↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
106/110

上野の宮(その2)

 上野(かんづけ)の皇子は、いろいろ悩み、陰陽師(おんみょうじ)、巫(かんなぎ)、博打(ばくち)、京童(きょうわらべ)、嫗、翁などを呼び集めておっしゃったそうです。

「まったく、われは、この世に生まれて後、妻とすべき人を、六十余国(日本国内の国々。いまでいう一都一道二府四十三県)、唐土(中国)、新羅(韓国)、高麗(北朝鮮)、天竺(インド)まで求めたが、ふさわしい女性はいなかったのだ。」

(ずいぶん大げさな皇子ですね。自分を何様だと思っているのでしょうか。そして、陰陽師(おんみょうじ)、巫(かんなぎ)はわかりますが、博打(ばくち)、京童(きょうわらべ)は役に立つのでしょうか。)


さらにおっしゃるには、

「この国の左大将源の正頼が、娘を十余人持っている。一人目の娘は、帝に奉っている。そして、次々にことごとくよい婿を整えている。残っている九人目の娘(あて宮)は、四方の国に聞いて回っても、これほどの姫はいない。この姫は、好ましく聞き、好ましく思う。そういうわけで、左大将に我をむこにと請い、本人にも請うのに、姫も左大将も、いまだに承知をしない。いかなる仏神に大願を立て、どのようにすれば、この姫を得ることができるのか。」とおっしゃったそうです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。