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星空に輝く

 ゆっくりと歩を進め、大地を揺らす魔獣。まずはその歩みを止めるため六人は真っ直ぐに駆けた。最初に魔獣に到達したのはユリクス。魔獣の体を駆けて跳躍し頭上を取った。黒刀に紫電を纏わせて腕を引き絞り、鋭く突き出す。光線の如く放出された紫電、《雷龍の咆哮(サンダーブレス)》。高速で迫った魔法は魔獣の頭に直撃する。


「いきなり頭とかえげつないっスね」

「まぁユリィさんですから」


 ユリクスの所業を見た五人はやれやれと呆れた視線をユリクスに送った。それから魔獣の様子を確認するため魔獣へと意識を戻す。魔法が消え魔獣の頭部が顕になった。すると、焼かれた頭部は多少の煙を上げているものの、魔獣は特に気にしている様子はない。


「あら、あれが効かないのね」

「タフな奴だぜ」


 足元でそんな会話をしている連中を魔獣は一瞥もせず頭上を見上げた。狙いをユリクスに定めたらしい。魔獣はユリクスへと腕を伸ばす。巨体に似合わずその動きは俊敏であった。ユリクスは自身を掴みに来た腕を回避しようとするが、その前に目の前にチャクラムが現れた。十のチャクラムは魔獣の腕の上下、左右、そして正面に切りかかる。切られた腕から血が迸り一瞬動きが鈍った。その隙にユリクスは無事に降下する。今の体の状態では動きを最低限にできることは有り難い。


「……フォロー感謝する」

「ふんっ、これくらい容易いことだ」


 ユリクスは飛行しているイヴァンを見上げて礼を告げた。さて、次はどう攻めるか。行動に移す前に他の四人も攻撃を開始した。ユリクス同様魔獣の体を駆けたリアナが先程傷を負わせた腕に鎖を巻き付けた。鎖を使って腕へと急迫したリアナは大鎌を振り上げる。そして、チャクラムが負わせた傷を寸分の狂いもなく更に切り裂いた。傷が深まったことで更に血が迸る。


「さて、これはどうかしらね」


 リアナのことだ、意味もなく同じ場所を切り裂いたわけではないだろう。ユリクスの予想通り魔獣が低いうめき声をあげた。毒だろう。近くに着地したリアナと共に魔獣の様子を窺う。しかし魔獣はすぐに動き出しこちらへ拳を振り下ろしてきた。動きは鈍っていない。ユリクスとリアナは左右に散開して回避する。


「流石にあの巨体じゃ毒が回るのに時間がかかるわね」


 リアナの声音に気落ちした色はない。想定の範囲内ということだろう。


 ユリクスは地面を陥没させた腕に素早く乗り、腕を伝って再び頭部へと迫った。もう少しで辿り着く。すると魔獣の大きく裂けた口が顔全体を埋め尽くすほど開かれた。口内で風の渦が発生する。それでもユリクスは足を止めない。暴風が放出されたと同時に雷魔法を付与して瞬時に跳躍。頭部の真上に到達すると黒刀を突き出す。魔獣の目を穿った。痛みで魔獣が頭を振り乱す。ユリクスは魔獣から飛び降りた。


『イ、タイ……ユ、ルサナ、イ』


 魔獣がユリクスへと腕を振り下ろした。大きく鋭い爪が迫る。


 ドバンッ!


 一発の銃声。


『ア、ァ……!』


 魔獣が自らの顔を押さえた。正確には目の位置だ。


「できたての穴に熱いの撃ち込まれたら痛いっスよね」


 先程の銃声。ユリクスが穿った位置にライトが《銃炎弾(フレイムバレット)》を撃ち込んだのだ。刀によってできた小さな穴。動く的。それを正確に当てるライトの神業である。これにはユリクスも。


「……見事だな」

「え!? まじスか!? やった兄貴に褒められた!!」


 ライトのテンションが爆上がりである。ちなみに周りから微笑ましい視線が向けられているがユリクスは気づかない。


「がっはっはっ! 若ぇ奴らに負けてられねぇな!」


 魔獣の足元にいたリューズが魔力を練る。以前とは比較するまでもなく魔力量が上がり、高密度だ。特訓の成果に加えてティアの援護。これはかなりの怪力が期待できる。身体強化に加え腕の巨体化。更に鉄化による重量の増加。その重量をものともしない速度でリューズは大鎚を大きくスイングした。


「どっせいりゃっ!!」


 ドゴンッ!!


