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21.穏やかな日常2

しょんぼりしたナナちゃんたちを慰めてから、少し話して、夕飯の時間になった。夕飯は、みんなでお好み焼き屋さんに入った。みんなの大好きなメニューだけど、なかなか食べる機会がないんだ。おいしそうなメニューがたくさんあってウキウキした。

でも、それ以上に入って一番びっくりしたのが、マーくんが料理がうまかったところだ。普段だったら、ナナちゃんがいつもキッチンに立っているからわからない部分だった。

「お好み焼きって、基本食べ放題だから、高校の帰りに寄って行って、友達と食べてたんだよ。」

と言っていた。マーくんは、さらに、

「ものすごい数焼くから、どんどん作る方法を覚えたし、失敗しなくもなったんだ。」

と言っていた。

「この店、お好み焼きもだけど、サラダのコーナーのものは、好きに食べていいんだって。あとジュースも。りっちゃん見に行く?」

と話しかける。

「うん。」

と、答えて立ち上がった。

この話題的に、サラダを取ってくるのかと思ったら、二人が持っていた皿には、早くもデザートのコーナーから、違う色のゼリーをもらってきたからびっくりした。突っ込むのもめんどくさかったので、そのまま食べ続けて、おなかがいっぱいになったころ、ナナちゃんが、

「男性陣二人は、ソフトクリームいる?」

と聞いてきた。

「お願いしようかな。」

マーくんが答えた。僕も、

「ちょっとだけもらうかな。」

と答えた。そしたら、しばらくたって、ナナちゃんは、お店の商品みたいにきれいに盛り付けられたソフトクリームを両手に持って帰ってきた。

「これ、ママが作ったの?」

と、りっちゃんが真っ先に反応する。

「うん。」

と平然と答えたから、

「すごーい。」

といった。

「どっちが僕の?」

と聞くと、

「こっちよ。りっちゃんも食べたかったら、たっくんにもらって。」

といわれていた。

「やったー。」

と喜んでいた。僕は、

「ねぇ。ナナちゃん、ソフトクリームをまく仕事していたの?」

と聞いてみた。

「うん。一時期、スーパー銭湯のの喫茶コーナーでアルバイトしてたから。」

と答えてくれた。僕は、

「そんなことしてたんだ。僕たちも二人のこと知らないことばっかりなんだね。」

と、無意識の間に言っていた。


今もこれからも変わらずに平和な暮らしがある。

知らないことをどんどん吸収して、面白いことがあって、時々刺激もあって。流れ星みたいな大きな衝撃がなくても、新鮮さを見つける種がたくさん残っていた。これがわかったら、今まで1か月過ごした楽しかった暮らしが恋しいなんて、言っちゃいけない気がした。

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