表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今宵月 月花大戦  作者: アル治
狂い始めた、月花

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/59

第22話  ガーディアン

いつも読んでいただきありがとうございます。

試合開始前。

月狼

「……判っているな」

宵うさぎ

「さすがに気付いてますよ~」

月狼

「行け」

宵うさぎ

「は~い」

軽く跳ねるように。

宵うさぎは会場を後にする。

向かう先は――島の外周。

静かな海。

2隻のゴムボートが岸へ近付く。

武装した男達。

合計16人。

国籍はバラバラ。

持つ銃も装備も統一されていない。

だが。

動きだけは統一されていた。

上陸。

即座に展開。

周囲確認。

慣れている。

隊長

「クリア!進め!」

その瞬間。

「なにしてるの~?」

全員の動きが止まる。

いた。

いつの間にか。

宵うさぎ。

誰1人、気配を感じていない。

宵うさぎ

「話せないのかな~?」

首を傾げる。

「じゃあ――」

「これで話せるかな~?」

次の瞬間。

隊長の頭が落ちた。


誰も理解できない。

血だけが遅れて噴き出す。

「撃てぇぇぇ!!」

乱射。

銃声。

爆音。

10秒も続かない。

静寂。

宵うさぎが立っている。

酒瓶を軽く振る。

「お酒ぬるくならなくて良かった」

少しだけ。

声が低い。

別の場所。

月狼が立っている。

その前には。

キャスター。

カメラマン。

だが。

もう動いていない。

キャスター

「ここで行われていることを――」

言葉は最後まで続かなかった。

月狼が小さく息を吐く。

その周囲には、“物”だけが転がっていた。

かつて、人だったもの。

しばらく後。

会場。

宵うさぎが戻ってくる。

「簡単な仕事でしたよ~」

月狼が冷たく見る。

「……簡単?」

宵うさぎの顔色が変わる。

「ち、ちゃんと仕事しました!」

月狼は目を閉じる。

「滞りなく終わらせろ」

宵うさぎ

「はい」

今度は真面目な返事。

月狼が観客席を見る。

名家達が静まり返る。

月狼

「部外者は入れない」

ざわめき。

だが。

誰も逆らわない。

月狼

「次」

止まっていた月花大戦が。

再び動き出す。

今後もよろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