 空間に響くほどの大きな重低音。その威力は魔獣の足をぐにゃりと曲げた。魔獣のバランスが崩れる。加えて。


「その体勢のままってきっときついでしょうね」


 そんな声と共に魔獣の足が凍りついた。バランスを崩されたまま魔獣の動きが止まる。その隙に六人は一斉に魔獣に仕掛けようとした。だが。


『ウッ、トウシイ、ナァ』


 バキンッ! と高音を立てて氷が砕かれた。曲げられた足も元に戻りいつの間にか目の傷も癒えている。そしてユリクスは危険を察知。


「……来るぞ」


 ユリクスの言葉の後、魔獣の体が所々隆起した。そこから氷柱が飛び出し四方八方に発射される。全員はそれを回避するため動くが、一人、より高い危険性を察知した者がいた。


「絶対に当たっちゃだめよ!!」


 リアナが叫ぶ。その叫びに全員が理解する。リアナが察知したということはこの氷柱には毒があるのだと。大量に発射されている氷柱を懸命に回避する。しかしユリクスも、他の者も気づいた。何故か、ユリクスに向かう氷柱の数が圧倒的に多いと。


(……まず、い……!)


 ユリクスの蟀谷(こめかみ)に汗が伝った。毒が纏われているため紫電で爆散させるのは危険。ならば回避するしかないが、普段ならばこの数が迫ろうと本気を出せば回避することは可能だっただろう。しかし今のユリクスは体がついてこなかった。そして一本の氷柱が目前に迫る。多少危険でも魔法で爆散させるしかない。そう判断したユリクスだったが、自身と氷柱の間に割り込んだ者がいた。


「任せてください」


 レージェだ。羽衣を構えて氷柱をガードする。レージェが振り返りにこりと笑った。


「防御はお任せくださいと言いましたからね」

「……助かる」

「いえ、ユリィさんのお役に立ててなによりです」


 レージェが防御している間にユリクスは息を整えようとする。しかしレージェが割り込んだ直後に氷柱が止んだ。同時に魔獣の爪が迫る。唐突な攻撃の切り替えに反応の遅れたレージェを抱えてユリクスは回避する。回避した先でレージェを下ろしたユリクスはすぐにレージェから離れた。魔獣の顔がこちらを向く。


(……やはりか……)


 明らかに魔獣はユリクスに狙いを定め続けている。理由はわからないが実に面倒な相手だ。


 魔獣の周囲に多くの炎弾が出現した。それらは気持ちばかり散布したが、ほとんどはユリクスへと降り注ぐ。ユリクスは迫りくる炎弾を回避しつつ、反応が遅れたものは黒刀で放った紫電の刃で斬り裂いていく。しかし炎弾が止む気配がない。止めさせるには攻撃するしかないだろう。攻撃手段を考えていると、降り注がれる炎弾が次々と爆散した。


「もう! なんで兄貴ばっか攻撃するんスかこいつ!」


 ライトが炎弾を射貫いてくれている。ライトがユリクスへの攻撃を妨害している間に四人が魔獣へと迫った。


「飛ばれる前に翼は壊しておくか」

「賛成だぜ!」


 イヴァンはリューズを高く飛行させてから十のチャクラムを一つずつ回転させ、十の竜巻を発生させる。それらは真っ直ぐに翼へ向かった。片側の翼の根本を囲むように直撃する。しかし翼に多少傷がついただけで大したダメージが入っていない。


「チッ、まだ感覚が掴めんか……。む?」


 突如竜巻の威力が大幅に上がる。イヴァンが一瞬ティアへ視線を送ったのでどうやら支援が入ったらしい。すると翼が切り裂かれ体から切断された。それと同時に。


「どっせいりゃぁっ!」


 バキャッ! と折れる音がすると、もう片方の翼が体からもがれた。降下してきたリューズが大鎚で根本を叩きつけたのだ。落下してきた速度からしてこちらもティアの支援を受けたらしい。


『ァ、アァ、イ、タイ……!』


 翼を失った魔獣が悶え苦しむ。炎弾が止んだ。


「ティアの力がなければ使いこなせないとは、情けない」

「まったくだぜ。まだまだ修行が足りねぇな」


 イヴァンとリューズの二人が悔しそうに言っている間に、また一人翼が付いていた位置に向かう者が。


「食らいなさい、なっ!」


 ズシャンッ! と肉を裂く音。リアナが傷口を大きく切り裂いたのだ。そして。


「ふふ、塞いであげますね」


 柔らかな声と同時に傷口が凍る。それにより血が迸ることはなかった。


「あら、蓋をしてくれてありがとう」

「いえ、こうした方がより効果的かと思いまして」

「よくわかってるじゃない」


 出血がない方が毒が体内に残るからだろう。効果が現れるのは早そうだ。……さて。


 魔獣が苦しんでいる間にユリクスは動き出す。敏活に魔獣の元へ。すると魔獣の血走った目がこちらを向いた。何かが来る。そう判断した直後、魔獣の歪んだ指が伸びた。大きく鋭い十本の爪が全てユリクスへと迫る。不規則な軌道で向かってくる爪を見切って正確に避けていくが、魔獣へと真っ直ぐに向かうことができなくなってしまった。


