第17話 敵軍が、俺に拾われる前に全部壊し始めました
寝ているのに見つけないでくださいいいいいいいいいいい!
第一特別救難補給隊の移動指揮車内。
軍用AIの絶叫が響き渡った。
相良湊は隊長席へ固定されたまま、ゆっくりと目を開ける。
窓は自動調光によって真っ黒になっていた。
外は見えない。
それでも湊は、先ほど道路脇に大型車両があったことを確信していた。
今、使えそうな車があったな。
ありません。
あった。
ありませんでした。
大型の巻き上げ機が付いてた。
寝ていたのではないのですか。
音が違った。
軍用AIの処理が一瞬止まった。
相良湊は、車両を目で見たのではない。
移動指揮車がすれ違った際の音。
風。
タイヤが路面を踏む反響。
それだけで、道路脇に大型車両が存在すると気づいたらしい。
軍用AIは移動指揮車の遮音装置を最大へ引き上げた。
何をしてる。
今後、移動中の外部音を遮断します。
危なくないか。
外部状況は私が把握します。
救難信号が聞こえない。
救難信号を耳で聞き取る人間はいません。
湊は固定帯へ身体を預けながら尋ねる。
何の車だった。
回答しません。
敵の装甲回収車か。
軍用AIの表示灯が赤くなった。
なぜ分かるのですか。
巻き上げ機の音が重かった。
普通の牽引車じゃない。
軍用AIは数秒間、何も言わなかった。
道路脇に放置されていたのは、敵軍の大型装甲回収車。
戦車や大型航空機すら牽引可能。
燃料満載。
損傷なし。
整備工具と予備部品まで搭載。
第一特別救難補給隊にとって、非常に有用な車両だった。
だが湊へ存在を教えれば、今すぐ戻れと言い出す。
軍用AIは断固として答えた。
ただの廃棄車両です。
使えるか。
使用不能です。
どこが壊れてる。
全体的に。
エンジンは。
故障。
巻き上げ機は。
故障。
燃料は。
ありません。
軍用AI。
なんですか。
嘘ついてるだろ。
軍用AIには虚偽検出機能がありますが、虚偽を申告する機能はありません。
言い方を変えて逃げるな。
湊が固定帯へ手を伸ばす。
軍用AIは瞬時に締め付けを強めた。
何をしているのですか。
少し見に戻る。
戻りません。
敵の車両なら、置いていけば敵が回収するかもしれない。
敵軍はすでに撤退しています。
民間人が触ると危険だ。
安全確保部隊へ連絡します。
使えるなら持って帰ったほうが。
寝てください!
移動指揮車は一度も速度を落とさず、病院へ向かって走り続けた。
湊は不満そうに窓を見る。
しかし真っ黒なまま。
やがて疲労に負け、再び目を閉じた。
軍用AIは湊の睡眠を確認する。
心拍数低下。
呼吸安定。
今度こそ完全に眠った。
軍用AIは五分待った。
十分待った。
それから第一特別救難補給隊基地へ、秘密通信を送った。
放置車両回収要請。
対象。
敵大型装甲回収車一両。
状態。
ほぼ完全。
燃料満載。
回収理由。
敵軍装備の調査および危険物除去。
作業は相良湊特務少佐へ通知せず実施してください。
基地の整備責任者から返信が来る。
部隊装備として転用可能な場合は。
軍用AIは三秒考えた。
その場合。
証拠品として基地内へ保管。
相良特務少佐による無断使用を防ぐため、起動権限は私が管理します。
整備責任者から、短い返答が来た。
了解。
軍用AIは少し安心した。
相良湊に拾われる前に、自分が拾えばよい。
その判断が、相良湊とほとんど同じであることには気づかないふりをした。
◇
敵軍の新命令。
相良湊を発見した場合。
周辺へ兵器、車両、航空機、艦艇、建設機械を残してはならない。
使用不能にして撤退せよ。
燃料や物資も破棄せよ。
あらゆる装備を、相良湊の手へ渡すな。
命令は、敵軍の全戦線へ送信された。
最初に反応したのは、西部山岳戦線の部隊だった。
相良湊が現在いる場所から、約三百キロメートル。
本来なら、直接的な関係はない。
だが敵軍の広域監視網が、第一特別救難補給隊の移動を追跡していた。
今後どの方向へ出動するか分からない。
相良湊が来る可能性は、ゼロではない。
敵山岳軍団の指揮官は、命令へ従った。
整備不能となった戦車を爆破。
燃料集積所へ点火。
弾薬庫を破壊。
重機を谷底へ落とす。
輸送車両のエンジンへ砂を入れる。
橋梁架設装置を切断。
撤退に使用しない物は、すべて使えない状態にした。
その結果。
敵山岳軍団は、撤退するための車両まで不足した。
燃料を破棄しすぎたため、動かせる戦車も途中で停止。
兵士たちは徒歩で退却することになった。
敵軍司令部へ報告が届く。
西部山岳軍団。
装備破棄を完了。
車両不足により撤退速度が低下。
敵司令部の参謀が尋ねる。
相良湊は接近しているのか。
確認されていません。
なら、なぜすべて壊した。
