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前世の仲間ともう一度魔王を倒しに行く  作者: 雨森 澄
第1章

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番外編 勇者リナスの物語


 むかしむかし。


 まだ世界に、たくさんの光があったころ。


 ひとりの勇者がいました。


 その名は、リナス。



 リナスは、剣を持って旅に出ました。


 世界を脅かす魔王を倒すためです。



 山を越え、


 森を抜け、


 遠い国々を巡りながら、


 勇者は長い旅を続けました。



 道のりは険しく、


 何度も危険に出会ったといいます。


 それでも勇者は立ち止まりませんでした。



 旅の途中で、


 勇者には仲間もできました。


 苦しい道を一緒に歩き、


 支え合いながら、


 みんなで魔王の城を目指したのです。



 人々は言います。


 勇者とは、特別な者なのだと。


 強く、


 正しく、


 誰より勇敢で、


 決して諦めない者なのだと。



 やがて勇者は、


 暗い空と黒い大地の果てにある、


 魔王の城へ辿り着きました。



 そこは、とても恐ろしい場所でした。


 空気は淀み、


 空は光を失い、


 人が踏み入ってはいけない場所だと、


 誰もが恐れていたのです。



 けれど勇者は、


 前へ進みました。



 剣を握り、


 一歩、踏み出します。



 戦いは長く、


 とても激しかったといいます。



 それでも最後には、


 勇者の剣が、魔王を貫きました。



 世界に、光が戻ります。


 空は晴れ、


 大地には花が咲きました。



 こうして勇者リナスは、


 世界を救ったのです。



 その勇気は、


 今もなお語り継がれています。



 勇者とは、


 どんな時でも前へ進める者。


 怖くても、


 苦しくても、


 それでも誰かのために立ち上がれる者。



 あなたもいつか、


 そんな勇者になれるかもしれません。



 ――おしまい。

    読んでいただきありがとうございます。

    少しずつ更新していきます。

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