第零話 ―第百階層ノ異邦人 ―後編
翌日の夜。
食事を終えたレンは、再びナイフを眺めていた。
炉の火はすっかり小さくなり、時折、薪の爆ぜる音だけが静かな部屋に響く。
魔石灯も、とっくに夜を告げる赤い光へと変わっていた。
部屋の隅が暗い。
見たところで何も分からない。それでも、どこかに答えが隠れているような気がして、レンは金属札を何度も表に、裏に返した。
何度繰り返しても分かることはない。
ナイフを鞘へ戻す。
鞘もここでは見たことがないほど上等なものに見える。
丁寧になめされた革。
細かな装飾が施された縫製。
第百階層では、これを売るだけでかなりの稼ぎになるだろう。
母は、こんな高価なものを一度も見せたことはなかった。
病に伏したときでさえ。
売れば、薬代にはなったはずだ。
それどころか、滋養のつく食べ物だって買えたかもしれない。
それでも母はこれを手放さず、最後までその存在を隠した。
――なぜ?
「何なんだよ」
ぶつける相手のいない怒りを噛み殺しながら、レンは小さく呟いた。
胸の中で、何かが少しずつ形を持ちはじめていた。
七歳の頃に母から聞いた「空」。
母ははっきりと見たことがないと言った。
見たことがないはずなのに、あまりにも具体的な情景。
そして、なぜか病に伏しても上層へ行くことを拒んだ。
そして今、手元には、見たことも聞いたこともないナイフ、見知らぬ印。
答えを探すように、レンは立ち上がり、棚の一番上にある古い箱を下ろした。
母が読んでいた本が入っていた。
薬草、茸、簡単な算術、交易記録、子供向けの物語。
手に取るたび、まるで違う世界の本が現れる。そこには何の統一感もなかった。
母の残した何かを拾い集めるように、レンは一冊、また一冊と本を開いた。
何か挟まっていないか。書き込みはないか。
夢中で頁をめくっているうちに、夜はとうに深くなっていた。
時計塔の鐘が二十二回鳴る。
そこでようやく、レンははっと顔を上げた。
いつの間に、こんな時間になっていたのだろう。
それでも、本を閉じる気にはなれなかった。
最後の一冊。
表紙の剥がれた古い帳面。
中身は、家計簿のようだった。几帳面な字で、一つひとつ項目が並んでいる。
塩。
芋。
薪。
魔石。
布。
何年も前からの記録。
答えを求めるように、レンは頁をめくり続けた。
最後の頁が近づいたころ、ふと指先に違う感触が伝わった。
一枚だけ、紙質が違う。
白い。
上質な紙。
明らかに、ほかの頁とは異なっている。
あとから挟み込まれたものだということは、一目で分かった。
理由は分からない。
それでも、この紙に何かがある――そんな妙な確信があった。
レンは紙を傷めないよう、指先で慎重に引き抜いた。
そこには、短い文章が書かれていた。
母の字だ。
間違いない。
『レンへ』
その二文字を見ただけで、喉が詰まった。
母から自分への手紙。
知らなかった。
指先に力が入り、紙が僅かに震えた。
『あなたがこれを見つける頃、私はもう説明できなくなっているかもしれません。』
最初の一文で、胸が重くなる。
『だから、最初に謝っておきます。』
『私は、あなたに話していないことがたくさんあります。』
レンの視線が止まる。
胸の奥で鳴る心臓の音が、妙に耳についた。この先を知れば、もう後戻りできない。そんな気がして、本能が頁を閉じろと訴えている。
『でも、それはあなたを信じていなかったからではありません。』
『あなたには、あなたの人生を生きてほしかった。』
そこから先。
文章は途切れていた。
「……は?」
覚悟していた何かを、肩透かしにされたような感覚。
何もない。
あれほど騒いでいた心臓だけが、取り残されたようにまだ速く打っていた。
「これ…だけ?」
紙の下半分は、破り取られていた。
まっすぐではない。
誰かが手で裂いたような繊維が残っている。
手掛かりがどこかへ消えてしまうような、理由のない焦燥に駆られ、レンは机の引き出しを開けた。
ない。
本の背を掴み、頁を下に向けて振る。
ぱらぱら、と乾いた紙の音。
箱を持ち上げ、そのまま勢いよくひっくり返す。
乾いた埃が、頼りなく床へ落ちる。
床に膝をつき這いつくばりながら、箱の下や棚との隙間にまで目を凝らす。
何も…ない…。
母が、自分に何かを隠していた。
それだけは、もう間違いない。
けれど、何を。
なぜ。
まるでそこだけを狙ったように、答えの直前だけが抜け落ちている。
「説明できないって……」
誰に?
