰に伝えるのか。
戻ったら、まず誰に声をかけるのか。
宗直は途中から、指を折って数え始めた。
ちよは、それを止めなかった。
ただ、数え終えたところで言った。
「あなたが行かなくても届くわよ」
「……分かっています」
「本当に?」
ふみが横から尋ねた。
宗直は妻を見た。
「分かっている」
「では、今のうちに休むところを決めましょう」
「もう座っているだろう」
「いつでも立てる座り方をしています」
宗直は、自分の膝を見下ろした。
片足を引いていた。
*
あやが、寝具を抱えて戻ってきた。
前が見えないほど積んでいる。
「母上、これ、どこへ」
「あや、その前に止まって」
「止まってる」
「もう一歩来たら、光成の上よ」
布の向こうから声がした。
「次郎兄、そこにいたの?」
「さっきからいる」
「見えないんだもの」
光成が立ち、上の二枚を受け取った。
あやの顔が現れる。
その顔を見て、ちよは言いかけたことを忘れた。
あやも、ひどく疲れていた。
門の内側で灯りを持ち、兄たちを待ち、家人の問いに答えた。
今も、何かすることを探している。
「あや。残りは、そこへ置いて」
「まだ持ってこられるよ」
「ええ。でも、いったん座りましょう」
「私は、外へ行ってないから」
「待っていたでしょう」
あやは母を見た。
それから、寝具を下ろした。
「……門の外で声がするたび、兄上たちかと思った」
「うん」
「違うと、また待たなきゃいけなくて」
ちよは娘の隣へ座った。
あやが、母の袖を握る。
「三人で帰ってきたとき、ちゃんと数えた」
「三人だった?」
「三人だった」
あやは、もう一度、兄たちを見た。
宗直。
光成。
三郎。
三郎が、その視線に気づいて小さくうなずいた。
あやも、うなずき返した。
ちよは、娘の手を包んだ。
「時景殿からも、知らせが来たのでしょう」
「ええ。小太郎様は無事だそうです」
あやは、少しだけ笑った。
「でも、まだおじさんのお仕事を手伝っているの」
「義時殿も、今夜はお忙しいでしょうね」
「ええ。小太郎様も、いつ戻れるか分からないそうです」
あやは、門の方を見た。
「だから、私が北条家へ戻っても、きっと小太郎様はいないと思う」
ちよはうなずいた。
「今夜は、こちらで休んでいきなさい」
「いいの?」
「もちろんよ」
あやは、少し考えた。
「では、北条家にも知らせておくね。小太郎様が帰って、私を捜したら困るもの」
「そうね」
「それから、三郎兄たちが無事に戻ったことも」
ちよは微笑んだ。
「ええ。時景殿も、安心なさるでしょう」
あやは立ち上がった。
今度は寝具を持とうとせず、家人に伝える内容を確かめに行った。
*
休む場所を整え始めると、家の中に小さな相談が増えた。
ふみは宗直のそばへ寝具を運び、おりんは光成が脱いだ上着を広げた。
しづは、三郎のいる場所から奥の部屋を見ていた。
ちよが尋ねる。
「三郎たちは、あちらでよい?」
しづは少し考えた。
「こちらの端でも、よろしいでしょうか」
「人の出入りがあるわよ」
「はい。ただ、奥ですと、誰が来たのか見えませんので」
三郎が顔を上げた。
しづは、夫に向き直った。
「先ほどから、戸が開く前に、足音を聞いておられるでしょう」
「……聞こえるから」
「ええ。奥へ行っても聞こえると思います。見えないと、そのたびに起きて確かめたくなりませんか」
三郎は、奥の部屋を見た。
答えるまでに、少し時間がかかった。
「そうかもしれない」
「でしたら、ここはいかがですか。戸は見えますし、通る方の邪魔にもなりません」
「しづは、休めるか」
「隣にいてくだされば」
ちよは、置こうとしていた寝具を引き寄せた。
「では、ここへ」
「ありがとうございます」
しづが片側を持つと、三郎も手を伸ばした。
「私がする」
「では、そちらをお願いします」
二人で寝具を広げる。
端が少し曲がった。
三郎は直そうとしたが、指が布の上で止まった。
しづが、そっと同じ端を持つ。
「一緒に引きましょうか」
「ああ」
布がまっすぐになった。
しづは、そのそばへ座った。
「灯りは、もう少し置いておきましょう」
「眠るには、明るすぎないか」
「今すぐ眠れそうですか」
三郎は黙った。
