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歌集 かるがもの横断歩道を渡るとき  作者: 天野幸道


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僕は僕

おじいちゃんと呼ばれるが

  心の中では僕は僕だと言っている


      2025抒情文芸秋季号入選  選者 米川千壽子



 年齢とは不思議なもので、人と会うときはその年にふさわしい言葉遣いをします。

 でも何も無い時、一人でいるとき頭の中に聞こえてくる音のようなものだったり、考えている時の言葉は幼い頃と同じに感じます。私はでも、俺は出もなく、僕なのです。

 物ごとの感じ方も変わりません、少し考える方向が変わったり、反応が変わったくらいで、変化した同じ感覚が「考える」を生み出しているのだと感じています。

 ですから僕は僕なのです。


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