自分に?
何を?
母は、自分が死ぬことを予想して書いたのか。
それとも、もっとずっと前から?
何か見落としているのではないかと、レンは手紙を食い入るように見つめた。
母の文字が、急に遠いものに感じられた。
見慣れた字のはずなのに。
それを書いた母だけが、自分の知らない場所に立っている。
そんな錯覚さえ覚えた。
*
翌朝。
気づけば、レンは中央区の記録所へ向かっていた。
灰都の中では珍しく、壁を白灰色の石で作った建物だ。
扉には鉄板が張られ、入口には槍を持った警備兵がいる。
中へ入る。
石床。
木製の受付台。
棚。
棚。
棚。
大量の木板と帳面。
第百階層では、これほど多くの記録が一か所に集まる場所は他にない。
「用件は?」
受付に座る女が顔を上げる。
三十代ほどにみえる。
髪は短く切り揃えられ、濃紺の役人服を着ている。
服の襟は少し擦れているが、市場の人間のものより明らかに質が良い。
「人を調べたい」
「誰?」
「エレナ・アルヴェール」
女は手を止めた。
「関係は?」
「母親」
「死亡記録?」
「いや」
「出生?」
「違う」
「じゃあ何?」
レンは少し迷った。
「……全部」
女が眉を寄せ、冷たく返す。
「全部という記録はないわ」
「ここにある母さんの記録を見たい」
「理由は?」
「必要なんだ」
「それじゃ通らない」
「じゃあ何て言えばいい?」
「相続なら相続。借金なら借金。住居履歴なら住居履歴」
「住居履歴」
レンは即答した。
女の目がすっと細くなる。
「何年前まで?」
「生まれてから全部」
「ずいぶん古いわね」
「頼む」
「料金、銅貨二枚」
レンは机へ置いた。
女はそれを引き寄せ、奥の棚へと向かう。
レンはすることもなく、何となく辺りを見回した。
役人たちが木板を運び、人が慌ただしく出入りしている。
しばらくその様子を眺めているうちに、ふと壁に掛けられた灰都の簡易地図が目に入った。
中央区。
採掘区。
農茸区。
水路区。
北端。
レンは暇を持て余すように、一つずつ視線で辿っていく。
そして、そのさらに向こう。
昇層門。
地図は、そこで終わっていた。
女が戻ってくる。
手には薄い帳面が握られている。
「エレナ・アルヴェール。出生、第百階層灰都南区」
「うん」
「住居移動、三回。全部灰都内」
レンは息を吐いた。安心したはずなのに、胸の奥には妙な物足りなさが残っている。
やはり。
母はずっと第百階層にいた。
「最後が現在の家?」
「そう」
「それ以前は?」
「南区。さらにその前は――」
女が頁をめくる。途中で何かに気づいたように、首を傾げた。
「おかしいわね」
「何が?」
「幼少期の記録が薄い」
「どういう意味?」
「出生記録はある。でも七歳から十六歳まで、食料配給の記録がない」
「何がおかしい?」
「子供なら普通はある」
女がさらに帳面を確認する。
「九年分、完全に空白」
「なんでないんだ?」
「分からない」
「他の街にいたとかは?」
「第百階層内で移動したなら、転居記録が残るはず」
「じゃあ……」
レンの口が止まった。
聞くのが怖いが。
けれど同時に、ずっと探していた何かに触れられるかもしれないという期待が、わずかに胸を高鳴らせた。
「上?」
女が顔を上げた。
そして鼻で笑った。
「まさか」
「どうして?」
「十歳前後の子供を上へ連れて行く物好きがどこにいるのよ」
「でも記録が――」
「古い帳面なんて欠けることもある。火事もあったし、虫害もあった。あなたのお母さんの子供時代なんて、何十年前の話?」