しづは、返事を待ってから続けた。
「横になるだけでも、よいと思います。灯りを消すのは、それから決めませんか」
「……そうする」
外で、誰かが門のそばを通った。
三郎の背が伸びる。
しづは声をかけず、一緒に戸を見た。
足音は止まらず、そのまま遠ざかった。
三郎が息を吐く。
「何でもない音まで、気になる」
「今、門の前を通った方は、そのまま行かれましたね」
「ああ」
「誰か戻ったら、家人が声をかけてくれます。聞き漏らしても、知らせてもらえます」
三郎は、戸から目を離した。
しづが自分の膝の上へ手を戻す。
その指先を見て、三郎は初めて気づいた。
「冷えている」
「少し」
「ずっと、外で待っていたのか」
「門の近くへ行ったり、戻ったりしていました」
三郎は、しづの手を両手で包んだ。
「すまなかった」
しづは夫を見た。
「帰りが遅くなったことを、謝っておられるのですか」
「心配をかけた」
「心配しました」
しづは、そこを曖昧にしなかった。
「でも、今日のことを、三郎様のせいにはできません」
三郎の手が、少し強くなる。
「何か、できたのではないかと思う」
しづはすぐには答えなかった。
「どのときに、何ができたと思われますか」
「それは……」
三郎は言葉を探した。
しづは、その顔を見ていた。
「分からない。ただ、私は帰ってきて」
「はい」
「鎌倉殿は、帰られない」
しづは目を伏せた。
しばらく、二人とも黙っていた。
やがて、しづが言った。
「私は、三郎様が帰ってこられて嬉しいです」
三郎が顔を上げる。
「鎌倉殿のことを聞いて、悲しくても、それは変わりません」
しづの声が、少し揺れた。
「三郎様まで帰ってこなかったら、私は今も、門を見ていたと思います」
三郎は、包んでいた手を自分の方へ引き寄せた。
「しづ」
「はい」
「ここにいてほしい」
しづは、うなずいた。
「おります」
それから、夫の手を握り返す。
「私も、お願いしてよろしいですか」
「何を」
「今夜は、私が離れたくないことも、覚えていてください」
三郎は、妻の顔を見た。
しづは笑おうとしたが、うまく笑えなかった。
「落ち着いて見えるかもしれませんけれど、先ほどから、何度も顔を確かめています」
「私の?」
「はい。ちゃんと、ここにおられると思いたくて」
三郎は、しづの肩へ手を回した。
今度は、自分から寄り添った。
しづの額が、肩に触れる。
「これなら、見えない」
三郎が小さく言った。
「触れていますから、分かります」
その返事は、すぐに返ってきた。
*
家人が戻り、知らせを頼んだ先の様子を伝えた。
宗直と光成は、子どもたちが落ち着いていると聞いて、そろって息を吐いた。
ちよも、胸の奥が少し緩むのを感じた。
続いて、北条家へ向かった家人からも知らせがあった。
あやが、顔を上げた。
「小太郎様は?」
「時景様は、まだ義時様のもとにおられます。奥方様は今夜、二階堂家でお休みになると、お伝えしてまいりました」
「分かった。ありがとう」
「時景様からも、お言葉を預かっております」
「何て?」
「今夜はそちらで休むように。戸締まりを確かめ、無理に帰らぬように、とのことです」
あやは、少しだけ目を細めた。
「小太郎様らしいね」
ちよが尋ねた。
「どうして?」
「私が帰ろうとしたら、危ないから待ちなさいって言うと思ったの」
「そのとおりだったわね」
「ええ」
あやは、ほっとした顔で笑った。
「でも、小太郎様にも、ちゃんと休んでほしいな」
ちよは娘の肩へ手を置いた。
「明日、会えたら伝えてあげなさい」
「ええ。きっと、伝えます」
*
「母上」
宗直が呼ぶ。
「明日のことですが」
ふみが夫を見た。
宗直は、すぐに言い足した。
「今から出るという話ではない」
「まだ何も言っていません」
「顔が言った」
「では、よく見ているのですね」
宗直は返事に困った。
光成が、ほんの少し笑った。
あやが顔を上げる。
ちよも、口元を緩めた。
大きな笑いではなかった。
すぐに静かになった。
それでも、宗直はふみの言葉に困っていた。
いつもの二人だった。
「明朝、御所からの知らせを確かめたいのです」
宗直が続けた。
「ええ」
「三郎は、今夜のうちに何か書いておきたいか」