「ほんとなんでこいつユリィを集中攻撃するわけ!?」


 リアナの苛立った声が聞こえてくる。すると、予想外にも魔獣から反応があった。


『コイツ、ジャマ。コイツ、ツヨイ。コイツ、コロス』


 どうやら警戒されていた故の攻撃だったらしい。今の自分は本調子ではないのでその判断は誤りだとユリクスは思うのだが……。


「あぁ、納得だわ」

「ユリィさん相変わらずモテますねぇ」

「見る目あるっス」


 なんだこの三人。そうは思うものの苛立ちよりも疲労感が強い。息が切れ始める。それでも集中は切らさずに回避を続けていると、三人が表情を引き締めたのが見えた。


「まぁでも、兄貴ばっか攻撃されたら困るんスよ。兄貴の健康に悪いんで」

「健康はともかく無理させられないわ」

「ですね。こっちも気にしてもらいましょうか」


 ライトが足裏で炎を爆発させて急迫。魔獣の体を駆け、頭部に到達する。


「でりゃぁ!」


 頭部に強力な蹴りを見舞ったことで魔獣の首がぐにゃりと曲がる。それに追い打ちをかけて銃口を頭部に当て、ゼロ距離で発砲した。


『ア、ツ……!』


 頭部に穴を空けられた魔獣が呻く。悶えている間にできたばかりの穴に毒が侵入した。ライトが動いたと同時にリアナが浮かせておいたものだ。毒が侵入した直後、穴の横に氷の槍が発生した。それは間髪を入れず穴を塞ぐように頭部を容赦なく貫く。三人の連携にユリクスへと向けられていた攻撃が止んだ。


『ジャ、マァ!』


 魔獣が三人がいた場所に向かって腕を振り下ろした。三人は散開する。


「やっとこっち向いたっスね!」

「でもこいつこんだけ頭攻撃しても効かないわけ?」

「痛がってはいますけど、大したダメージではないですね」


 三人がそんな会話をしていると、上方から風の刃が魔獣へと無数に迫った。イヴァンが《風刃(ウィンドカッター)》を放ったのだ。それを見たレージェも水の刃を無数に放つ。《水刃(アクアカッター)》といったところか。魔獣の全身を刃が襲うが、浅く切り裂かれた傷はすぐに修復されていく。次々と自身を襲う刃を気にした様子もなく、魔獣がユリクスへと視線を向けた。これはまた進行を妨げられそうだ。故にユリクスは黒刀を地面に突き立てた。そして大地を紫電で埋め尽くす。《支配者の園(ドラゴンズフィールド)》。紫電の大地から無数に雷龍が姿を現し魔獣へと喰らいつく。


『ウ、ガガ……!』


 全身を流れる電流に魔獣が苦悶の声を漏らす。


「兄貴! ボクも!」

「私も失礼しますね!」

「あたしもお邪魔しちゃうわ!」


 三人の魔法が紫電の大地へと向かう。大地へと吸い込まれたことで雷龍に炎、水、毒が加わった。三人がユリクスの魔法に自身の魔力を溶け込ませたのだ。ユリクスだけに頼らない四人協同の〝複合魔法(フュージョンマジック)〟。


『ア、アァァァァ!!』


 魔獣が悲鳴を上げた。


「……流石に効いたか……?」


 ユリクスたちが様子を窺っていると、魔獣の全身で紫電が迸った。これはユリクスの魔法ではない。魔獣の魔法だ。全身から勢いよく放たれた雷魔法により無数の龍が掻き消された。


『オマエ、コロス!』


 解放された魔獣がユリクスへと腕を伸ばす。


「おっと、させねぇぜ!」


 ユリクスと腕の間に割り込んだリューズが大鎚をスイングし、腕を弾く。魔獣の腕がぐにゃりと曲がる。弾かれたことで魔獣の体の重心が後ろへと傾いた。その隙を逃さずユリクスは急迫する。駆けながら黒刀へと魔力そのものを圧縮。刀身が拡大するほど魔力が圧縮され黒刀が強化される。けれどいつもより魔力の制御が甘い。しかしなんとか圧縮した魔力を維持しながら魔獣へと到達。強靭な膂力と身体強化で跳躍し、袈裟斬りを見舞う。魔獣から大量の血が迸った。漸く与えられた深手だ。よろけた魔獣が吐血する。しかしユリクスにしてみれば思っていたよりも魔力の制御ができなかったために歯噛みしたくなるダメージだ。


「……この程度しか斬れないか……」


 本調子でない体にとってはこの巨体と硬度は実に厄介。ならば……。


(……宝玉を、使うか……)


