[贈与契約]現場編 「家族なら当然」の呪いを解く契約書と、大量のナス
「タダほど高いものはない」という言葉があります。
あれはたぶん、無料サンプルとか、友達から譲ってもらった大型家具とか、親戚から突然渡される大量のミカンとかについて言った言葉だと思います。
少なくとも私はそう思っていました。
でも、不動産屋で働き始めてから分かりました。
世の中には、
「家、タダであげるよ」
という、無料サンプルとは比較にならない破壊力の言葉があります。
そして、その言葉の後には時々、
「やっぱり返して」
がついてきます。
人間、三千万円の家をあげる時まで、コンビニの傘を貸すくらいの気軽さで話すの、やめません?
昭和六十三年の夏。
私は大槻不動産の事務所で、扇風機に向かって伝票を整理していました。
冷房はある。
あるにはあるのですが、所長が電気代を気にするので、午前中はだいたい扇風機です。
バブル景気というものは、日本全体を豊かにしても、小さな不動産屋の冷房設定までは救ってくれないらしい。
「栞」
「はい」
「客だ」
真壁さんが入口を顎で示しました。
そこには、三十代半ばくらいの女性が立っていました。
白いブラウス。少しくたびれたスカート。両手で茶封筒を握りしめています。
顔が、疲れていました。
「あの……こちらで、不動産の相談もできますか」
「どうぞ」
所長の大槻さんが応接机を示します。
女性は深々と頭を下げました。
「森川美智子と申します。叔母からもらった家のことで……」
私はお茶を置きながら、こっそり真壁さんを見ました。
もらった家。
この時点で私の前世の宅建脳が、静かに起動します。
贈与。
来ましたね。
売買より地味なくせに、試験になると妙な角度から刺してくるやつ。
「叔母さんから家を贈与された?」
所長が聞きました。
「はい。二年前です」
「登記は?」
「私の名義になっています」
その一言で、真壁さんの眉が少し動きました。
「で、何が問題なんです?」
美智子さんは茶封筒を開きました。
中から一枚の便箋を出します。
達筆な文字でした。
――美智子へ。
――家を返してください。
――もともと無償で与えたものですから、私には返してもらう権利があります。
――今月中に名義を戻してください。
「……叔母さんから?」
「はい」
美智子さんは俯きました。
「二年前、叔母が病気をして。それで私が仕事を辞めて、叔母の家の近くに移ったんです」
「介護を?」
「身の回りのことを。病院にも連れて行って、食事も作って……」
「それで家を?」
「叔母が言ったんです。『この家をあなたにあげる。その代わり、私が元気で暮らせるように手伝ってほしい』って」
私は手を止めました。
――なるほど。
ただの贈与じゃない。
負担付贈与だ。
「それからずっと世話を?」
「はい。叔母は今も元気です」
「じゃあ、なぜ返せと?」
真壁さんが聞くと、美智子さんは困ったように笑いました。
「従兄が戻ってきたんです」
「従兄?」
「叔母の息子です。十年以上、東京にいたんですが」
ああ。
嫌な予感が、ものすごく分かりやすい足音でやってきました。
「叔母が家を私にくれたと知って怒ったらしくて……」
「なるほどな」
真壁さんが低く唸ります。
「母親の家を従妹に取られた、と」
「取ってません!」
美智子さんが、初めて強い声を出しました。
そのあと、自分でも驚いたように口元を押さえる。
「……すみません」
「謝らなくていいですよ」
私は思わず言いました。
「二年間、ちゃんと約束を守ってきたんでしょう?」
「はい」
美智子さんは小さく頷いた。
「毎朝行っています。買い物もします。病院にも。叔母が転んだ時は、一週間仕事も休んで……」
仕事を辞めたと言っていたのに。
今はたぶん、新しく働いているのだろう。
その生活の中で、叔母さんの世話も続けている。