それで説明はつく。
記録がない。だから上へ行った。
そんな推測は飛躍しすぎている。
「そう…だよな」
「他には?」
「……いや」
レンが帳面を返そうとした。
そのとき。
一枚の紙が帳面の隙間から滑り落ちた。
女が拾って紙を広げる。
「十二歳。所在確認不能。十五歳、再登録」
レンは顔を上げた。
「再登録?」
「一度、配給台帳から除籍されたみたいね」
「死んだことになってた?」
「違う。失踪扱い」
「失踪?」
「そのあと戻ってきてる」
レンは言葉が出なかった。
母は話さなかった。
そんなこと、一度も。
「どこに行ってたか分からない?」
「わからないわね」
「他に記録は?」
「個別の失踪調査記録が残っていれば、地下書庫かしら。でも閲覧許可が必要よ」
「どうすれば見られる?」
「親族なら申請できる。ただし審査」
「何日?」
「早くて三日」
「申請する」
レンは間髪入れずに答えた。
あまりの即答に、女は一瞬目を丸くし、それから少し呆れたように息を吐いた。
「随分、熱心ね」
「母さんが死んだから」
レンは自分でも驚くほど平坦な声が耳に届いた。
「もう本人には聞けない」
女の表情が労わるかのように和らいだ。
「……そう」
手渡された申請書を受け取る。
紙ではなく、薄い木板。
名前、目的、続柄、項目が連なっている。
レンは炭を握った。
そしてハッとする。
自分は今、何をしようとしている?
脳裏には母との記憶がよみがえる。
七歳のときの会話。
病床での拒絶。
隠されたナイフ。
破られた手紙。
頭の中で重なる。
それでも手は止めることはできなかった。
*
記録所を出たあと、北へ足を向けた。
昇層門を見たかった。
子供の頃、一度見ただけの場所。
中央区を抜ける。
建物は次第にまばらになり、代わりに草木が目立つようになっていった。
行き交う人々の姿も変わる。
槍。
弓。
短剣。
武器を携えた者が、目に見えて増えていた。
魔物の出る区域が近いのだ。
壁際には、三人一組の警備兵が立っている。
それでも足は止まらない。
考えるより先に、身体だけが前へ進んでいく。
やがて、道の先を塞ぐように巨大な影が現れた。
昇層門。
その姿を目にした瞬間、レンはようやく足を止めた。
記憶よりも遥かに大きかった。
岩壁全体へ埋め込まれるように造られた、黒い扉。
高さは三十メートルを越えているだろう。
幅も広い。
表面には幾何学的な溝が走り、その一部にはほんのりと淡い光が流れている。
魔法陣。
そう聞いたことがある。
だがレンには、それが魔法陣というより、何か別の機構にも見えた。
門の中央。
巨大な文字。
――第九十九階層。
その下には別の文字列がある。
読めない。
古代文字だと言われている。
「止まれ」
槍を持った兵士が手を上げた。
「通行証は?」
「ない」
「ならここから先は駄目だ」
「見るだけ」
「見たら帰れ」
「門の向こうって、どうなってる?」
兵士は怪訝そうにレンを見る。
「階段だ」
「どれくらい?」
「知らん」
「行ったことない?」
「俺は第百階層勤務だ」
「上から来た人は?」
「いなくはない」
「何て言ってる?」
「何が」
「第九十九階層」
兵士は厄介事でも見るように眺め、ため息をついた。
「お前、何が聞きたいんだ?」
レンは門を見上げた。
「上に行きたい」
「やめとけ」
即答だった。
「何で?」
兵士は一度目を閉じ、うんざりしたように鼻から息を吐いた。
