表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

妹に婚約者を奪われ、お店の経営権までも奪われました。新しくお店を始めて妹の客を奪おうと思っているのですが、文句はありませんよね?

作者:中森
「マーガレット、君との婚約は破棄する。僕が真に愛しているのは、君の妹だ」

子爵令嬢である私、マーガレット・ドーランは、婚約者であるクレイグ・クローカーに婚約破棄を言い渡された。
彼は、私の妹であるリズに誘惑され、断れなかったらしい。

「理解できた? お姉さまは、捨てられたのよ。私に婚約者を奪われて、どんな気持ち? 悔しい? 悔しいけれど、それを表に出さないように、必死に堪えているのでしょう? あぁ、なんて惨めなのかしら」

高らかに笑う妹。
それを見て、笑顔の両親。
リズに甘い彼らは、彼女が幸せなら、それでいいという考えなのだ。
誰も、私の味方はいない。
しかも、私が奪われたのは、婚約者だけではなかった。

なんと、私のお店の経営権まで奪われてしまったのだ。
何もかも奪われ、私は屋敷から追放された。
生活していくためにはお金が必要だけれど、お店の経営権まで奪われてしまった。

妹たちは、私から奪ったお店の利益で私腹を肥やし、私は文無しで家を追い出された。
こんな理不尽、許せるはずがない。

だから私は、新しいお店を作って、妹の客を奪うことにした。
奪われたのなら、奪い返すまで。

あなたたちの利益は激減することになりますが、これは商売なのですから、文句はありませんよね?

この作品はアルファポリスにも投稿しています。
1.
2022/02/17 22:25
2.
2022/02/18 12:00
3.
2022/02/19 00:00
4.
2022/02/19 23:00
5.
2022/02/20 22:00
6.
2022/02/21 21:00
7.
2022/02/22 20:00
8.
2022/02/23 19:00
9.
2022/02/24 18:00
10.
2022/02/25 17:00
11.
2022/02/26 23:00
12.
2022/02/27 22:00
13.
2022/02/28 21:00
14.
2022/03/01 20:00
15.
2022/03/02 19:00
16.
2022/03/03 18:00
17.
2022/03/04 17:00
18.
2022/03/05 12:00
19.
2022/03/06 00:00
20.
2022/03/06 23:00
21.
2022/03/07 22:00
22.
2022/03/08 21:00
23.
2022/03/09 20:00
24.
2022/03/10 20:48
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