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第20話 アサシンスケジュール
いつも読んでいただきありがとうございます。
静かな廊下。
霜月が歩いている。
迷いのない足取り。
病室の前。
護衛が立っている。
「ここは――」
言い終わる前に。
時間が歪む。
次の瞬間。
護衛は崩れ落ちていた。
霜月は、そのまま中へ入る。
白い部屋。
葉月が横たわっている。
その目が、ゆっくりと動く。
「……やはり」
霜月
「反応は出来るか」
葉月
「殺すのか?」
霜月は何も言わない。
静かに刃を出す。
首元へ。
触れる寸前。
(間)
霜月の手が止まる。
刃を、収める。
「……順番が違う」
背を向ける。
葉月
「……え?」
霜月
「先にやるべき奴がいる」
扉へ向かう。
「それまで、生きていろ」
静かに出ていく。
廊下。
霜月の目が細くなる。
「……奴からやらなきゃ、意味がない」
その頃。
試合を終えた師走が走っている。
「……試合中に動くか」
「チッ!」
向かう先は、病室。
扉を開ける。
葉月の姿。
「……生きてるな」
短く確認。
安堵はない。
次の瞬間。
「……ッ!!」
空気が、変わる。
師走の目が鋭くなる。
「違う……」
振り返る。
「……あいつ!」
「殺らせるか!」
走り出す。
廊下を抜ける。
加速する。
「間に合えよ……!」
角を曲がる。
止まる。
視線の先。
「……っ」
そこには――
今後もよろしくお願い致します。




