表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ビカットマン  作者: 蟹谷梅児
23 伴我
96/103

96

 生きたまま本物の神様になっちゃったお兄ちゃん。

 そして、その器になっちゃった妹。


 そういう話、だね。


 君が出会った女の子は、ボロボロだった。


 そして、それを調べていくとどうも愛星友の信者の家庭だって言うから、私は「こんな小さな子まで」って思った。


 嫌悪感だった。


 でも君はそんなものより先に、真っ先に「この女の子を助けたい」って思ったね。


 それ、やっばりかっこよすぎると思う。


 だから、自分に自信を持ってほしい。


 君は、妹を守る兄と兄を信じる妹に、何か思うところがあったんだね。絶対に助けてやるって躍起になってた。


 加賀美くん、それ見て君のことかっこいいって思ってたよ。


 私は人の心が読めるからわかるんだ。

 本当なんだよ。


 でも、学校には行ったほうがいいかも。


 陰キャラに対する「陰キャラは基本的に不真面目」を肯定するのもちょっと良くないかなって思う。


 新沼くん、もやもやしてたよ。変な想像もしてたよ。たぶん、ジェラシーとかそこら辺の感情だと思う。


 でも、やっぱり加賀美くんも一貫してその子を助けたいって思ってたよ。だから最近は加賀美くんのことも好き。


 ずっと君の友達でいてほしい。


 君は、何かに気づいたらしいね。でも、それをさておいて、お兄ちゃんのこと探し始めた。


 そして、女の子のおばあちゃんを病院に呼んで……そこで、本当に心の底から怒ってた。


 その時、君の中の異態肉彦の魂も怒ってるのがわかったんだ。だから、私その時「愛星友の教祖も優しい人なのかな」って勘違いしちゃった。


 だって、君の魂の半分は教祖のものだから。


 女の子のおばあちゃん、怒ってたね。でも怯まないで、怒り返して、普段なら言わないような酷い言葉も言ってた。


 その道は危ないよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