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【完結済】悪役令嬢に転生したのでレベルを上げずに生き延びます。  作者: こみやし
04.天使と勇者の魔王討伐

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04-11.旅立ち


 結局、私はセーナを連れて旅立つことにした。



「公爵様には伝言してあるわよ。魔王討伐後に見てくださいって。手紙にして」


 急いで逃げる必要も無くなったので、一旦家に帰って挨拶してこようかと提案したら、そんな答えが返ってきた。



「あとこれ、公爵様から。魔王討伐後に見るようにって」


 セーナから渡された手紙を受け取って中を見る。



「公爵様なんだって?」


「母様達には上手く言っておく。気が向いたら帰ってこい。だって」



 セーナといい、父様といい私の行動はお見通しだった。


 私ってそんなにわかりやすいかな? わかりやすいか。


 ふふ♪




----------------------




「セーナはどこに行きたい?」


「とりあえず海かしら。楽しかったし」


「今は寒いよ? また夏にしようよ♪」


「それもそうね」




----------------------




「どっちに行けばいいと思う?」


「わかってはいたけど、本当にノープランね……。でも暫くはリリィに任せるわ。なんか楽しそうだし」


「なによそれ」




----------------------




「ところで返事はまだくれないの? そろそろ我慢も限界なのだけど?」


「え? 言ってなかったっけ? いや。言ったよ。大好きって」


「それじゃぁ足りないわ。そんな当たり前の言葉だけじゃ。ちゃんと言葉にして頂戴。全部よ」


「じゃあそのうちね」


「今よ! 今すぐ! いい加減襲うわよ!!」




----------------------




「だいぶ離れたね~……皆どうしてるかな?」


「帰ってみる?」


「まだかな~。冒険者になって、有名になったら帰ろうよ。土産話もいっぱい作って♪」


「いつになったら、その冒険者とやらになれるのかしらね」




----------------------




 二人の旅は続く。



リリィとセーナのお話は完結です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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