それを、息子が帰ってきた途端に、
――タダであげたものだから返せ。
ずいぶん便利な「タダ」だなと思いました。
所長が便箋を机に置きます。
「贈与した時の書類はありますか」
「あります」
美智子さんが、もう一枚取り出しました。
古びた一枚の紙。
そこにはこう書かれていました。
――私は、所有する下記建物および土地を森川美智子に贈与する。
――森川美智子は、私の生活上必要な買物、通院その他身の回りの支援を行う。
日付。
叔母さんの署名。
美智子さんの署名。
印鑑。
私は、思わず二度見しました。
あるじゃん。
めちゃくちゃあるじゃん。
書面。
しかも負担まで書いてある。
真壁さんが私を見る。
「栞」
「はい」
「お前、今、顔に書いてあるぞ」
「何がです?」
「『勝った』って」
「そんな下品な顔してません」
「してる」
失礼な。
でも、たぶんちょっとしていた。
私は紙を指差しました。
「美智子さん。叔母さんは『贈与はタダだから返してもらえる』と言ってるんですよね?」
「はい……」
「それ、そんなに簡単じゃありません」
美智子さんが顔を上げました。
「贈与って、確かに無償なんです。でも、無償だから何をしてもいい契約じゃありません」
真壁さんが椅子にもたれました。
「つまり?」
「まず、これは書面があります」
「あるな」
「書面でちゃんと贈与契約をしているなら、贈与した側が『気が変わった』だけで一方的になかったことにはできません」
美智子さんの目が、大きくなりました。
「……返さなくていいんですか?」
「少なくとも、『タダであげたから返せ』という理屈だけでは駄目です」
私は続けました。
「それに、登記まで美智子さんに移ってる」
「はい」
「家ももう引き渡されているんですよね?」
「はい。私は叔母の隣の離れに住んでいて、この家の管理もしています」
つまり履行も進んでいる。
口約束だけだったとしても、履行済みの部分まで簡単に巻き戻せる話じゃない。
今回はさらに書面まである。
しかも。
「そして、この契約、普通の贈与じゃありません」
私は契約書の二行目を指差しました。
「美智子さんには、叔母さんの生活を支えるという負担があります」
所長が静かに頷きます。
「負担付贈与だな」
「はい」
「ふたんつき……?」
美智子さんが聞き返します。
「簡単に言えば、『家をあげる。その代わり、これをしてほしい』という贈与です」
「……はい。まさにそうでした」
「で、美智子さんは二年間、その約束を守っている」
「はい」
私は胸の奥が、少しだけ熱くなりました。
法律の問題集なら、
AはBに甲土地を贈与し、BはAを扶養する負担を負った。
たった一行です。
でも現実では、「扶養する負担」の中に、
朝の買い物がある。
病院の待合室がある。
薬の確認がある。
夜中の電話がある。
転んだ老人を起こす手がある。
二年間という時間がある。
それを全部やった人に対して、
「タダであげたものだから返せ」
は、ちょっと雑すぎる。
「ただし」
所長が低い声で言いました。
私は姿勢を正します。
この人、「ただし」の一言で事務所の空気を締めるのが妙に上手い。
「こちら側も、感情だけで押すな」
「はい」
「叔母さんが何を主張しているのか、本人から確認する」
真壁さんが立ち上がります。
「行くか」
「私もですか?」
「お前が一番行きたそうな顔してる」
「社会勉強です」
「さっき勝った顔してた奴が言うな」
車で十分ほど走ったところに、その家はありました。
木造二階建て。
庭には百日紅が咲き、縁側には簾が下がっている。
いかにも、長年人が暮らしてきた家です。
玄関を開けたのは、六十代後半の女性でした。
森川芳江さん。
美智子さんの叔母です。
その後ろには、四十歳くらいの男性。
息子の信夫さんが腕を組んでいました。
