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次元守護者の職務執行記   作者: 麻の葉りり
第1章 疾風と桜の出会い

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試験小隊の戦闘と任務完了

戦闘を別々に分けたらこうなった。


轟音が鳴り響く戦場。


()()と模擬戦したからか、

凄く弱い。


歯応えは感じない。オトハは?」


長距離射撃をしたエッジ3 イジュンが同僚に聞く。

話しながら狙撃をし、撃墜をしている。


「動物型は話をしていても撃墜できるくらい弱いわね。


人型はそこそこやるみたいだけどっ!」


突っ込んできた人型の剣を回避し、

背中をビームサーベルで真っ二つにし撃破する。


「・・・私達の敵ではないわね。


リュカ、そっちは?」


空戦型に乗る同僚に声をかける。


鳥型の背中を容易くとり、ミサイルで撃墜していた。


「撃破は容易な方です。

あまり速くないですし。


フィールドの類?

装備はしているようですが、

意味ないですね」


冷静に分析しているパイロットのリュカ・ホワイエ。


「貴方達、無駄口叩かないで任務を遂行しなさい」


指揮官機に乗る隊長、

レン・M・クリハラに叱責される3人。


「「「申し訳ありません隊長」」」


「と言っても残り1機。

人型が残っているだけね。


あら」


こちらを視認した瞬間空に逃げる。


狙撃しようとイジュンが狙いを定めた瞬間。


遠くから放たれたビームが貫き、爆発する。


《最後の敵撃破。

ごめんなさい、余りにも暇だったから

狙撃しちゃったわ》


通信してきたのは、

いつでも援護を出来るよう待機していた


もう1つの試験小隊、スピア小隊狙撃機パイロット

ミラ・ジェンキンス。


《いいトコ取りしてません?

オレなんて「いた」だけッスよ?》


そう呟くのは、同じく待機していた

空戦型パイロットのマサトシ・アララギ。


《ミラ、流石だが

暇すぎるからと勝手に狙撃はするな。


イジュンでも対応できたのはバレているのだから》


スピア隊長の隊長

ルーファス・w・テイラーがミラを嗜める。


《まあスピア小隊最近はヒマしていましたし。

艦長達も怒らないと思いますよ?》


汎用型パイロット、

イーサン・マイナ・タイラスが口を挟む。


《少し注意されるだけか。


周囲に敵影なし。

残るは放棄された戦艦型の破壊のみ》


マップを見て呟くイーサン。


「グラジオラスが破壊を?」


リュカが言う。


「一斉射撃で破壊するそうよ。

リュカ、アララギ少尉、

貴方達が撮影機を持って撮影を」


レンが指示する。


「了解ッス。


え、あれ持つの?」


「ですねぇ。撮影なんてした事ないのに。

ブレたら怒られるじゃないですか」


青ざめるリュカ。


「頑張れリュカ。

アララギ少尉も」


エールを贈るイジュン。


「おう、ありがとうな。頑張るわ。

行くぞリュカ」


「了解です」


グラジオスまで飛び立つ2機。


そこに入れ替わりでアルマートがやってくる。


「お疲れ様です。

アルマート・ヴァータイト大尉であります。


2機はグラジオスの撮影に?」


「エッジ小隊隊長 レン・M・クリハラ大尉です。

これからよろしく、ヴァータイト大尉。


グラジオラスが破壊をする所を撮影しにね」


「エッジ小隊イジュン少尉。よろしく大尉。


片手サイズの長方形の箱を持っているな。

あれが撮影機か」


狙撃用スコープでで覗き込むイジュン。


《わざわざ狙撃モードで覗かなくてもいいんしゃない?》


呆れた口調ののミラ。


《これよりグラジオスは破壊任務に移る。


エッジ小隊も移動開始。


ウインド1も上空から警戒をお願いします》


小隊オペレーターが指示を出す。


「了解」 「ウインド1、了解。ではまた」


飛び立つアルのシルファ。


「中々やりますね、あの大尉。

本職は魔導師でしょう」


イジュンが呟く。


「そうね、1度模擬戦してみたい」


とオトハ。


「後で艦長に意見してみましょうか」

 とレン。


他のパイロット達も同じ意見だった。

(戦闘しなから観察もしていた)


「さて、移動しましょう」


   「「了解」」


破壊目標まで急ぐ。


大きな四角い倉庫の様な建物。


そこにグラジオスがやってくる。


周囲にはスピア小隊とリュカの機体が展開している。


「内部スキャンしましたが、

放置された艦と製造途中の兵器のみ。


人や完成した兵器は確認されず」


艦の女性オペレーターが告げる。


「了解。

これより破壊任務に移行する。


全砲門開け。ミサイル発射準備」


「全砲門開け。ミサイル発射準備。


合図と共に一斉発射」 


グラジオスの全砲門が、目の前の倉庫に向く。


ミサイルも装填され、静かに発射を待つ。


「発射準備完了」


淡々と告げる。


ターニャとショーンが一瞬目を合わせた後


「撃て!」


ショーンが叫ぶ。


ビーム砲とミサイル数十発が一斉に発射され

全てが倉庫に命中。

炎が上がり、空を赤く染め上げる。


「わー凄いねコレ」


若干引き気味のアルマート。


「全弾命中を確認。

破壊確認の為スキャンします。


スキャン完了。

目標の完全破壊を確認」


女性オペレーターが告げる。


「任務完了。

本艦は処理班が来るまでここで待機。

小隊は待機。警戒を維持して」


「ヴァータイト大尉に消火を頼みますか?」


「そうね、頼みましょう」


炎を眺めているアルマートにショーンから連絡が。


「ヴァータイト大尉。

貴官に消火を頼みたいのだが」


「消火の許可を取ろうと思っていました。

開始しても?」


「頼む」


「了解。

癒しの雨ーハイレンデアレーゲン」


杖を火災場所に向けると雲が出現し、

雨を降らす。


段々と火の勢いが収まっていく。

数分後には鎮火し、焼跡だけが残される。


「よし、完了。

それでは、自分は会場に戻り待機します。

会場が心配なので」


「了解。 映像は?」


「よく撮れています。バッチリです」


そんな会話を聞きつつ会場へ向かう。














終わらなかった。


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