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おでこに紋章ある姫様  作者: 厚揚げ


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13/18

堕落したハラヘッタ、そして鼻高々国へ

異教徒の司祭など端から居なかった、青年のデマか旧市長の不正蓄財の言い訳か。

おでこに鼻高々国の刻印ある姫様は担がれハラヘッタの最高指導者である市長に担がれたが、

生と死が同居してた島流しの島ならまだしも、完成されてる政治システムもったハラヘッタの市政に興味もやる気もない。 

「姫様に於かれましては益々…これはほんのお土産です、つきましてはそれなりの役職を…」

596な饅頭の紙袋の下に砂金や金貨が

「そちのやる気が良くわかった、役職名空欄の辞令渡すから役職を自分で書け」

「表通りに野盗の首馬上クリケットの場外投票売り場を…つきましてはこれを…」

596な饅頭の紙袋 

「邪魔な規制条例を赤丸で囲め、消しとくから」

「南区の再開発を我が社で…つきましては…」

596な饅頭

「姫様、今の消費税は下々の庶民に…」

「煩いな、衛兵、此奴を監獄に入れておけ」

「姫様、商人に対する税が低過ぎ…」

「衛兵、此奴を監獄に…」

「姫様、病院が足りな…」

「衛兵、此奴を監獄…」

「姫様、ホームレスが…」

「衛兵…監獄…」

「姫様…」

「監獄…」

煩く具申してくる奴は煩いから片っ端しから監獄に入れる、高名な学者や政治家は姫様市長が三顧の礼で迎えに来る筈と思ってたが全然そんな様子ない、姫様はどんな人材が居るのか知らないし捜す気ゼロなので自分から賄賂持って売り込むやつを採用が簡単だった。

姫様のもとに役人や商人の賄賂がわんさか集まりまる。

また姫様は雇用対策と称して市庁舎の裏にバカほどの高層の塔を建設する、

「兄様が建設中のスカイツリーより高い塔を建てるのじゃ」

巨額の建設費だったが、空気税導入を財源にした、下層民は節税の為出来るだけ息を止めるようにした。

恐らく、架空の異教徒の司祭より腐敗してる。

姫様が市長になって半年、表通りは野盗の首馬上クリケット投票売り場を始め、怪しい店が並び始めた。やたら接骨院や不動産屋が増え、高利貸しや人材派遣、駅前留学、グランシャトー、中国系居酒屋、タイ式マッサージ、などが宝石店や高級絨毯の店があった場所に店が立ち並ぶ。

獄舎は満杯で囚人は5段ベッドに寝かされる。上層の腐敗は下にも浸透し役人は賄賂ないと動かない。

「婚姻届を出したい」 

「596な饅頭の紙袋は、はあっ?、持ってきてない、それが役人に頼む態度か、別れろ!」 

「うちの商品盗んだ泥棒です、牢屋にぶち込んで下さい!」

泥棒は警吏にクシャクシャの596な饅頭の紙袋を握らせる。

「はぁ?、なんで、盗られた私が捕まるのですか」  

「596な饅頭の紙袋も持たずに来る奴は公務執行妨害罪だ」

裁判所はどちらが多く賄賂積むかの争い。

「原告596な饅頭52紙袋、被告596な饅頭66袋、よって被告の無罪」

ハラヘッタ市は完全に周辺国家や商人から見放された。

隊商の大将ハッサムはハラヘッタ市を経由しない交易ルート開拓し始める。


兄様は流石にヤバいと思い、隊商の大将にどんな形であれ取り敢えず、妹を鼻高々国に行かせるように依頼する。


ハラヘッタの市庁舎に東雲が姫様と面会にやってきた。


市長室に入った東雲は見事に堕落した姫様を見て笑いを堪えられない、

姫様は半裸の屈強な男性2人の人間椅子に座り両側は端正な顔の細マッチョが姫様の身体を撫でてる、その横には大きな団扇を持った男が扇いでる、

姫様は、東雲を見ると、男達を払い除けます。

「これはこれは姫様、お変わりあり過ぎでなにより、」

「東雲殿、久しぶりじゃの、お主がきたと言うことは、鼻高々国の迎えが来るのか」 

「はい、既に来てます、後はこの街を抜けるだけ、」

姫様は曇った顔します、

「弥助がのう…もう駄目かもしれん…」

「弥助殿がどうかされましたか、骨がやっぱり壊れましたか、」


姫様は、弥助の部屋を案内する。

東雲は姫様の変わりようは笑えたが、これは笑えない、言葉を失い呆然です。

足場をブロックで補強した長いソファーの上には、くじらか、それともかつて弥助と言われてた何者かが、片手に骨付き鶏肉、片手に骨付き羊肉をつかんで前のテーブルにはピザやハンバーガー、焼きそば、スパゲティ、饅頭やポテチ、褐色の炭酸水のタンクにチューブが弥助らしかった何者かがチューチュー飲んでる


「これは、、…、動けますか?」

「どうだろう、ソファーにキャスターつければ、」 


そうしてると、血だらけの門番が息を切らして

「市長、クーデターです。」

姫様を、担いでいたあの、広場の青年が民衆と兵の一部をつれて市庁舎に突入した。


「姫様、早く逃げましょう」

姫様は、泣きそうな顔で、

「弥助を置いて行けない」 

弥助らしきクジラが目に涙を貯めて声を振り絞り

「ヒメサマオニゲ、グタサイ、デナイト、ヤスケハウカバレマセン」

「弥助殿は姫様が逃げないと死んでも浮かばれないと仰ってます、早く逃げましょう」

と東雲は姫様の腕を引っ張り引き摺る。

姫様は弥助の名を言いながら部屋を出る。

「こっちだ」

姫様は市庁舎の隠し戸を開き階段を登る、この通路は塔に繋がってる、

「登っても行き止まりじゃないですか」

と言う東雲を無視して登る、東雲は仕方なく続く、

暫く登ると姫様は赤いカバーの非常用と書いてある押しボタンをカバーごと思い切り踵で蹴る。

すると、塔は轟音と共に倒れ先端が城壁外に倒れた、姫様は東雲も台車に乗せ、そのままブレーキも掛けず猛スピードで滑って行く。

「ひぇー!」

東雲は姫様にしがみつく、急に明るくなり台車は飛びだす。そのまま城壁外に着地。脱出成功。

丁度その地点に、鼻高々国の迎えの兵士達が待っていた。

「姫様にお間違い有りませんか」

鼻高々国の迎えの兵士長は尋ねる。

姫様は無言でおでこの鼻高々国の紋章を兵士長に見せる

「失礼致しました、どうぞこちらに」

姫様を馬車に乗せ回収急いで去って行った。

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