 大幅に魔力を増幅させれば制御が甘くとも力尽くで斬り伏せることが可能かもしれない。いや、そこまでするからには確実に斬り伏せる。しかし問題は、今の状態で宝玉の力を使えるかどうかだ。


(……やるしかないな)


 ユリクスは深く息を吐く。すると上から舌打ちが聞こえてきた。


「悔しいが、まともなダメージを与えられるのはユリクスだけか」

「本当なら無理させたくねぇんだが……どうだユリィ?」


 その問いに、ユリクスは迷いなく答える。


「……任せろ」


 仲間たちは頷く。


「援護は任せてほしいっス!」


 ライトの言葉を皮切りに仲間たちは動き出す。ライトは足裏で炎を爆発させて魔獣の体を駆ける。リューズもまた身体強化と足の巨体化を行いライトに追随する。先に頭部に到達したライトは魔獣の頭部の側面を蹴り飛ばした。炎魔法の爆発力を用いて頭を大きく揺らす。続いて到達したリューズは腕を巨体化させてライトとは反対側の頭部を大鎚で殴り、頭を大きく揺らした。脳震盪を起こしたかのように魔獣がよろける。すると、魔獣の両目を風が横切った。両目が切り裂かれ、魔獣の視界を奪う。三人はそれを続けた。魔獣が抵抗するため動きだそうとするが。


「させません」


 魔獣の下半身が凍りつく。巨大な氷山による拘束はそう易易と破壊されることはない。ならば、と魔獣が上半身のみで抵抗しようとするが、その動きが止まった。


「まったく、やっと毒が全身に回りきったわね」


 リアナが体内を侵している毒を暴走させ、魔獣の全身の動きが止まる。


 ユリクスに繋ぐため、五人は全力で妨害を続けた。


 そしてユリクスは。


 自身の内にある宝玉の力を意識する。いつでも引き出すことは可能だ。だが、やはり体の不調が邪魔をする。しかしこの疲労感に負けてはいられないのだ。たとえここで状態が悪化しようとも。


(……この戦いが終われば休めばいいだけだな)


 ユリクスは深く息を吐き出す。面倒くさがりな自分だが、たまには全身全霊で戦ってみてもいいだろう。ユリクスは体に鞭打って宝玉の力を引き出そうとした。


「兄さん!」


 ティアの声にユリクスは振り向いた。そこには祈りを捧げているティアの姿がある。するとユリクスの体が軽くなった。同時に宝玉の力を意識しやすくなる。ユリクスはすぐさま宝玉の力を引き出した。自身の片目が琥珀になったことを感じ取る。まだ完全に覚醒させることはできない。しかし今は十分だ。


「ガウッ!」


 メラが駆け寄ってくる。ユリクスはメラの背に乗った。メラが飛び上がり魔獣の頭上へと。魔獣から大きく距離を取ったところでユリクスはメラから飛び降りた。膨大な魔力を練り、自身にそれを纏わせる。大きく膨れ上がり続ける魔力が紫電に変わり、形を持った。それは巨大な龍であった。龍を纏ったユリクスは真っ直ぐに魔獣へと向かう。危険を察知した魔獣が足掻くために氷の槍を複数発生させ、ユリクスへと放つ。しかしそれらはユリクスが纏いし魔法によっていとも容易く破壊される。何者にも止めることのできない龍の天降り。紫の光を放つそれは星空に輝く流星の如く。そして、星は降った。


 光は魔獣の体を縦一線に斬り裂く。巨体も硬度も関係ない。魔獣如きが星に敵うわけもなく、抵抗もできずにその生命を絶たれた。真っ二つにされた体が崩れ落ちる。大地を揺らして響く轟音が凱歌を挙げた。


 魔法を霧散させたユリクスは自身の手を見つめる。


「……ティアの力を借りても宝玉の力を解放できないか……」


 どうしたら力を解放できるのか。わからない。わからないが。


「……まぁ、どうにでもなるか」


 楽観的、というよりはユリクスは(いず)れ宝玉の力を解放できると信じている。自分の力を信じている。故に、いつも通りの気負わない自然体を崩さない。


 ユリクスは一連の攻撃を集まって見ていた仲間たちの元へと歩み寄る。ティアも駆け寄ってきて七人と一匹が揃うと一斉に深い溜め息を吐いた。


「「「……疲れた」」」


 不調だったとはいえユリクスでさえ疲れているのだ、皆疲れて当然だ。全員で休息を求めて関所に振り返る。するとそこにはいくつもの厳しい視線があった。


「……今度はあれを相手にするのか……?」

「……そうみたいっスねぇ……」


 折角戦いが終わったと思えばどうやらまだ終わらないらしい。ユリクスたちは揃ってげんなりした。


 ……行きたくねぇ。






お読みいただきありがとうございます。

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