↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
7/7

寄せ集め

明智光秀「此度の謀反とその原因が我らにある事が露見し、信長様が生きている事が判明した場合でも、味方になる可能性が高い人物が居る。それは……。」

 長宗我部元親。

明智光秀「元親殿は存亡の危機に立たされている。その原因を作ったのが織田信長であり、今摂津和泉集まっている織田軍。これを取り除く事が出来れば、彼が我らの側に立つ事は確実。そのためにも石山の確保は必須。」

明智秀満「しかし父上。父上が仰ったように摂津和泉には多くの織田軍が集結しています。大将は織田信孝。そう簡単に攻略は難しいと考えます。」

明智光秀「と思うだろ?」


 その頃、和泉国岸和田。

蜂屋頼隆「信孝様。大変であります。」

織田信孝「ん!?何があった?」

蜂屋頼隆「京で……。」

織田信孝「何!?父上と兄者が!!」

蜂屋頼隆「はい。明智の手に掛かり行方知れずとなっています。」

織田信孝「急ぎ住吉に戻り、明智を討ち果たすぞ!!」

蜂屋頼隆「……信孝様。」

織田信孝「ん!?躊躇している暇は無いぞ!」

蜂屋頼隆「そうなのではありますが……。」


明智光秀「聞く所によると信孝は昨夜。駐屯地である住吉を離れ、蜂屋の居城岸和田で接待を受けていたとか。副将格の丹羽も同様。信孝は此度のいくさで1万4千の兵を率いているが、大半は……。」

 寄せ集め。

明智光秀「信孝の所領は北伊勢の2郡しかなく、とてもでは無いがこれだけの兵は居ない。信長様の要請に応えるべく領内の農業従事者の全てを動員。まともに戦える状態には無い。ただこれでも足りず、伊勢国内の牢人に国衆。更には伊賀甲賀。果ては紀伊丹波丹後にまで手を拡げ、何とか集めたとか。しかも彼らに対し信孝は……。」

 兵糧に弾薬等の武器。馬の飼養。更には船を渡る際の人夫を自弁するよう要求している。

明智光秀「信孝の所領では致し方無いと言えば無いのではあるのだが……。ただ幸いは事に信長様より莫大な贈り物により物資兵糧の不足は解消している。ただこれによって軋轢も発生している。それが……。」

 船の調達。

明智光秀「此度の四国遠征にあたり、九鬼等の船が堺に入っている。しかしこれだけでは足りないため信孝は新たに200の船を調達する予定にしていた。その調達先が……。」

 堺の商人。

明智光秀「信長様の手前。誰も本音は言わないが、迷惑しているのは確か。もしここに……。」

 信長信忠の訃報が広まり、我らが兵を動かしたら。

明智光秀「四国遠征軍は戦わずして崩壊する。ただ1つ懸念すべき問題がある。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。