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登場人物紹介(十七話時点まで)

 『ミレイユ・アーグランド』

 本作の主人公、年齢は七歳。髪の色は透き通るような銀髪に宝石のような菫色。

 オルフィア伯爵がメイドに産ませた庶子で伯爵家からは虐げられる存在だった。転生者でもあり、前世の名前は田村美咲。

 光魔法の才能、それも他者の心身を癒し病も快復へと向かわせる希少な力を有し、その力で精神を摩耗させていた大公子、そして病に伏していた大公子妃を救う。

 その恩義に報いるという大公の提案により、大公家の養女となった彼女は、その力と前世の知識を活かして人々を幸せにしていく。


 『ユーリィ』

 ミレイユを守る為に遣わされ、彼女と契約した光の精霊。自ら姿を見せない限りはミレイユにしか姿や声は認識できない。

 長い金髪をツインテールにした15㎝くらいの大きさの少女の姿をしていて、甘い物が大好物。


 『リモーネ』

 この世界の理を司る精霊王の一柱で光を司る女性。長い金髪をポニーテールにし、瞳の色は金色。

 闇堕ちしたセルヴェンによって引き起こされる惨劇や戦争を回避する方法を模索していた際に、眠っていた前世の意識と光魔法の才を覚醒させたミレイユに気付き、彼女をサポートする事でセルヴェンと妻アシェラを治療させ、惨劇の未来を回避する事に成功した。

 前世でも今世でも辛い思いをしていたミレイユを見守り、彼女が幸せに生きていく事を願っている。


 『セルヴェン・アーグランド』

 アークトゥルス帝国唯一の大公家であるアーグランド家の嫡男で年齢は二十三歳。皇室の血統の証であるプラチナブロンドに紅玉のような赤い瞳。

 待望の初子が難産の末に死に、そのショックで大公子妃アシェラも塞ぎ込んで病に倒れ、自分達夫婦に向けられた悪意に精神を摩耗させていたところをミレイユに救われる。彼女のお陰でアシェラも快復し、その恩義と希少な力を悪用する輩から守る為にミレイユを大公家に迎え入れ義理の兄となった。

 ミレイユに助けられなければアシェラは死に、その結果狂気に堕ちた彼は地獄の悪魔と契約し、妻と娘を取り戻すために暴虐と陰謀の限りを尽くす『鮮血大公』となる運命だった。


 『アシェラ・アーグランド』

 アーグランド大公家に嫁いだ大公子妃で年齢は二十三歳。藍色の長い髪を好んでポニーテールにしていて、瞳の色は青。

 元は子爵家出身の令嬢で、身分の低さから大公夫妻に結婚を反対されたが、セルヴェンは父親と決闘して結婚を認めさせ、アシェラは大公夫妻に努力の末に認められた。しかし初産で子供が死んでしまい、そのショックから塞ぎ込み、誹謗中傷の末に心身を病み、更には毒を盛られた事で死の淵を彷徨う。

 ミレイユの力によって救われた彼女は、彼女を実の妹のように可愛がり、愛する家族達の為にも今度こそ子を儲けてみせると意気込んでいる。

 本来の未来では死を迎え、その結果セルヴェンの精神は狂気に染まり、陰謀と惨劇が引き起こされていた。


 『ハーヴェント・アーグランド』

 アークトゥルス帝国現皇帝の実弟にして、アーグランド大公家当主。年齢は五十三歳。皇室の血統の証であるプラチナブロンドに紅玉のような赤い瞳。

 兄である皇帝との関係は非常に良好だったが、皇太子の座に彼を付けようとする勢力が権力闘争を始め、兄と争う事を避ける為に彼は皇位継承権を放棄し、子に恵まれなかった先代アーグランド大公の養子になりその地位を継ぐ。息子夫婦を救ってくれた事に感謝を示し、ミレイユを大公女に迎え溺愛している。

