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その瞳は血に染まり

作者:ぱんだまる
異能の力、神の力を持って生まれた少女のお話。

私がもし、同じ力を持つ者に出会ったとしたら
数少ない同胞にあえてうれしい、という気持ちよりも
自分の忌むべき優れた能力が、他者も兼ね備えていることの恐怖。
世界の全てを思うがままに操れるであろう、この異能を
自分以外がもつことの恐怖を決してぬぐい去ることはできないだろう。
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