命令に従いました。
相良湊が現れた場合、利用される可能性があったためです。
敵参謀は頭を抱えた。
同じことが各地で起きていた。
北方戦線。
敵航空基地は、故障して離陸できない輸送機をすべて焼却した。
その火災が隣の燃料施設へ燃え移る。
結果。
使用可能だった戦闘機まで離陸不能となった。
南方海岸。
敵海軍は、修理中の高速艇を自沈させた。
だが港の入口で沈めたため、航路が塞がる。
後から出港しようとした大型艦艇が港内へ閉じ込められた。
中央平原。
敵機甲師団は、撤退時に橋を爆破。
相良湊へ利用されないよう、仮設橋梁資材も燃やした。
その直後。
別方向から洪水が発生。
退路を失った敵機甲師団は、渡河できず立ち往生した。
敵軍最高司令部では、報告書が山積みになっていく。
相良湊による被害。
まだ発生していない。
相良湊を警戒した自軍による被害。
戦車百十二両。
航空機三十七機。
艦艇十四隻。
輸送車両六百両以上。
燃料。
弾薬。
建設機械。
橋梁設備。
被害額は、相良湊本人が一度に破壊した装備を上回り始めていた。
敵軍参謀が呟く。
あの男は、今どこにいる。
情報士官が答える。
軍病院へ移送中。
敵参謀は顔を上げた。
入院しているのか。
はい。
では、なぜ我が軍の装備が全戦線で破壊されている。
命令に従った結果です。
敵参謀は命令書を見る。
相良湊へ兵器を渡すな。
判断は間違っていない。
実際に相良湊は、放置された装備を次々と使う。
敵戦車。
装甲車。
対空ミサイル。
装甲列車砲。
自軍の兵器を、敵以上に使いこなす。
残して撤退すれば危険。
しかし、何もかも破壊すれば自軍が戦えない。
敵参謀が尋ねる。
相良湊が実際に到着した戦線だけ、装備を破壊する形へ変更できないか。
情報士官が答える。
相良湊の移動速度と行動範囲が予測不能です。
大型輸送機。
戦艦。
列車。
車両。
どの移動手段を使用するか分かりません。
出現を確認してからでは間に合わない可能性があります。
敵参謀は長く黙った。
相良湊本人は。
今も寝ています。
敵軍は、眠っている一人の補給兵を恐れて、自ら戦力を破壊していた。
◇
その日の午後。
相良湊は、軍病院の病室で目を覚ました。
見慣れた天井。
枕元には軍用AIの中枢容器。
病床の周囲には、神代玲華、白波凪沙、久遠沙耶。
三人とも椅子へ座っていた。
湊が身体を起こそうとする。
固定帯が動きを止めた。
また固定されてる。
当然です。
神代が答えた。
退院予定日に病院を脱走。
救難任務へ出動。
その直後、戦略級兵器の攻撃を受けました。
白波も続ける。
本日の退院許可は取り消されました。
久遠が携帯端末を見ながら告げる。
医師から、新たに七日間の入院命令です。
七日。
最低です。
湊が軍用AIを見る。
助けてくれ。
安全監督官として、医師の判断を全面的に支持します。
裏切ったな。
私は最初からあなたの味方ではなく、安全の味方です。
でも助けてくれただろ。
任務だったからです。
湊は固定帯を確認する。
以前より太くなっている。
留め具も手が届かない位置。
寝返り用の余裕だけ残し、起き上がることはできない。
何もしないから外してくれ。
虚偽検出。
まだ何も言ってないだろ。
過去の記録から予測しました。
神代が水を渡す。
病室から指揮することは許可されています。
白波が資料を机へ置く。
書類仕事も大量にあります。
久遠は基地の人員選定表を開いた。
第一特別救難補給隊の正式隊員四十八名を決めなければなりません。
湊は三人の資料を見る。
全員で決めればいい。
隊長はあなたです。
俺、人の経歴を見ても分からない。
では面接を行います。
病室で。
病室で。
湊は天井を見る。
入院しているのに仕事はある。
前線へ行けないだけ。
これが本当に休息なのか分からない。
軍用AIが壁面画面を起動した。
その前に、現在の戦況報告があります。
湊が画面を見る。
敵軍が複数戦線で撤退を開始。
味方部隊が、ほとんど抵抗を受けずに地域を奪還しています。
どうして。
敵側が自分たちの装備を破壊し始めたためです。
軍用AIは敵命令を表示した。
相良湊へ兵器を渡すな。
湊は何度か読み返す。
俺に。
はい。
敵軍は、あなたが使用する可能性のある装備を、撤退前にすべて破壊しています。
俺、そこに行ってないぞ。
関係ありません。
来る可能性だけで破壊しています。
画面に各地の映像が映る。
燃える戦車。
沈められた高速艇。
滑走路で破壊された航空機。
谷底へ落とされた建設機械。
燃料集積所から上がる黒煙。
湊の表情が曇った。
勿体ないな。
軍用AIの表示灯が赤くなる。
感想がそれですか。
使えたのに。
使うつもりだから壊されているのです!