「不動産屋まで連れてきたのか」
第一声がそれでした。
ずいぶん歓迎されてますね。
「今日は事情を確認に来ただけです」
所長が答えます。
「確認も何もないだろ」
信夫さんが吐き捨てます。
「母がタダでやった家なんだ。返せって言えば返すのが筋だろ」
――筋。
法律トラブルで「筋」という言葉が出てくる時、だいたい条文は別方向を向いています。
「お母様ご本人も、そうお考えですか」
所長が芳江さんを見る。
芳江さんは目を逸らしました。
「……だって、信夫が帰ってくるなら、あの家は信夫に残したいんですよ」
美智子さんの肩が、ぴくりと揺れました。
「叔母さん」
「美智子。あんたには悪いけどね」
「……私、二年間……」
「分かってるよ」
「仕事も変えて、毎日ここへ来て」
「分かってるって」
「じゃあ……」
「でも家族なんだから、それくらいするでしょう」
空気が、止まりました。
私は奥歯を噛みました。
ああ。
その一言は駄目だ。
「家族なんだから」。
便利な言葉です。
無給の労働も、我慢も、犠牲も、全部それで包めてしまう。
でも今回は。
その「それくらい」に、家一軒という対価を約束したのは、芳江さん自身です。
私は契約書を開きました。
「芳江さん」
「何?」
「二年前、この書面に署名されていますね」
「したわよ」
「美智子さんが身の回りの支援をする。その代わりに、この土地と建物を贈与する」
「ええ」
「美智子さんは約束を守りましたか?」
芳江さんは黙ります。
「買物は?」
「……してくれた」
「通院は?」
「してくれた」
「生活の手伝いは?」
「してくれたわよ」
「では、美智子さんは何を破ったんですか?」
「……」
芳江さんは答えませんでした。
代わりに信夫さんが声を上げました。
「だから、贈与だろ! 売ったわけじゃない!」
「はい」
私は信夫さんを見る。
「贈与です」
「だったら返せるだろ」
「どうしてです?」
「タダだからだ!」
「タダだから約束を破っていい、とはなりません」
信夫さんの眉が寄ります。
私は契約書を持ち上げました。
「しかもこれは、完全な『何も求めないプレゼント』ではありません。美智子さんには負担がある」
「負担?」
「芳江さんの生活を支えることです」
「家族が年寄りの面倒見るのは普通だろ」
「普通かどうかは関係ありません」
自分でも驚くくらい、声が冷たくなりました。
「契約に書いたんです」
しん、とした。
所長も真壁さんも、口を挟まない。
「『普通だから無価値』にはなりません。美智子さんがしてきたことを、芳江さんは家を贈る条件として書面にしたんです」
信夫さんの顔から、少し勢いが消えました。
「でも母は今、返してほしいと言ってる」
「気持ちが変わったことと、契約を一方的に消せることは別です」
「じゃあ、一度何かやったら永遠に撤回できねえのかよ」
「そんな話はしてません」
私は言いました。
「たとえば口約束だけの贈与なら、まだ履行していない部分について解除できる場合があります」
「ほら見ろ」
「でも今回は書面があります」
「……」
「しかも家も土地もすでに移している」
「……」
「そのうえ、美智子さんは負担まで履行している」
三段重ね。
法律的お重箱です。
これで「タダだから全部返せ」は、さすがに通らない。
そこで所長が、静かに口を開きました。
「信夫さん」
「……何だよ」
「あなたは、お母さんの家が欲しいんですか」
いきなり核心でした。
信夫さんは一瞬、言葉に詰まる。
「俺は長男だ」
「それは聞いていません」
「……」
「家が欲しいのか、と聞いています」
大槻所長、怖い。
声を荒らげていないのに、逃げ道だけを一つずつ塞いでいく。
「……将来、ここへ戻るつもりだった」
「二年前は?」
「東京にいた」
「お母さんが病気になった時は?」
「仕事があったんだよ!」