 本来の未来では、闇堕ちした息子の狂気に気付きそれを止めようとするも、返り討ちにされ、妻メルヴィアと共に息子に殺害されてしまう運命。


 『メルヴィア・アーグランド』

 アーグランド大公ハーヴェントの妻にして、社交界に絶大な影響力を持つ大公妃で年齢は五十二歳。髪は美しい銀髪で、瞳の色は緑色。

 義娘であるアシェラの事を認め家族として愛しており、彼女が死産後塞ぎ込むと、その身を案じ続けた。

 息子夫婦を救ってくれたミレイユを大公女に迎え溺愛し、将来は婿を迎えさせて大公領の一部を分け与えようと夫に提案している。

 ミレイユとユーリィが育てた希少な薬草で作った化粧品のお陰で十年以上若返った様な美しさになり、社交界から羨望の視線を受けている。


 『ハインツ・ヴァルラン』

 セルヴェンの補佐官を務める人物で幼い頃は側役を務めていた。年齢は二十三歳。髪の色は黒で瞳の色は青。

 大公領での政務を行う上級文官の一人で、いずれは大公になるセルヴェンの右腕となる天才。

 本来の未来では、凶行に走るセルヴェンを諫めようとしたところを殺害されてしまう運命。


 『ミンディア・ヴァルラン』

 ハインツの妹で、大公城付きの魔法使いの一人で魔法学者でもある。年齢は二十歳。黒い髪を三つ編みにしており瞳の色は青。

 大公城でのミレイユの魔術の師を務め、重度の魔法オタクである彼女は希少な光属性であるミレイユを指導できる事に大変興奮を覚えている。

 本来の未来では、兄と共にセルヴェンを諫めようとするも殺害されてしまう運命だった。

 

 『マーサ』

 大公家に若い頃から仕えるメイドで、セルヴェンの幼少期に身の回りの世話をしたこともある老メイド。白髪交じりの焦げ茶の髪で瞳の色は黒。

 現在は大公家に迎えられたミレイユの専属のメイドとなり身の回りの世話をする。


 『リンディ』

 マーサの孫娘で、祖母と共にミレイユの身の回りを世話をする少女で年齢は十三歳。焦げ茶の髪と黒の瞳。

 年の近い方が話しやすいだろうというアシェラ大公妃の配慮により着けられたメイドで、ミレイユも信頼しているメイド。


 『フレイ・オルソン』

 大公女となったミレイユのカヴァネスとなった伯爵夫人。赤い髪を結い上げており、瞳の色は青。

 アシェラやセルヴェンとは学生時代からの友人で、彼らを救ってくれたミレイユに深い感謝の念を抱き、彼女が立派な淑女になれるように指導する。

 本来の未来では凶行に走るセルヴェンを諫めようとして殺害され、悪魔の贄とされてしまっている。


 『エルランド・アークトゥルス』

 アークトゥルス帝国皇太子で年齢は二十八歳。皇室の血統の証であるプラチナブロンドに、瞳の色はエメラルドの様な緑色。

 ハーヴェント大公の甥にあたり、セルヴェンとは従兄弟で良好な関係を築いている。

 本来の未来では、弟夫婦が亡くなった事にショックを受け病に倒れた父に代わって即位するも、帝国の実権を握ろうと動き出した従兄弟と対立し苦しい立場になる筈だった。


 『マリアーナ・アークトゥルス』

 エルランドの妻である皇太子妃で年齢は二十七歳。柔らかな水色の長い髪と瞳の色は水色。

 夫の従姉妹夫婦とは仲が良好で、大公子妃アシェラは彼女の事を姉のように慕っている。

 本来の未来では可愛がっていた妹分のアシェラが死んでしまった事、そしてその夫セルヴェンが狂気に染まり変わり果ててしまった事に心を痛めていた。


 『フィルンハルト・アークトゥルス』

 エルランドとマリアーナの間に生まれた第一子である皇子、年齢はミレイユと同じく七歳。皇室の血統の証であるプラチナブロンドに、瞳の色はエメラルドの様な緑色。

 美咲が生前プレイした恋愛ゲーム『スターライト・ロンド』のメイン攻略対象キャラで、学校入学時は皇太子となっている。

 大公家の養女に迎えられたミレイユに強い興味を引かれ、彼女に接近し交友を深めようとしている。

 本来の未来ではゲームのヒロインと共に、帝国に対し反乱を起こした叔父セルヴェン、そしてその背後にいる地獄の悪魔を死闘の果てに倒す運命だった。


 『オルフィア伯爵家の人々』

 ミレイユを虐げてきた伯爵家の家族。魔法の実験台として売り渡した筈のミレイユが、大公女として迎え入れらてた事に衝撃を受ける。

 お披露目パーティーの際に長女エリザと次女サーリャ、末弟ラアイズがミレイユに暴力を振るった事で社交界から孤立し、没落の道を歩む事になる。

 

 最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 十七話時点までの、主要な登場人物についてのキャラ設定をあげました。


 この話を気に入って頂けたら、評価やブックマーク、ご感想を頂けましたら執筆の励みになりますので是非お願いします。

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