そこには苛立ちというより、同じやり取りを何度も繰り返してきた者の諦めが滲んでいた。
「お前みたいな奴は大抵そう言う」
「大抵?」
「若い奴はな。ここじゃないどこかなら、もっと良い暮らしができると思ってる」
兵士が槍を持ち直す。
「九十九に行けば、次は九十八に行きたくなる。そこで満足しなきゃ九十七。その次。その次」
「悪い?」
「悪くはない」
兵士は門の数字を一瞥し、改めてレンを見る。
「ただ、戻ってきた奴を見たことがない」
レンは兵士を見る。
「死ぬってこと?」
「知らん」
「じゃあ何で?」
「上へ行った奴は上に残る。それだけだろ」
その説明は合理的だった。
第百階層より上が豊かなら。
戻る理由がない。
「家族がいても?」
「だから普通は行かない」
兵士が門から視線を外す。
「生まれたところで生きる。そうすりゃ面倒がない」
レンは返事をしなかった。
その言葉を、何度聞いただろう。
生まれた場所で。
与えられた仕事をして。
見える範囲で生きる。
それは間違いではない。
第百階層にも笑う人はいる。
恋をする人もいる。
家族を作る人もいる。
市場では毎日のように喧嘩が起き。
子供が楽しそうな声をあげながら走り回り。
食事の匂いがして。
祭りもある。
ここで幸せに生きることはできる。
でも。
レンはもう知ってしまった。
第九十九階層から来た男の服。
母の隠していたナイフ。
空白の九年間。
母が話した空。
そして。
あの手紙。
『私は、あなたに話していないことがたくさんあります。』
レンは門を見上げた。
あの向こうへ行けば、何かが分かる。
そう思った。
証拠はない。
母が上へ行った証拠など一つもない。
けれど。
母が知らないはずのものを知っていた理由。
母の子供時代の空白。
異質な装備。
全部が、ほんの僅かに同じ方向を向いているように感じる。
上。
レンは息を吐いた。
その呼気が、第百階層の冷たい空気に溶ける。
「どうしたら通れる?」
兵士が眉を上げる。
「本気か?」
「方法を聞いてる」
「交易組合の護衛になる。討伐証を集める。役所から移住許可を取る。金があるなら商人枠を買う」
「一番早いのは?」
「討伐証」
「何を倒す?」
「北坑道の岩喰い三体。今なら討伐札が出てる」
「一人で?」
「死にたいならな」
兵士が顎で南を指す。
「狩人組合へ行け。人数を集めてる」
レンは踵を返した。
「おい」
呼び止められる。
振り返る。
「何?」
兵士がレンをじっと見ていた。
「何でそこまで行きたい?」
レンは少し考えた。
母の秘密を知りたい。
それは確かだ。
けれど、それだけではない。
もっと前から。
母が死ぬよりずっと前から。
幼い頃から。
天井のない場所を想像するたび、胸の奥がむず痒くなるような感覚があった。
何があるのか見たい。
自分の目で確かめたい。
第百階層しか知らないまま死ぬ。
そのことを考えると、どうしても納得できなかった。
「地上が見たい」
兵士の顔から一瞬だけ表情が消る。
何かを思い出すような目だった。
しかし、すぐに苦笑へ変わる。
「第九十九階層に地上なんかないぞ」
「知ってる」
「第一階層の先だって、ただの昔話かもしれん」
「それも知ってる」
「だったら――」
「だから、確かめに行く」
兵士はこれ以上言っても無駄だと悟ったのか口を閉じた。
レンは門を見る。
「ないなら、ないって自分の目で確かめたい」
そしてもう一つ。
心の中で付け足す。
