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転生聖女。  作者: カラスの羽飛ばし
転生~幼少期編
14/49

転生聖女、将来を考える

(大貴族の令嬢じゃなければ冒険者にでもなったんだけど。)


この国では、貴族でも割と自由だ。

結婚も恋愛結婚が認められる風潮だし----多少の利害関係はあるだろうが----、将来の事で悩めるだけ恵まれているのだろう。


机の上に置かれた紙の上には「入試試験のお知らせ」と書かれていて、下にコースの選択の項目がある。


「1.デイストーチコース:剣術や槍術等の授業が多めです。将来騎士団や冒険者等を希望されている方。


2.ナイツトーチコース:魔術式や魔法技術の授業が多めです。将来魔術師や回復術師等を希望されている方。


3.ロルムトーチコース:算術や経営学等の授業が多めです。将来商人や文官、領地経営などを希望される方。


コース変更は3年の年度末に試験に合格する事が出来れば可能です。」


迷わず一番の項目に丸を入れる。

あのゴブリン狩りからも何回か魔物狩りに連れていってもらっている。その度に騎士達や冒険者と交流を行い、怪我を癒すうちにやりたい事が定まっていった。


騎士になる。そう家族にも話せば心配はしてしたものの、応援してくれた。ニコルに関しては「ハルノス様の傍であれば世界の果までも共に行く覚悟でございます。」との事だ。


勉強、礼儀作法、魔法、薙刀。

私はどんどん教えられたことを吸収していった。


いつもの様に魔物狩りを終え街中を進んでいると何やら騒がしい事に気づいた。

…??治癒院の前に人が集まっていた。

すると、建物の周りにいた人たちが私の姿に気づくと、女性が焦った様子で声をかけてきた。


「ハルノス様っ!こ、子供が死んじゃうっ!」

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