第四十一話:ダイエット開始
昨日、ステッパーを買った。たぶん世の中には、「だから何?」と思う人が大勢いる。実際、私も他人がステッパーを買ったと聞いても、「そうなんだ」で終わる。運動器具だし。ホームセンターにもあるし、ネットでも買える。お金さえ出せば誰でも手に入る。でも、私にとっては違った。
私は、このステッパーを買えなかった。正確に言うなら、買おうと思えば何度でも買えた。お金がなかったわけじゃない、看護師時代に貯めた私名義の貯金があった。お金に関しては夫も「好きに使っていいよ」と言ってくれていた。子どもの服は買える、学校用品も買えるし「コレ食べてみたい、今度アレが食べたい」と言ったら買いに行く、おもちゃなどの時は検討するが五百以内ならその場で買いそれ以上なら現金を用意して再度お店に行く。ただ、その頃になると子どもは今度は別のものが欲しくなっていて購入に再検討を繰り返すことが多かった。
今は子どもと一緒に欲しいものリストを作っている、YouTubeで見た海外製のキラキラした飴やグミ、しま〇らとVTuberキャラクターコラボのパジャマ、押しキャラクターのハ〇ギョドンの文房具、学校で流行った3〇アイスなど。村にも街にも売っていないため休みの日に隣の市におでかけついでに買いに行く。アイスは溶けるから車内で食べようと言っても娘は家で食べたいと毎回言うため、保冷バッグに保冷剤を多めに入れて買いに行く。
今年から夫がAm〇zonデビューした、アメリカが本社なのにこんな山の村にも届くのだ。すごいな。娘に「ネットで買えるよ!便利だよ!」と伝えたが、「お買い物に行って、買いたいの。あれもこれもいらない」と言われた。娘の方が理性的である、自分がちょっと恥ずかしかった。
夫の誕生日ケーキも買える、昭和の家庭で育った私は夫の下着から洋服も妻が買うルールとインプットされている。結婚当初に夫にどういう服飾品が好きか聞いたら「自分の服は自分で買いたい」と言われた。大変楽ちんである、ありがとう。ちなみに夫からどんな服を買ってくれるのか聞かれて、しま〇らチラシを見ながらのこれとこれとこれ系統と指をさしながら伝えた。夫は「うーん」と唸っていた、どうやら私のセンスは夫の好みじゃなかったらしい。
私は義母によく服のセンスがないと言われる、そしてこれは事実である。この前も娘の洋服を出すときにハート柄でセンターにハ〇ギョドンがいるTシャツに水玉柄のシナ〇ンロールの半ズボンを出した。娘は好きなキャラクターで喜んでいたが義母が止めてタンスから違う服を出してきて言った。
義母「ハ〇ギョドンかシナ〇ンロールどちらかにしな」
娘「じゃあ、ハ〇ギョドンにする。靴下選んでくるね」
私「ばあちゃん。今回は前回のピンクと緑色は事故るを踏まえて、色を同じ水色系に寄せつつ娘ちゃんの好きなキャラクターで元気アップを狙ってみました。同じサ〇リオキャラクターなので統一感はあるし、素材も夏物。涼しそうな見た目よ?」
義母「まだまだだな」
義父「夏物ならなんでもいいだで」
義母「ジジイは黙ってろ、家で着るならいいけどよ。学校着ていくのならな、もっと大人しくねえと」
私「そうだった、勉強しに行くだよ」
義母「おうよ、前よりは良くなったからな。柄同士は合わせたらダメだ。都会の学校だったら笑われる」
私「難しいな、娘ちゃん無地の服はまだ好みじゃないしなあ」
数日後に夫に話したら「色が同じだからパジャマに見える」と言われました。パジャマで登校したら笑われます、変って言われてしまう、やばかった。
ちなみに私の私服は上は柄やロゴなしの寒色系の服、ズボンは黒、靴下は白です。生家にいた時は母がその日着る服を選んでくれていたし、母がいない時は祖母や姉が選んでくれた。
十八歳で一人暮らしをするようになってどんな服を着ていいか分からず姉に相談した。