三郎は、しづから少し体を離した。
「少しだけ」
紙と筆が運ばれてきた。
三郎は筆を持った。
けれど、紙は白いままだった。
しづは、夫の横からのぞき込んだ。
「何を残しておきたいですか」
「忘れないうちに、見たことを」
「八幡宮で?」
「ああ。だが……」
三郎の目が、紙から離れる。
しづは筆を奪わず、尋ねた。
「今、そのことを思い出しておつらいのでしたら、先に、お帰りになったところから書きませんか」
「帰ったところ?」
「兄上たちと一緒に。そこからでしたら、今、ここで確かめられます」
三郎は兄たちを見た。
宗直がうなずく。
光成も、そばにいる。
三郎は、紙の端に短く書いた。
兄二人と帰宅。
筆を止める。
「……これだけでは、何の覚え書きか分からない」
「明日、ご自分で読めば分かります」
「ほかの者が読んだら?」
「今夜のこれは、三郎様のものにしておけばよいでしょう」
三郎は、もう一度その一行を見た。
それから、筆を置いた。
「今日は、ここまでにする」
「はい」
しづは墨が乾くのを待った。
三郎が、その横顔を見る。
「明日、続きを書くときも、いてくれるか」
「お望みでしたら」
「いてほしい」
しづが夫を見た。
「では、そばにおります。分からないところは、分からないと申し上げますけれど」
「ああ」
「休みたくなったら、それも申し上げます」
「……それは、言ってほしい」
三郎は妻の手を取った。
「私ばかり、頼んでいる」
「今夜は、たくさん頼んでください」
しづは少し考え、言い足した。
「でも、私の手を温めるのは、もう少しお願いしたいです」
三郎の両手が、その指先を包んだ。
*
夜が深くなるにつれ、家の声は小さくなった。
宗直は、明朝の用事をふみに話している途中で言葉を切った。
ふみが何か尋ねると、返事の代わりに目を閉じた。
おりんは、光成の上着をそばへ置いた。
「朝、探さないように」
「いつも探しているように言うな」
「昨日は?」
「……昨日は探した」
「一昨日は?」
「もう寝よう」
おりんは、それ以上数えなかった。
三郎も横になった。
しづが寝具を直そうとすると、その袖に指が触れた。
しづは振り返る。
「隣へ入るところです」
「分かっている」
「では、少し袖を返してください。これでは入れません」
三郎が手を離した。
しづは隣へ横になり、今度は自分から夫の手を探した。
「袖より、こちらの方がよいでしょう」
三郎は、その手を握った。
「ああ」
しづは、三郎の顔を見た。
夫も、自分を見ている。
ようやく、少しだけ笑えた。
*
ちよは灯りの様子を見てから立ち上がった。
ようやく、足が重いと気づいた。
門を見て、子どもたちを見て、家人に頼み、あやと寝具を運んだ。
腰を伸ばすと、息が漏れた。
「母上」
あやが呼んだ。
「母上は、どこでお休みになりますか」
「私は、もう少し――」
言いかけて、ちよは娘を見た。
あやが、隣を空けている。
「ここ、空いてる」
ちよは、その場所へ座った。
あやが母の肩へ布をかける。
「寒かった?」
「今になって、少し」
「私も、さっきそうだった」
二人は並んで座った。
しばらくして、あやが言った。
「母上」
「何?」
「鎌倉殿が亡くなられたんだね」
「ええ」
「三郎兄は、ずっとお仕えしていたでしょう」
「そうね」
あやは、兄の方を見た。
しづが三郎の隣に横になっている。
二人は手をつないでいた。
「父上も、鎌倉殿のことを大切にしていたのでしょうか」
ちよは、娘を見た。
「ええ。とても」
「そうでしたか」
「お父上は、実朝様にいろいろなことを教えていらしたのよ」
あやは、少し考えた。
「三郎兄にも、いろいろ教えていたね」
「そうね」
ちよは微笑んだ。
あやは、それ以上尋ねなかった。
ちよも、夫から聞いた未来の話をするつもりはなかった。
直成は、実朝を救いたいと言っていた。
頼家を救えなかったことを悔やみ、今度こそ何とかしたいと考えていた。
ちよも、実朝には生きていてほしかった。
ただ、夫が実朝を救うために、二階堂家まで危うくすることを恐れていた。
あのとき、直成に家族のことも忘れないでほしいと頼んだ。
夫は、忘れることはないと答えた。
