鼻高々国王位継承戦、第2王子シャネルドナンバーツー
鼻高々国継承戦争勃発
鼻高々国の王グレードシャネルが脳溢血を起こし運悪く馬から落ちて不名誉な死を迎えた。脳溢血とはいえ落馬死は武人として恥ずかしいので脳溢血の為死亡である
跡継ぎは指名されて無かったが第1王子が跡継ぎだと思われた。
第2王子シャネルドナンバーツーは、宰相的存在であったが、兄様国の内燃機関を西側諸国に先駆け輸入、綿工業を始め、製鉄、交通網へと産業革命を進め、内燃機関自体も自国生産を始めて、西側諸国に輸出を始めて、兄様国と競合する。
内燃機関は揮発油を燃料とする。
この揮発油も兄様国から輸入していたが自国生産に成功した。
兄様の父親の側室である姫様の母親は出自が山間の民だった為、兄様の父親の正室に疎まれ臨月に毒を盛られた、母親は自ら腹を裂き姫様を産んで息絶えた。兄様は大老に姫様を託し、大老は姫様を養女として迎えた。
やがて、兄様は正室を迎える。
唯一の肉親で、世界の全ての存在だった兄様を他人に盗られると絶望した姫様は、兄様の端正なお顔が他の女を寄せ付けると思い込む。
大老は個人的に領内から湧き出る鉱物油の利用方法を研究していたが、精製して揮発性を高めた液体が入った瓶を握りしめ兄様の屋敷に忍び込み兄様の顔に振りかけ顔を焼く事件を起こす。
大老は兄様に姫様の助命を願い腹をきる。姫様は島流しとなった。
兄様は難破した鼻高々国の帆船を船大工に見せ、作れないか尋ねる、少々頭のおかしい船大工は作れるけど、船底のコーティング剤と帆の操作が難しいと答える。
兄様は、僕のなんとなく考えた内燃機関の絵を、農機具、足踏み式布縫い機製造の頭のおかしい富田氏に見せると、完成品の内燃機関を作り上げる。
兄様は父親の研究を続けていた大老の頭のおかしい息子に撥水性コーティング剤と揮発性燃料を開発させた。
船大工に複製させた船に帆の代わりに内燃機関を取り付けたらめっちゃ速い船が出来て、急速に航路が開拓される。
兄様は大陸の隊商の大将ハッサムとかなり強めの業務提携を結び、大陸への販売ルートとコネを手に入れる。
ハッサムも兄様の航路、コンテナ規格、トレーラーやトラックなど最新の運送手段によりほんの3日前より格段に安く速く確実に届けらた。
しかも兄様国の内燃機関や自動箱車、その他工作機械などの工業製品もほぼ独占販売でめちゃくちゃ儲ける。兄様とハッサムで大陸一貫運送を独占している。
しかし、工業化するにつれ内燃機関の燃料が兄様国の領内の鉱物油産出では足りなくなった。
そこで、ハッサムは出身国の鉱物油産出を調査した処、ハッサムの宗教諸国ではめっちゃ産出するのが分かった。
兄様とハッサムとハッサムの宗教諸国とで合同鉱物油開発会社が設立されて、もう頭湧くぐらい儲かる。
兄様とハッサム連合が、航路、内陸物流、鉱物油を独占してるのを脅威に感じた第2王子シャネルドナンバーツーではあったが、
グレードシャネル国王と第1王子シャネルドナンバーワンは、兄様国とハッサム連合との直接的対立を避けたい方針であった。
「父王、恐れながら申し上げます、いずれ兄様国とハッサム連合との衝突は避けられないと思われます、寧ろ今のうちに叩く必要があると考えます。」
第2王子シャネルドナンバーツーは首を刎ねられるのを覚悟で父王に具申する。
「彼の国は侵略する意図はないと報告受けておる、お前の産業革命で我が国も工業製品は張り合えるようになったが、まだまだ彼の国の原材料、工作機械は必要、また彼の国は専守防衛のハリネズミ化したらしい、そんな島国に海軍を送るのは得策ではない、」
「父王、ハッサムの宗教諸国を叩き、燃料補給を断てば兄様国の燃料は尽き工場も製鉄所も停止させ勝機ありと考えます。」
「お前は馬鹿か、ハッサムの宗教諸国を叩けば、こちらにも燃料は入って来なくなるぞ」
「しかし、お前の言いたいことも分かる。
南方に派遣した調査隊はどうなった」
父王は兄様国とハッサム連合と対立することに関心はあるようだ
「はっ、南方の調査隊の一次報告によりますと、かなりの鉱物油産出は見込まれるとの報告です、しかし、住民は野蛮で好戦的であり、また風土病も流行ってるとのこと、我が調査隊も1/3の隊員が住民に首を狩られたり、熱病の犠牲になっております、
父王に隊員の補充お願いしたく稟議書を作成中であります。」
「その稟議書は必要ない、今直ぐ、兵を編成し南方へ派遣しろ」
「はっ、御意で御座いまする」
第2王子は、既に準備していた南方への軍事作戦の承認を父王から受けた。ハッサムの影響力のない南方に第3王子シャネルドナンバースリーを遠征させる
陸軍5万、海軍、海兵隊2万総勢7万の兵であった。
学者や技師も1500人連れて行く、
第3王子は最新の兵器、連射式波動砲をフルに使い、またたく間に南方諸国を植民地化、鉱物油資源を確保する、しかし、常に反乱や民族的対立に悩むことになる。
この時点で最新の兵器、連射式波動砲は第3王子は幾ら装備してたかは記録ないが3門だと推測される、ちなみにハッサムは2門ぐらい、兄様国は謎とされてるが島国ハリネズミ計画によると相当数装備されてるという。
ただ問題は砲があっても、波動させる超中性子原子砲弾が量産出来ない為なかなか普及困難な貴重な兵器であった。
それと、この時代まだ騎士道的な風土が残っており、
肉ミンチ製造機のような連射式波動砲は忌み嫌われていたのもある。その為、攻撃用より防御用に使われてた。
肉ミンチ製造機により住民を殺戮しなから進軍、次々と鉱物油産出プラントを建設した、最中
国王グレードシャネルは崩御した。
第1王子シャネルドナンバーワンは真面目ではあるがはっきり言ってあれはアカンは、とシャネルドナンバーツーは考える、
「兄貴は優柔不断すぎるのよ」
南方総督の第3王子シャネルドナンバースリーとラインで通信する
「じゃあ兄貴が国王になるのか」
「俺かあ、俺は人気ないからな、先月とその前の月に増税したから民衆から恨まれとる、
お前、戻って、国王せえへんか
お前、英雄やって民衆から絶大な人気あるし」
「俺、?、そんなん一番上がいくら何でも納得せえへんやろ、一番下も俺と仲悪いし」
「まあ一番下は無視しても良いやろ、あかんがな、忘れとった、アイツ、島国の嫁貰ってたがな、あの嫁キツイでー、前のパルナス公国との戦い、ナンバースリーのクソ寒い城、囮にしたらあの嫁、敵追い返しよったで、ナンバースリーもあれから、ちょっと口答えするようになって使いづらくなった
兵隊減らしてあのクソ寒い城に釘付さしとこ、あとは、ゆっくり考えとこ」
「そうか、そんなきつい嫁か、自分で焼印おでこに押したって言うてたからマトモな嫁では無いなw」
「お前、取り敢えず凱旋して来い、こっちは支持者集めとくから、お前やったら国王になれるで」
第2王子は第3王子を国王継承を宣言させるため、本国に帰還させる。