「美智子さんにも仕事はありました」
「……」
「それを辞めて、ここへ来た」
信夫さんが唇を噛む。
所長は責めるような声ではありませんでした。
むしろ淡々としている。
だから余計に効く。
「誰が親の面倒を見るべきか、という話をするつもりはありません。それぞれ事情がありますから」
そこで少し間を置く。
「ただ、二年前にできなかったことを、今になって『家族なら当然だった』と他人の負担だけ軽く扱うのは、筋が違うでしょう」
今度は。
ちゃんとした意味で「筋」が出ました。
信夫さんは黙り込みました。
芳江さんも俯いています。
しばらくして、芳江さんがぽつりと言いました。
「……信夫が言うんですよ」
「何をです?」
「美智子に家をやったら、自分には何も残らないって」
「母さん!」
「だってそうじゃない」
芳江さんは息子を見ました。
「それで私も、不安になったのよ」
美智子さんが、静かに聞きます。
「叔母さん。私に家をくれたこと、後悔してる?」
芳江さんは、すぐには答えませんでした。
長い沈黙のあと。
「……あんたに来てもらって、助かったよ」
小さな声でした。
「倒れた時も、怖かった。信夫には電話しても仕事中だって言われて……」
「母さん、それは……」
「分かってるよ。仕事だったんだろ」
芳江さんは手の甲で目を拭いました。
「でも、美智子は来たんだよ」
その一言で、美智子さんの表情が崩れました。
「叔母さん……」
「だから家をやった。それは本当だよ」
芳江さんは、契約書を見つめます。
「ただ……信夫が戻るっていうから」
人の気持ちは変わる。
それ自体は悪ではありません。
親なら、息子に何か残したいと思うこともある。
でも。
気持ちが変わることと、過去の約束が消えることは違う。
法律はそこを、妙に冷静に分けます。
冷たいようでいて。
時々、その冷たさが、一番弱い人を守ります。
「家は返さなくていい」
芳江さんが言いました。
美智子さんが顔を上げる。
「いいんですか?」
「……私があげたんだもの」
今度は自分から言いました。
「その代わり」
芳江さんの眉が少し上がる。
「これからも病院には連れてっておくれ」
美智子さんは泣きながら笑いました。
「それ、契約書に書いてあります」
「あら、そうだったね」
「忘れないでください」
「年寄りだからねえ」
「そこだけ年齢を武器にしないでください」
思わず私が言うと、芳江さんが初めて笑いました。
信夫さんは、まだ納得しきれない顔をしていました。
でも、しばらくして美智子さんに向かって、ぼそりと言いました。
「……今まで母のこと、ありがとう」
美智子さんは驚いた顔をしました。
「うん」
「俺も……できる時はやる」
「じゃあ土曜日、病院お願い」
「いきなり具体的だな」
「口約束は危ないから」
私は吹き出しそうになりました。
美智子さん、もう学習している。
帰ろうとした時、芳江さんが私を呼び止めました。
「お嬢ちゃん」
「はい?」
「もう一つ聞いていい?」
「どうぞ」
「もし私がね」
「はい」
「『私が死んだら、この家を美智子にあげる』って約束してた場合も、同じなの?」
私は一瞬、止まりました。
来た。
死因贈与。
この家、宅建の過去問を呼び寄せる磁場でもあるんでしょうか。
「それは……少し話が違います」
「違うの?」
「はい。死亡によって効力が生じる贈与には、遺贈に近い特別なルールがあります」
「じゃあ書面があっても?」
「そこは、今日の契約と同じには考えられません」
芳江さんが感心したように瞬きをしました。
「難しいねえ」
「難しいです」
私は即答しました。
「だから、死んだ後の話を軽い気持ちで約束しないでください」
「生きてるうちの話も軽く約束しちゃ駄目なんだろ?」
真壁さんが横から言う。
「そうでした」
「一番大事なところ忘れるな」
