表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
49/64

第45話『泣ける映画』



「……で、ここが目的の場所なのか?」



 ボクっ子に連れられて来られたのは映画館だった。

 ここはショッピングモールも近いのでよくデートスポットなどに使われる場所なのだが……



「ボク、見てみたい映画があったんだ」

「これで、完全に浮気って言われても否定できなくなったなぁ……」



 探し物するんじゃなかったのかよ。



「因みに、みたい映画って言うのは?」

「泣ける映画」



 泣ける映画か。

 今公開されている作品は……



『名探偵モンク両腕の筋肉』


『オーバーハンドレッド・キス101ST KISS』


『変なトイレ』



 見た限りはこんな感じだな。

 この中だと、なんちゃらキスとか言う作品あたりが女の子には人気そうだな。



「これ『変なトイレ』ってやつ」

「マジかよ……」



 この中だと一番デートに向いてなさそうなのが来たな。

 いや、別に僕がこれをデートと認識しているわけじゃないんだけどね?



「これって、泣ける映画か?」

「人って、怖くなると涙もろくなるもんじゃないの?」



 それって、涙もろいっていうのか?

 なんか違う涙な気がするんだが……



「青井は――」

「冬花」


 うーん……


「……冬花は、ホラーが好きなのか?」


 すると、ボクっ子から意外な返事が返ってきた。



「ボクは泣けないんだ」

「泣けない? 何で?」


「そういう、ものなんだ」

「ふーん」



 そう言われたら、聞かない方がいいんだろうな。

 それに、そろそろ映画が始まる時間だ。



「映画、行くか」

「……うん」



 そして、ボクっ子と一緒に映画館へ入る。

 思いだすのは、前にボクっ子が探していると言っていたものだ。




『ボクは……幽霊を探していたんだ』




 はたして、この映画に幽霊は出るのだろうか?







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