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ご都合主義なのは主人公? それとも作者?

大人の事情とは一体どんな事情だろう。

 が、しかし制作会社の跡形もなくなっていた。


「打つ手がなくなった……どうすれば」

「後少し連載が早ければ間に合ったんだが」


 僕はあの後普通に学校生活を楽しんだ。

 進展のないストーリーは1ヶ月もすすんだのだった。


「僕は学生だ。休むことできない」

「なら学校を破壊すればいい。それ以外にないだろう」


 破壊できるぐらいなら倒しに行っているよ。


「最終奥義リワインド(巻き戻し)を使うんだ!」

「倒産する前に戻すって事か、でもタダで行えるの?」


「お前の家一軒で発動する値段だ、安い」


 僕は家を、土地を償還の為のお金にしてリワインドを発動させる。風が吹き荒れる天は曇り、地はうねり上げる。すごい、これが究極魔法!?


「あ、やべっ。魔法間違えた」


 そんな声が聞こえる事もなく、僕は今か今かとワクテカしていた。

 僕が意識を失い、目を覚ますとそこは異世界だった――なはずもなく、荒れた僕の世界だった。

 さっきと立っている場所は同じはずなのに僕の家だった場所には知らない建物が建ち、唖然。


「他の平行軸をいく世界だ」


 家を失った僕はある意味僕の世界にやってきた。


「うぁぁあぅぉぉ」


 周りでは唸る声がどこからともなく聞こえる。カクカクと僕の元へと歩み寄る少女の体は腕が一本なかった。


「ゾンビ?」


 とってもバイオレンスな世界になったようだ。

さよなら

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