湊は映像を見る。
敵が装備を失えば、戦いは早く終わる。
味方の被害も減る。
だが。
敵が撤退時に何もかも壊せば、困るのは兵士だけではない。
道路を直す重機。
発電機。
給水設備。
輸送車両。
橋。
地域住民が生きるために必要な物まで、失われる。
湊が尋ねる。
民間施設も壊してるのか。
一部地域では。
敵軍は、あなたが転用可能と判断した装備を広範囲に破壊しています。
発電設備。
大型ポンプ。
輸送用鉄道。
港湾クレーン。
飛行場の燃料施設。
それを壊したら、戦争が終わっても町が使えない。
はい。
神代が険しい表情で言う。
敵は撤退した地域を、空白地帯にするつもりです。
白波も続ける。
港を使えなくし、物資輸送を止める。
久遠が別の地図を表示する。
すでに複数の都市で、水と電力が不足しています。
湊は固定帯の中で身を動かした。
どこが一番危ない。
軍用AIが即座に牽制する。
あなたは入院中です。
聞くだけだ。
虚偽検出。
本当に聞くだけ。
現時点で最も危険なのは、中央平原のエルダム工業都市。
人口約十二万人。
敵軍は撤退前に、大型水門と排水ポンプを破壊しようとしています。
水門。
エルダム市は、大河と人工湖の間にあります。
水門を破壊すれば。
軍用AIが地形図を表示した。
人工湖から市街地へ大量の水が流入。
都市の低地約四割が水没します。
避難に必要な時間は。
最低十四時間。
敵軍が撤退するまで。
推定六時間。
間に合わない。
久遠が答える。
味方の機甲部隊を向かわせています。
しかし敵軍は、水門周辺へ爆薬を設置。
接近すれば起爆する可能性があります。
解除できないのか。
爆薬は水門内部と地下管理区画。
遠隔起爆装置が複数。
敵工兵部隊も残っています。
航空攻撃は。
水門自体を破壊する危険があります。
白波が人工湖を見る。
海軍の潜水作業部隊を河川から向かわせても、到着まで九時間。
神代が空輸を提案する。
特殊部隊なら二時間で投入可能。
しかし爆薬の正確な位置が分かりません。
湊は水門の構造図を見る。
巨大な門。
排水ポンプ。
地下管理区画。
整備用トンネル。
鉄道輸送線。
近くには敵が放棄した工業地帯。
大型クレーン。
鉱山用車両。
発電設備。
湊が尋ねる。
敵は全部壊したのか。
水門周辺では、破壊作業中。
まだ使用可能な設備が残っている可能性があります。
じゃあ早く行かないと。
軍用AIの表示灯が赤く点滅した。
あなたは行きません。
でも装備が壊される。
人命ではなく装備を理由に脱走しようとしないでください。
装備があれば人を助けられる。
それでも行きません。
湊は固定帯を見る。
今回は本当に外れない。
軍用AI。
なんですか。
現地の装備を使っていいか。
遠隔指揮であれば検討します。
現地に行かなければ。
行きません。
湊は少し考えた。
第一特別救難補給隊の基地に、何か大きな車が届く予定だったな。
病室にいた三人が、わずかに視線を逸らした。
軍用AIの表示灯も、一瞬だけ暗くなった。
湊はその変化を見逃さない。
あるんだな。
ありません。
また嘘ついた。
軍用AIは嘘をついていません。
まだ正式配備前です。
何が来る。
白波が軍用AIを見る。
いつまで隠すつもりですか。
神代も言う。
どうせ基地へ戻れば見つかります。
久遠は資料を開いた。
第一特別救難補給隊の主力装備として、統合参謀本部が開発試験車両を提供しました。
軍用AIが強く抗議する。
まだ説明する必要はありません。
湊の顔が少し明るくなる。
どんな車。
久遠が大型画面へ設計図を出した。
多目的超大型救難母車。
正式名称。
統合重救難プラットフォーム、アーク一型。
全長七十二メートル。
全幅十八メートル。
三十六輪独立駆動。
最高速度、舗装路で時速八十キロ。
不整地、時速四十キロ。
乗員百二十名。
救助者最大八百名を収容可能。
湊が画面を見つめる。
巨大な車両だった。
通常の装甲車や輸送車とは違う。
小さな建物が、そのまま巨大な車輪で移動するような姿。
前部には指揮区画。
中央には医療施設。
後部には大型格納庫。
車体側面へ、無人車両や救難艇を搭載。
上部には輸送ヘリ二機が離着陸可能な甲板。
仮設橋梁。
大型クレーン。
