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私、君が新沼家の子になるかもって聞いた時、「いいね!」って思ったんだよ。
新沼家は君を受け入れてくれるから。
何があっても、君のことを見捨てない人たちだって思ったんだ。
だって、新沼朝飛くんがそうだから。
でも、君はそれを選ばなかったね。
私は少しがっかりした。
でも、それが君の決断なら、私はそれに口を出す資格がないね。
ごめんね、青空。
お姉ちゃん、弱くてごめんね。
私、でも、青空の人生が報われて欲しいって思ってるのは本当。だから、もう迷いたくないって思った。
でも迷っちゃうんだ。
頭ではわかってるのに、身体が動かなくなるときがある。
こんな情けないお姉ちゃんでごめん、君の前ではお姉ちゃんの顔はしないから、それで……。
……。
許してなんて、言える口じゃないな。
…………。
……。
…………!
お姉ちゃん、奇跡ってあると思う。
だって、空明と出会った!
空明が同じ高校に入学してるとはお問わなかった。
だって、空明が生きてるか死んでるかも誰も教えてくれないし、どれだけ探しても痕跡ひとつ残らないもの。
たぶん空明のお父さんが情報をうまい具合に隠しちゃってるんだと思う。あの人は、お父さんの友達だから、そういう事ができる人。
弟と出会えてよかった。
弟と仲良くなれてよかった。
私がいなくても、空波がいなくても、空明がいれば君は大丈夫だ! だって、ふたりは正真正銘血の繋がった兄弟なんだもの!
ただ、ひとつ……ずっと見守ってる。
ふたりのこと、ずっと、ずーっと見守ることにした!




