死が俺を待っている☆×2
お久しぶり
「おかげでグロに耐性が出来たよ」
「これでわかっただろう。題名通り『死が俺を待っている☆』の主人公は男だったのだ」
なに! あの夢は伏線だったのか!?
「音声がないこの物語に無理やりねじ入れるなど些細なことよ」
「じゃあ僕は修行によってどんな成果を手に入れたの?」
「死活問題に陥れば陥るほどに強くなる。主に精神的に」
いらないよ。自業自得だよそれ。
「なんで生死の問題じゃなくて経済上の問題になるのさ?」
「理由はある。『死が俺を待っている☆』の会社が倒産の危機に陥ってる」
僕は関係ないだろ。僕はお金持っているし。
「お前の通帳には一銭の金も入っていなかった」
ちくしょお!
僕はすぐさま通帳の残高を見るとあれだけあった金は下ろされていた。
「僕はこれからどうやって生きていけば良いんだ……」
「さあこの会社で働こうよ! 皆温かい人ばかりだからさ! なあに、心配なんて必要ないよ」
「嫌だよ。それに今なら精神上強いんじゃないの?」
「馬鹿野郎。精神上で強くなっても金がなけりゃ意味がないだろうが!」
な、なるほど。この会社を立て直せば僕はお金も手に入るし、腹黒くもなれると。
「あまり話が長いのは無理だから、一ヶ月ぐらいで経済的に楽にすれば良い」
僕は最初に覚えた魔法、『お前誰だよ? ん? 田中君か』を使ってこの会社『ブラックアウト』に潜入する。
ばいばい