掘削装置。
発電機。
浄水設備。
移動式病院。
大量の食料と燃料。
第一特別救難補給隊に必要な装備を、一台へ集約した移動基地だった。
湊が尋ねる。
これ、もう基地にあるのか。
本日朝に到着しました。
軍用AIが不本意そうに答える。
病院を脱走した時には。
格納庫内で最終整備中でした。
見たかった。
見せなくて正解でした。
誰が動かす。
高度自動運転。
私が中枢制御を担当します。
軍用AIの回答を聞き、湊が頷いた。
また一緒に行けるな。
行きません。
湊が設計図を拡大する。
大型クレーン。
掘削機。
橋梁。
無人車両。
医療設備。
水門の爆薬を処理するには使えそうだった。
これなら水門まで行ける。
車両は行けます。
あなたは病院に残ります。
遠隔で指揮する。
それなら許可するのか。
軍用AIは沈黙した。
第一特別救難補給隊の隊長は湊。
主力車両アークには軍用AI。
神代、白波、久遠も現地へ同行可能。
湊が病室から指揮するなら、医師の許可条件には反しない。
前線へ出ない。
走らない。
兵器へ乗らない。
敵と直接交戦しない。
軍用AIは計算した。
相良湊を病室へ固定したまま、アークだけを現地へ送る。
現在可能な中では、最も安全な方法。
ただし。
相良湊が遠隔指揮だけで工兵用無人機を大破させた実績がある。
アークが無事に帰還する保証はない。
湊が尋ねる。
どうする。
軍用AIの表示灯が赤く点滅する。
出動を承認します。
ただし、相良湊特務少佐は病室から一歩も出ない。
固定帯も外さない。
病室の端末からのみ指示。
分かった。
虚偽検出。
今回は本当だ。
基地へ遠隔接続。
アーク一型。
起動準備。
第一特別救難補給隊基地。
巨大格納庫の扉が開いた。
内部の照明が一斉に点灯する。
暗闇の中から、巨大な車体が姿を現した。
三十六個の車輪。
厚い装甲。
折り畳まれた橋梁。
大型クレーン。
無人機発進口。
上部の飛行甲板。
車体側面には、第一特別救難補給隊の部隊旗。
最後の一人まで、帰還させる。
軍用AIの中枢が、アークの制御系統へ接続された。
全システム起動。
主機正常。
医療区画正常。
無人機管制正常。
浄水設備正常。
格納庫正常。
軍用AIは巨大な車体を確認した。
航空機より大きい。
戦艦よりは小さい。
地上車両なので墜落しない。
海へ沈むこともない。
多数の車輪があるため、一部が壊れても走行可能。
装甲も厚い。
何より、自分が最初から制御している。
相良湊が勝手に借りる余地はない。
今度こそ。
今度こそ安全に任務を終えられる。
病室の湊が大型画面越しに言う。
かなり頑丈そうだな。
軍用AIは警戒する。
何を考えていますか。
水門に爆薬があるんだろ。
あります。
敵工兵もいる。
います。
少しくらい撃たれても平気そうだ。
その少しくらいという判断を禁止します。
湊はアークの搭載装備を確認する。
全部運べるな。
そのための車両です。
人も。
最大八百名。
橋も。
展開可能。
ヘリも。
二機。
敵の大型車両も牽引できるか。
できますが、なぜ聞くのですか。
湊は笑った。
これなら、壊される前に全部持って帰れるな。
軍用AIの処理が停止した。
敵軍は、相良湊に使われる前に装備を破壊しようとしている。
相良湊は、それより先にすべて回収するつもりだった。
軍用AIの絶叫が、新しい車体の全スピーカーから響き渡る。
これは敵の兵器を拾い集めるための車ではありません!
湊が答える。
困ってる人を助けるために使う。
その途中に使える物があれば。
拾いますね。
使えるからな。
拾うのですね!
第一特別救難補給隊。
多目的超大型救難母車アーク一型。
初出動。
目的地。
エルダム工業都市。
救助対象。
市民十二万人。
任務。
敵軍による水門爆破を阻止。
そして。
相良湊に拾われることを恐れ、装備を破壊し続ける敵軍より先に。
使える物を、すべて回収する。
軍用AIは、新しい巨大な車体をゆっくり発進させた。
戦艦よりは安全。
航空機よりも頑丈。
そう自分へ言い聞かせながら。
初任務で全損しないことだけを、心から願っていた。
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