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パドマの箱庭  作者: 菌床
三章:我らが女神の望み
74/95

❖ 設定覚書 -3- ❖

第三章で出て来た登場人物を加えた人物名や地名などのメモです。

※ ヒューバートの年齢を修正しました。

1) 主要登場人物

◆ リーシャ・ストラス(主人公)

ストラス伯爵家の長女。シャモア色(柔らかい赤味の黄)の髪、セルリアンブルー(やや緑味のある青、空色)の瞳をしている。

成人日本女性と思しき前世の記憶を持つ。

家族構成は双子の兄と両親。

とある冬の事件で両親と兄達を始め、邸の使用人も全て喪う。

 ↓ ↓ ↓

◇ シャラム(主人公)(潜入時名:ジャンノ、リラ)

逃げ延びたリーシャが兄達の名を取り新たに名乗っている偽名。

黒髪に染め上げた短髪。セルリアンブルーの瞳。

男装をし、助けてくれたアロイーズの従僕として王都の学院に随行している。

軽口は叩くものの表情筋は死んでいる。

従僕同僚のオスカーと恋人になり、卒業後は一緒になる予定。

一家を襲った事件の真相を追う中で、策謀した敵国の間諜(ヒューバート)を捕縛すべきところ私怨で殺してしまう。



--- ヴュルテンベルク辺境伯家 ---

◇ アロイーズ・ルシオン・ヴュルテンベルク(嫡男) 年齢:シャラム±0

オリアーヌの双子兄。シャルトルーズ色(鮮やかな黄緑、薬草系リキュールの色)の髪、ベゴニアのような瞳(明るい赤)をしている。

見るからに強そうな天使に育った。実際にかなり腕が立つ。

家族構成は双子の妹、両親。祖父母。

シャラムとの調査の結果、ミレイユが『聖女』と呼ばれる程の愛し子の力により時を巻き戻している可能性に気付き確証を得たは良いものの、その力が行使されるのを防げなかった。


◆ オリアーヌ・ルシオン・ヴュルテンベルク(嫡女) 年齢:シャラム±0

アロイーズの双子妹。ジョンブリアン色(鮮やかな黄)の髪、勿忘草のような瞳(明るい水色)をしている。

天使も霞む程の美女に育った。傾国級。

家族構成は双子の兄、両親。祖父母。

七歳の時にセプタント侯爵家のリュカと婚約を結ぶ。

ギランに恋心を抱いていた。


◇◆ ヴュルテンベルク辺境伯夫妻

アロイーズとオリアーヌの両親。巌のような将に絵にかいたような軍人父と年若く美しいしっかり者の母。


◇ オスカー 年齢:シャラム+2歳

アロイーズの専属従僕。濡羽色の髪、漆黒の瞳。

真面目で表情も薄くお堅いけど情に厚い。

オカン気質でもあり、主とシャラムによく揶揄われつつ慕われている。

元々敵国の間者に偽装工作の為且つ後進として連れて来られていた孤児。

シャラムに惹かれ想いが通じ合い将来を誓い合う。


◆ ピピ 年齢:シャラム+10歳くらい?