「今から言おうと思ってました」
「絶対嘘だ」
その日の夕方。
事務所に戻ると、美智子さんが小さな紙袋を持ってきました。
「これ、叔母の畑で採れたナスです」
紙袋いっぱいのナス。
昭和の謝礼は、本当に野菜で来る。
「こんなに?」
「叔母が『不動産屋さん全員に』って」
真壁さんが袋を覗きます。
「二十本くらいあるぞ」
「所長、今夜は麻婆茄子ですね」
「なぜ私が調理する前提なんだ」
「真壁さんが料理できる顔に見えないので」
「どういう顔だ」
真壁さんが私の頭を軽く小突きました。
美智子さんが笑います。
来た時とは、まるで違う顔でした。
「本当にありがとうございました」
「私たちは、契約を確認しただけです」
そう答えると、美智子さんは首を振りました。
「いいえ」
少し考えてから言いました。
「私、叔母に『返して』と言われた時……一番つらかったの、家を失うことじゃなかったんです」
「え?」
「二年間やってきたことを、全部『家族なら当然』って言われたことでした」
私は何も言えなくなりました。
「でも今日、ちゃんと約束だったって言ってもらえたから」
美智子さんは笑いました。
「それだけで、少し救われました」
帰っていく背中を見ながら、私は思いました。
贈与は、無料の契約です。
対価を払わず、財産をもらう。
だから、売買より軽いように見える。
でも。
無料だからこそ、人の気持ちが入り込みます。
親子だから。
親戚だから。
可愛がっているから。
世話になったから。
死んだらあげる。
毎月あげる。
これをしてくれたらあげる。
そして気持ちは、変わります。
昨日まで仲が良かった人が、明日は喧嘩する。
戻らないと思っていた息子が戻ってくる。
要らないと思っていた家が、地価高騰で急に惜しくなる。
バブルなんて時代なら、なおさらです。
だから、法律は「タダであげた」の一言で全部を決めません。
どんな約束だったのか。
書面はあるのか。
もう渡したのか。
何か負担がついていたのか。
いつ効力が生じる約束なのか。
一つずつ分ける。
感情でぐちゃぐちゃになった糸を、一本ずつほどくみたいに。
「栞」
「はい?」
真壁さんがナスを一本、私に投げてきました。
「持って帰れ」
「食べ物を投げないでください!」
「お前、今日よくしゃべったから一本多くやる」
「それ褒美なんですか?」
「ナス嫌いか?」
「好きですけど」
「じゃあ褒美だ」
理屈が雑だ。
でも、私は二本のナスを鞄に入れました。
所長が新聞を畳みながら言います。
「栞」
「はい」
「今日のこと、覚えておけ」
「贈与契約ですか?」
「それもだ」
所長は少しだけ笑いました。
「人はな、金を払った約束より、タダでした約束の方を軽く考えることがある」
「……はい」
「だが、受け取った側にとっては、人生を変える約束かもしれん」
私は鞄の中のナスを見ました。
家一軒とナス二本。
同じ贈与でも、ずいぶん違います。
でもきっと。
どちらも、渡した瞬間から、相手の側に物語が始まる。
だから――。
「あげる」と言う時は。
「返して」と言わずに済むところまで、考えてから。
私はそう心に刻みました。
昭和六十三年。
土地の値段が上がり続け、人が家を財産として見すぎた時代。
そんな時代の小さな不動産屋で。
私は今日、
無料の契約ほど、人の気持ちは高くつく
ということを覚えました。
そして翌朝。
机の上には、芳江さんからさらにナスが一袋届いていました。
「……所長」
「何だ」
「贈与を解除してもらえませんか」
「もう履行済みだ」
「そんな!」
真壁さんが腹を抱えて笑いました。
――贈与契約。
たぶん私は、もう忘れません。
少なくとも、この夏いっぱいは。
ナスを見るたびに。
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