母さんが、何を隠していたのかも。
*
その日の夜。
レンは家中の荷物を広げていた。
持っていくもの。
置いていくもの。
水袋。
乾燥茸。
根芋。
火打ち石。
縄。
布。
簡単な薬。
母のナイフ。
金属札。
破れた手紙。
それらを並べる。
狩人組合へは帰りに寄った。
討伐隊への参加を申し込んだ。
三日後。
北坑道。
岩喰い三体。
討伐に成功すれば、通行資格の一部になる。
それだけでは足りない。
だが最初の一歩にはなる。
レンは部屋を見回した。
ここで十七年生きてきた。
壁の傷。
柱には背の高さを測った線。
子供の頃に倒して折れた椅子の欠け。
母が鍋を焦がして黒くなった竈の縁。
全部知っている。
これまで、この家が世界だった。
この街が世界だった。
第百階層が世界だった。
でも。
世界には、第九十九階層がある。
その上には第九十八。
第九十七。
もっと先。
第一階層。
そして。
階層ではない場所。
「空……」
レンは天井を見る。
黒い石。
いつもの天井。
母は言った。
青いのだと。
ずっと遠くまで続いているのだと。
触れられないのだと。
見れば分かるのだと。
その言葉が、今になって妙に引っかかる。
見たことがない人間が、どうしてあんな言い方をしたのか。
レンは母の手紙を折り、胸元の内ポケットへしまった。
ナイフを腰につける。
鏡はない。
窓代わりの磨いた金属板に、自分の姿がぼんやり映った。
黒髪。
暗い瞳。
煤けた服。
第百階層の少年。
どこから見ても、ただの下層民だ。
「母さん」
声に出す。
家の中に響く。
「俺、行くよ」
返事はない。
「止める?」
当然、何も返ってこない。
「……止めそうだな」
少し笑った。
病床の母を思い出す。
上へ行こうと言ったとき。
あのときの母は、なぜあんなに拒んだのだろう。
怖かったから?
自分が危険な目に遭うから?
それとも…
何か別に理由があったのか。
レンには分からない。
だからこそ、確かめたかった。
母が見ていたもの。
母が隠したもの。
自分の知らない世界。
自分の世界を確かめるように家の外へ出る。
第百階層の夜は足元が見えないほどに暗い。
魔石灯は薄く赤い光を発している。
路地には人影が少ない。
遠くで水路の流れる音が聞こえてくる。
どこかの家からは、赤子の泣き声がかすかに漏れてきた。
別の家からは夫婦の笑い声が聞こえてくる。
茸を焼く匂い。
採掘場からの振動が、地面を通して鈍く身体に伝わってくる。
今まで何千回も聞いてきた音。
何千回も嗅いだ匂い。
ただ、今日この時だけは、少しだけ何かが違って感じられた。
レンは北を向いた。
あの門の向こうには、そのさらに先には、一体何が待っているのだろう?
足が自然に一歩、また一歩と前へ出る。
まだ旅立ちではない。
門を越えてもいない。
討伐も終えていない。
それでも。
その一歩を踏み出した瞬間から、レンにとって第百階層は「世界」ではなくなってしまう。
世界を構成するただの一部になる。
そして少年はまだ知らない。
自分がこれから辿る道を。
ずっと昔。
同じように北を見上げた者がいたことを。
その者が何を見て。
何を失い。
何を得て。
何を隠し。
そして、なぜこの第百階層へ居たのかを。
レンは何も知らない。
ただ一つ。
確かなことがある。
彼は、見たいと思った。
母が語った、天井のない場所を。
誰も見たことがないと言うのならなおさら。
自分の目で、自分の足で、その新たな世界を。




