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女神様の祝福という名の呪い(涙  作者: 佐々木 梓
第1部 女神様の祝福という名の呪い に振り回されているナナ
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第03話:第1部 第2章 戦の予感

第1部 第2章 戦の予感


~この章は、宰相の視点~


大公が皇宮を出発してから、1週間後、皇宮の宰相の元に 儀式用魔法ハトが舞い降りた。(これは国家間のやりとりの為の特別な魔法ハトであり、発信者と着信者を保証している。偽装は不可能だ)


「返事が来たか。どれどれ、発信者は小国連合の首相になっているな。危険もないな。では、読んで.......ふむ、愚かよのう。せっかくのチャンスを自らつぶすのか」ふう


「まぁ、しょうがないか」執務室の陛下の元に向かう。こんこん。


「宰相です。例の返信が来ました」


「おーやっとか。返信が来たのにそちの顔色が良くないな。ということは、まずい返信か?」


書類を見ていた陛下が宰相に振り向きながら聞いた。


「はい。要約すると 開戦準備などしていない。事実無根だ。という主張をしています。」


「あー、そう来たか。まぁ、ミスリル武器が伝説になって久しいからのぉ。ちょっと固い鉄の武器位と勘違いしているんだろう」


「え、陛下もそうでしたよね(きりっ」


(ちょっと気まずそうな陛下)「ま、その話は置いておいて、…。連合はそのまま放置で。あ、一応、連合に気が付かれないように ミスリル装備の精鋭1000騎 を属国との国境線に配備しておいてくれ。」


「は。総司令官はどなたにするのですか?」


「もちろん、皇太子だ。暴れてきて、無事に帰って着てくれればそれでいい」


「では、開戦直前を察知しだい、皇太子殿下を派遣します。そういえば、廃坑にミスリル鉱床があった事、あれ(陛下のお父様)は知っていたのでしょう?」


「父の行動は不明だ。というか、ずっと、父のそばにいて、俺よりそなたの方が詳しいと思うが...。結果として知っていたと思われる行動だが、知っていたのかは不明だ。私は知らなくて[カン]で行動したと思っている。父の行動の基本は[カン]だからな」(それでいて私が知る限り一度もはずしていない。嫌になる)


「あ、やっぱり、坊ちゃんもそう思いますか。あ、これは失礼。陛下。」


「この場は、2人しかいないから、それでも良い。それにしても、大公家の第2女の才能はすさまじいと思う。宰相もそう思わぬか?」


「はい。手放すのは愚策かと。でもバランスを考えないと、彼女は逃げるかもしれません。」


「そうだな。それは十二分にありえる未来だな。だが、その時はその時だ。強引に事を進めるのは愚策中の愚策だ。欲を張らずに 第1女を取り込めただけでも、皇太子はさすが我が息子と感心する」


「そうですね。それに、あの情報は、誰にも知られていない極秘中の極秘のはずだったのに、大公殿から伝えられた時は、肝を冷やしました。誰かが裏切ったかと思い、情報元を言えと迫ったのは今では、やりすぎたなぁと思います」


「仕方あるまい。その気持ちは判るが、第1女に続いて第2女もすさまじい才能を持っていたのが、この時点で知れてよかったと思うぞ。そういう意味では小国連合に感謝だな。」


「感謝するのはいいですが、小国連合はどうするのですか?あんな土地、なんの価値もないですぞ?」


「うーーん。まぁ。息子がなんとかするでしょ。」


「ぼっちゃま!」



読んでくださり、ありがとうございます。

次話(本日11/1の18時更新予定):「第1部 第3章 波乱のお姉様の皇都での結婚式(腹黒とw) 前編」です。


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