柄モノやロゴ、デザインが入ったものは避けて、下は黒にすれば問題ないとアドバイスをもらった。今も同じような服を着ている。
昔、合コンに誘われたときに本気で悩み、異性にモテる本を読み漁りネットのDr.ユ〇コというサイトに行った。迷ったらワンピースと書いてあった、それからは夫と結婚するまでワンピースを着ていた。
以前に過保護とか親子の依存や自律のドラマがあった、一話だけ観ていたが途中で止めた。服を家族に選んでもらうって過保護な事だったのか。私やっぱりダメ人間でねーかと落ち込んだためだ。正直、服って局部と急所が隠れればなんでもいいと考えている。あと、気温室温に対応していていること。昔は、好きな服が良く分からなかったため服の系統がバラバラだった。
オシャレは好きなはずなんだ、女子として生まれたから。夫に一目惚れして女性らしい装いの服や髪型やアクセサリーや化粧も雑誌や動画を見て勉強して、服屋の店員さんにも相談した。ただ、どんな格好をしても夫から容姿を褒められたことがない。どんな格好が好きか聞くと、私がしたい恰好がいいと言われた。貯金を使う口実ができたと自分なりにオシャレを楽しんだ、出産後はまた動きやすく無難な系統に戻った。独身の頃にコスプレもしておけばよかったなあと思う。
十二単、束帯、狩衣、忍者、侍、長裃、漢服、チマ・チョゴリ、中東風も東南アジア系も欧州の歴代ドレスも着てみたかった。好きなアニメや漫画や小説の衣装もそうだし、現実世界の警察官や事務員なども。そうそう、夫が消防団の制服を着た時にあんまりにもカッコよかったから早口で感想を想うがままに言ってしまった。以降、見せてくれなくなった。無念だ。
まずい、どんどんダイエットの話から遠ざかっていく。
明日からだったでしょうか、それとももう始まっていたでしょうか。生成AI利用作品の区分表示が本格的に始まるということで、「今日はAIを使わずに書いてみよう」と思って執筆してみました。
結果として、ダイエットを始めた話を書くはずが、娘の服装の話になり、自分の服装の話になり、夫の話になり、なぜか消防団の制服の話にまで飛んでいきました。
やっぱり私は生成AIの力を借りた方が話が整理されるようです。
『kindle出版舐めてたら……』を始めた頃、私は五文字書くのに三十分かかっていました。二話を書くのに二週間かかりました。書きたいことは頭の中にあるのに、言葉が出てこない。出てきても途中で消してしまうし、もっと良くもっと普通に、そんな状態でした。
それが今では、音声入力を使いながらではありますが、二時間半で二千文字以上の文章を自力で吐き出せるようになりました。三十分で四百六十文字のため出力に関しては成長してきたと思います。
もちろん、文章力が上がったかと言われると分かりません。小説作法も色々無視していますし、構成も脱線します。
でも、「自分が何を書きたいのか分からない」状態から、「私はこれを書きたいんだ」と外へ出せるようになったことは、私にとって大きな変化でした。
たぶん次回こそ、本当にダイエットの話になると思います。
ああ、でも、『司令塔』男主人公ハーレムの『会計』と『エンタメ』の小話も書きたいし、『観測者』のあの世界線での男子生徒への「なぜ『司令塔』がモテるのか」の分析発表会も書きたいし、『観測者』を紫式部にしてチームで源氏物語書いていたなとんでも平安編集部ドタバタ小話も書きたいし、脳内外在化メンバーを異世界転移させたらどうなるか、『観測者』『司令塔』『女王』の三人を転移させて不老不死のプロトコルを検証して時の権力者の夢をぶち壊す話も書きたいし、申し訳ありません。これあとがきで書くことじゃないです。エッセイと言えるのでしょうか。
やっぱり、生成AIは私にとって必須です。次からまた使います。




