同時押し失敗について
## GIANTGRAM2000 全日本プロレス3 栄光の勇者達
### ― 1ステップリバーサルという“極限の試合演出” ―
このゲームのシステムについて、大事なことを書くのを、すっかり忘れていた。
それは、
1ステップリバーサル
と呼ばれるシステムである。
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## 1ステップリバーサルとは何か
闘気がMAXの状態の場合、
(A)+(H)+(T)を3ボタン同時押し することで、
体力がゼロの状態であっても、
強制的にフォールを返せる。
ただ、このシステム――
同時押しを失敗して負けることが多い。
そのことについて、私なりの解釈を垂れ流していこうと思う。
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## ストリートファイター2の“百裂張り手”の話
ストリートファイター2に エドモンド本田 というキャラがいる。
パンチボタンを連打することで
百裂張り手
という必殺技が出せる。
スト2には弱・中・強のパンチボタンが3つあるが、
3つ同時押しで百裂張り手が出る ことは有名だ。
では、開発者が「3つ同時押しコマンド」を用意したのか?
と言うと、それは違うと思う。
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## コマンド成立の仕組み(スト2の例)
例えば波動拳は
↓ ↘ → + P
というコマンドで出る。
つまり、
- (↓)
- (↘)
- (→)
- (P)
という入力が一定時間内に完了しているかどうかを判定している。
このコマンドを
- (P)
- (P)
- (P)
に置き換えると百裂張り手のコマンドになる。
パンチボタンが弱中強を問わない場合、
3つ同時押しが最速のコマンド成立 になる。
つまりこの場合、
同時押しは“ビタ”ではなく、
多少ズレていても成立する。
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## 古いプログラミングで考える「同時押し」
Windowsのキーボードにはキーコードが割り当てられる。
- A → 65
- H → 72
- T → 84
とすると、
65 + 72 + 84 = 221
つまり「221ならコマンド成立、違ったら失敗」と判定する。
この場合は 完全なビタ入力 が求められ、
1個でもズレると失敗になる。
なぜ古いプログラミングで考えたかと言うと、
普通は時代遅れの古い作り方のほうが簡単だからだ。
人に説明する時は、
原始的な古い作り方で説明したほうが分かりやすい。
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## 2.90〜2.99秒の“死の淵”で同時押しを成功させる
フォールされて3カウントを数えられると負けになるが、
2.90〜2.99秒の間に同時押しを成功させると、
そのままバーニング状態に移行できる。
まさに勝敗判定の真っ最中に、
一瞬の時間、シビアな同時入力を組み合わせることで、
極限の試合を演出するシナリオ を作っている。
あえて失敗しやすく作っているから、
失敗するのは当然とも言える。
しかし――
むしろその同時押しに挑むことこそ、
このゲームを楽しんでいること
だとも言えるだろう。
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## 「ただ勝つだけなら簡単なんだよ」
誰が言っていたか忘れたが、
「ただ勝つだけなら簡単なんだよ」という言葉があった。
その一方で、
「ただ負けるだけも簡単なことだよ」
とも言っていた。
プレイヤーが負け方を選べる。
もしかすると、それもプロレスなのかな?
と考えさせられるゲームではある。