ちよは、その言葉を今も覚えている。
けれど、直成はもういない。
実朝も、亡くなった。
ちよには、二人のためにできることが残っていなかった。
今、できることは、ここにいる家族を守ることだった。
「母上」
あやが呼んだ。
「母上は、どこでお休みになりますか」
ちよは、娘の顔を見た。
「ここで休みましょうか」
あやが、隣の寝具を指さした。
「ええ。ここでお休みください」
ちよは、娘の顔を見た。
「そうね。そうしましょう」
あやが母の肩に寄りかかった。
ちよも、少しだけ娘の方へ身を寄せた。
しばらくして、ちよが言った。
「今日は、怖かったわ」
あやの手が、布の上で止まった。
「母上も?」
「ええ」
「兄上たちが帰ってこないかと思った?」
「そうね。それが一番怖かった」
あやは、母の袖を握った。
「三人とも帰ってきたよ」
「ええ」
「ちゃんと、三人」
ちよはうなずいた。
「よかったわね」
あやもうなずいた。
少し黙ってから、あやが言った。
「小太郎様も、無事だった」
「ええ」
「でも、まだお仕事をなさっているのですね」
「そうね」
「私、帰ってきたら、ちゃんと顔を見たい」
ちよは娘の手を握った。
「明日、会えるとよいわね」
「ええ」
あやは、少し考えてから続けた。
「母上も、父上が帰ってくるのを待っていたことがある?」
ちよは、娘を見た。
「何度もあったわ」
「怖かった?」
「ええ。帰りが遅い日は、何度も門を見たものよ」
あやはうなずいた。
「私も、今日は何度も見た」
ちよは、娘の髪に触れた。
「そうね」
「小太郎様が帰ってきたら、言ってみようと思います」
「何を?」
「待っていたよって」
ちよは微笑んだ。
「きっと、喜ばれるわ」
あやも、小さく笑った。
息子たちのそばには、ふみがいる。
おりんがいる。
しづがいる。
しづが何か小さく話した。
三郎の返事は聞き取れなかったが、握った手は離れなかった。
ちよは、三人の息子をもう一度見た。
宗直も、光成も、三郎も、今夜はここにいる。
直成が生きていたら、きっと同じように数えただろうか。
それとも、実朝のことを考えて、まだ御所に残っていただろうか。
ちよには分からなかった。
ただ、夫が大切にしていた家族が、今ここにいる。
そして、嫁いだあやにも、帰りを待つ人がいる。
ちよは、そのことが少しうれしかった。
あやが、母の肩からずれた布を引き上げる。
「母上も、今日はここにいて」
「そうするわ」
外で、また足音がした。
ちよは立たずに、その音が遠ざかるのを聞いた。
隣で、あやがあくびをした。
「眠くなった?」
「少し」
「横になりましょうか」
「母上もね」
「ええ。私も」
二人分の寝具を広げるために、あやが立った。
ちよも、その片側を持った。
今夜は、母と娘で眠る。
明日になれば、あやはまた北条家へ戻り、時景と暮らす。
宗直も光成も行嗣も、それぞれの役目へ戻っていく。
けれど、今夜だけは、皆が同じ家にいた。
ちよは、あやと一緒に寝具を広げた。
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## 登場人物紹介
**二階堂宗直/太郎**
直成とちよの長男。二階堂家の当主。事件の夜、光成とともに行嗣を迎えに行きました。妻はふみ。
**二階堂光成/次郎**
直成とちよの次男。土地や水路の管理に長けています。妻はおりん。息子の与一と娘の梅がいます。
**二階堂行嗣/三郎**
直成とちよの三男。大江広元のもとで文書や訴訟の仕事に携わっています。実朝暗殺の現場近くに居合わせ、事件の知らせを聞きました。
**ふみ・おりん・しづ**
それぞれ宗直・光成・行嗣の妻。夫たちの無事を喜び、事件の衝撃を受けた夫たちに寄り添います。
**あや**
直成とちよの末娘。建保六年(1218年)に北条時景と婚姻し、普段は北条家で暮らしています。実朝暗殺の夜は二階堂家に滞在し、夫と連絡を取りながら母や兄たちを支えます。
**北条時景/小太郎**
あやの夫。北条一門につながる架空の人物。義時のもとで政務や連絡調整を担っています。実朝暗殺の夜も義時のもとに残り、あやには二階堂家で休むよう知らせを送っています。