ヴュルテンベルク辺境伯家の護衛女性。

諜報員としても活動しておりシャラムのお師匠その1。笑って怒る。

◇ レオ

ヴュルテンベルク辺境伯家が支援する画家、華奢な見た目の割に活発。

その一方諜報員として活動もしているピピの先輩でありシャラムのお師匠その2。

◇ フィルマン

ヴュルテンベルク辺境伯家の護衛。

強面だが意外と繊細で優しいシャラムのお師匠その3。武術訓練は別。

◇ エンゾ

ヴュルテンベルク辺境伯家の護衛。

◆ ベルナデッド

ヴュルテンベルク辺境伯家オリアーヌの筆頭侍女。金髪に飴色の瞳。

◆ デボラ、イネス、フラヴィ

ヴュルテンベルク辺境伯家オリアーヌの侍女。

◆ ルアナ

ヴュルテンベルク辺境伯家の王都タウンハウスに勤める下働きの平民少女。



--- ストラス伯爵家 --- ※ とある冬に起きた襲撃で一家惨殺

◇ ギラン・ストラス(双子兄) 享年:19歳

ストラス伯爵家嫡男、双子の兄。ビスキュイ色(焼き菓子のような茶色)の髪、カメリヤ(椿)色の瞳をしている。

得意分野は武術。実は芸術や音楽も好きで偶にピアノを弾く。

一家襲撃事件の際に命を落とした。


◇ ギレム・ストラス(双子弟) 享年:19歳

ストラス伯爵家嫡男、双子の弟。ビスキュイ色(焼き菓子のような茶色)の髪、アクアマリン(藍玉)色の瞳をしている。

得意分野は魔法。馬術も好き。

一家襲撃事件の際に命を落とした。


◇◆ ストラス伯爵夫妻

リーシャ達の両親。顔はやや強面だが意外と抜けている父としっかり者の母。

一家襲撃事件の際に命を落とした。


◇ エタン

某出来事からリーシャの専属護衛となった。

一家襲撃事件の際に命を落とした。

◆ マノン

リーシャの専属侍女。コニャック(酒、琥珀色)色の髪、シトロン色(少し緑がかった黄色)の瞳をしている。

一家襲撃事件の際に命を落とした。

◆メロディ(侍女見習い) 享年:14歳

マノンのお兄さん(南方へ婿へ行った)の娘さん、フォーブ色の髪。

一家襲撃事件の際にリーシャの身代わりとして命を落とした。

◇ ベルトラン

ストラス伯爵家秘書官、ギランの執務補佐筆頭候補。

一家襲撃事件の際に命を落とした。



--- 他家 ---

※ 三大公爵家

→ 流通のネウストラ公爵家、宗教のアンヴァリッド公爵家、政務のリュクスイユ公爵家。


◇ ユーデス・アウグ・ネウストラ 年齢:シャラム+1歳

ネウストラ公爵家嫡男。

母親はお前を生んだから死んだのだと、幼い頃から詰られ続けたために表情を表に出さなくなった上、『愛する婚約者を馬車事故で失う』という未来予知に似た事実を思い出す。

人を愛する事、想う事への極度の絶望と渇望があった。

八歳の時にリーシャと婚約を結び、やがて想いを寄せるも『愛している』とは怖くて告げられなかった。

そんな中彼女が十二歳の時、一家襲撃の凶事に遭い命を落としたと知らされる。

喪失感からか更に影を背負った面持ちとなり新たな婚約も結んでいない。

未だにリーシャは生き残っていると妄信していた。

ある切欠でミレイユが愛し子の力により繰り返し時を遡っている可能性に気付き、その中で自らの愛する者が幾度も奪われている事に激昂し彼女を滅多刺しにする。


◆ ミレイユ・シャレット 年齢:シャラム±0歳

シャレット伯爵家の嫡女。

サンゴ色の髪、薄紅色の蓮の花のような虹彩の瞳をした少女。

その形姿と愛し子の力は『聖女』として噂された程だが正式に承認されてはいない。

婚約者を喪い影を負うユーデスへ恋をするも激昂した彼に滅多刺しにされた。


◆ マリー

シャレット家の侍女。


◇ イザイエ・アンヴァリッド 年齢:シャラム+3歳

クロヴィスの幼馴染。オパラン色(かすかに色が混ざったような乳白色、オパール)の髪、ラベンダー色の瞳をしている。

ユーデスを幼い頃から今猶憎悪し苛めている。それが自分の使命だと思っている。

外面だけは良く、ネウストラ公爵家の腫物である曾祖母様とも旧知の仲。

なおクロヴィスはいじめに気付いているようで気付いていない。


◇ ヒューバート 年齢:シャラム+10歳

敵国の諜報員。商会社員、平民のケヴィンの顔を持つ。

薄ぼんやりとミレイユと恋に落ちた記憶が残っており、その時に抱いた家族像への憧れが燻ぶり続けている。

ストラス領事件後、報告を受けている最中で呪いを受けて死んだ襲撃部隊の様相から自らも呪い殺されるのではと怯えながら過ごしていた。

ジャンノ(シャラム)=リーシャである事を早い段階で気付いていた。

素顔でシャラムと接触し、襲撃事件計画について明かした内容に逆上した相手に殺された。


◇ グウェンダル・ボルドー 年齢:シャラム+7歳

ボルドー侯爵家(近衛騎士名家)嫡男。ローズマダー(濃い紫味のある赤、マダー=茜の根で染めた)色の髪、ミッドナイトブルーの瞳をしている。

ギランとギレムとは学院で誼を結んだ親友。

未亡人と婚約した。


◇ クロヴィス・トゥールシャラント・デュドネ 年齢:シャラム+2歳

デュドネ王国第一王子殿下。青みがかった銀髪、黄金の瞳をしている。

家族構成は両親。祖母。

十歳の時にリュクスイユ公爵家の令嬢グレースと婚約を結ぶ。


◇ リュカ・セプタント 年齢:シャラム+2歳

セプタント侯爵家三男。

事業の宝飾産業や芸術に関する見識が深い。美しいものが好き。

ギレムとは仕事のやり取りで知り合い尊敬していた。


◆ 曾祖母様(=西の御方)

ネウストラ公爵家の曾祖母。

ダブグレーの瞳、グリ ドゥ ラン(明るい灰味がかった赤)の髪。


◇ ジスラン・ロカンクール

南西にある武力に優れたロカンクール領の嫡男。

ちょっと背は低め。


◇ イニャス

ジスランの護衛兼従僕。

実家は曾祖母様が愛用するような老舗の被服商会を運営している。

オスカーに一目惚れした。


◆ ゾエ・ボワモルティエ 年齢:シャラム+1歳

ボワモルティエ侯爵家の次女。オベルジール色の髪、ミモザ色の瞳。

ギレムに恋をしていた。


◆ ファタリテ・ボワモルティエ 年齢:シャラム+8歳

ボワモルティエ侯爵家の長女。

ペチュニア色の髪、時を経て色褪せたような落ち着かせる青い瞳。

馬好き。



2)その他

--- 国名・地名 ---

〇 デュドネ王国…リーシャ達の祖国。

〇 ロテュス教…国教、女神ロテュスを崇拝する単一神教。


〇 ストラス領…デュドネ王国北部にある自然豊かな領、夏でも涼しい避暑地。

〇 ヴュルテンベルク辺境伯領…デュドネ王国南東部にある領地。隣国との国境に接しており、緩衝地には騎馬民族が住んでいる。家紋から『鹿(ボワ)』という韻語で示される事もある。

〇 ネウストラ公爵領…デュドネ王国西岸にある領地。海運の要。

〇 セプタント領…デュドネ王国北部の中心的な領地。不凍港を持ち他国との交易が盛ん。

〇 ロカンクール領…デュドネ王国南西の領地。騎士を多く輩出する実力者が多い土地柄。


--- 人名 ---

◇ ドニ

ジャンノ(シャラム)の顔見知りの平民。

◇ ケヴィン(=ヒューバート)

ジャンノ(シャラム)の顔見知りの平民。


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